水谷郁夫とは? わかりやすく解説

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水谷郁夫

水谷郁夫の俳句

うしろ髪長く曳きたる冬帽子
にぎやかに散りにぎやかに咲く木槿
ボート漕ぐ背後の未来見えぬまま
佐呂間砂嘴地球の端の落雲雀
修羅多き身も曝さるる涅槃西風
冬の蟻木洩れ日求めつつありく
初時雨銀杏ひたすら地に残り
勤勉が身の破滅にて蟻の列
十三夜長きもめごと終へにけり
地にありてなほ沙羅の花白きなり
外の闇こがらし鳴りて内の闇
控へ目に照葉となりぬ山法師
春泥や心変りのする程に
月曜日朝のラヴェルは蒸し暑く
木の葉木菟ドン・キホーテを悼むかに
核心に触れず向き合ひ冷奴
炎昼や街に縄紋人あふれ
空蟬のまなこに光ありにけり
落葉掃くとき紛れなき人ごころ
衣更へ逢魔が刻も華やげる
陽のさきへ追ふ夢あり続け
風なくてひとひら舞ひぬ山法師
風花や空の渚のしぶくとき
 




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