アナゴ科とは? わかりやすく解説

アナゴ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:43 UTC 版)

ウナギ目」の記事における「アナゴ科」の解説

アナゴ科 Congridae は3亜科30属・約194種で構成される世界中熱帯温帯海域分布する側線は完全で、ほとんどの種類胸鰭をもつ。 クロアナゴ亜科 Congrinae - 約22属で構成され、マアナゴ・クロアナゴなどが所属する背鰭臀鰭鰭条には分節があり、発達した胸鰭をもつ。アイアナゴ属 Uroconger キツネアナゴ属 Rhynchoconger ギンアナゴ属 Gnathophis クロアナゴConger ヒモアナゴ属 Acromycter 他17チンアナゴ亜科 Heterocongrinae - 2属を含み、チンアナゴ・シンジュアナゴなどが属する。背鰭臀鰭鰭条分節もたない胸鰭小さいか、もたない場合もある。体は細長く口は小さい。下顎上顎よりも突き出ている。砂地海底集団生息し巣穴から体を垂直に伸ばして漂うプランクトン類を捕食する習性をもつ。シンジュアナゴ属 Gorgasia チンアナゴ属 Heteroconger ホンメダマアナゴ亜科 Bathymyrinae - 6属からなりゴテンアナゴなどを含む。背鰭臀鰭鰭条分節しない。胸鰭はよく発達している。ゴテンアナゴ属 Ariosoma メダマアナゴ属 Parabathymyrus 他4属(Bathymyrus、Chiloconger、Paraconger、Kenyaconger)

※この「アナゴ科」の解説は、「ウナギ目」の解説の一部です。
「アナゴ科」を含む「ウナギ目」の記事については、「ウナギ目」の概要を参照ください。

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