ねぐ

デジタル大辞泉

ね・ぐ【^▽労ぐ／^×犒ぐ】

読み方：ねぐ

［動ガ上二］

１ 神の心を慰めて、加護を願う。

「和魂(にきみたま)を—・ぎて王船(みふね)の鎮めとし」〈神功紀〉

２ いたわる。慰める。ねぎらう。

「勇みたる猛き軍士(いくさ)と—・ぎ給ひ」〈万・四三三一〉

ね・ぐ【^▽祈ぐ】

読み方：ねぐ

［動ガ四］祈願する。いのる。

「いその神ふりにし恋のかみさびてたたるに我は—・ぎぞかねつる」〈拾遺・恋四〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ねぐ

出典:『Wiktionary』 (2020/06/13 15:16 UTC 版)

動詞:労ぐ

ねぐ【労ぐ】

1. 労（ねぎら）う。

ね-ぐ 動詞活用表（日本語の活用）

ガ行上二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
ね	ぎ	ぎ	ぐ	ぐる	ぐれ	ぎよ

動詞:祈ぐ

ねぐ【祈ぐ】

1. 願（ねが）う、祈願する。

ね-ぐ 動詞活用表（日本語の活用）

ガ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
ね	が	ぎ	ぐ	ぐ	げ	げ

派生語

• 禰宜（ねぎ）

Weblio日本語例文用例辞書

「ねぐ」の例文・使い方・用例・文例

• 呪いはひな鳥のようにねぐらに戻ってくる。
• 鹿は木の葉のねぐらで眠った。
• 人の住まない農家の納屋をねぐらと定めた.
• 鳥がねぐらに就く
• 鳥がねぐらに就いている
• 鳥はねぐらへ帰り行く
• ねぐらを離れる
• ねぐらで寝ている鳥
• 日暮れになってねぐらへ帰る烏
• 富山県黒(くろ)部(べ)市(し)が，同市をねぐらにしているメスのトキに特別住民票を交付した。
• トキメキが黒部市内で最初に目撃されてから１か月後の６月15日，住民票の交付式がトキメキのねぐらの近くで行われた。