アイオロスの球とは? わかりやすく解説

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アイオロスの球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 09:34 UTC 版)

アイオロスの球(アイオロスのたま、aeolipile)またはヘロンの蒸気機関(ヘロンのじょうききかん、Hero engine)は羽根のない簡単な半径流蒸気タービンであり、中央の水容器を熱することにより回転する。チップジェット[1]またはロケット[2]のように、タービンから蒸気を噴出することにより、その反動力でトルクを生み出す。紀元1世紀ごろ、アレクサンドリアのヘロンがこの装置を文献に記し[3]、多くの文献が彼が発明者だとしている。


  1. ^ jet engine
  2. ^ NASA Glenn Learning Technologies Project (LTP)
  3. ^ a b c "Pneumatica: Section 50 – The Steam Engine"
    from The Pneumatics of Hero of Alexandria (1st century AD), translated from the original Greek by Bennet Woodcroft (Professor of Machinery in University College London) published 1851 by Taylor Walton and Maberly (London) – online edition[リンク切れ] accessed 2009-07-03
  4. ^ "turbine." Encyclopedia Britannica. 2007. Encyclopedia Britannica Online. 18 July 2007.
  5. ^ a b c d "デ・アーキテクチュラ De Architectura": Chapter VI (paragraph 2)
    from "Ten Books on Architecture" by Vitruvius (1st century BC), translated by Bill Thayer, published 17, June, 08 [1] accessed 2009-07-07
  6. ^ Aeolipile


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