にやん
読み方:にゃん
- 屋根伝ニ忍入ルノ所為-猫ノ鳴ク声ニ真似テ云ヘル。〔第三類 犯罪行為〕
- 屋根伝ひに忍び込むこと。盗賊の用ふる隠語。
- 〔犯〕屋根伝ひにて忍び込む盗犯をいふ。猫の意味から来た語である。
- にやんは屋根伝ひに忍び入るもの。「キネズミ」「伝ひ」「這ひ」「御軽伝ひ」「雷」「エテ」なども之と同じである。
- 屋根伝へといふこと。ニヤンは猫でよく屋根伝へをするから。〔刑事〕
- 〔隠〕犯罪者間にて屋根を伝ふことをいふ。猫はよく屋根を伝つていくからである。
- 屋根伝へに行くことをいふ。
- 屋根伝ひに忍び入る窃盗のこと。猫の泣き声より。
- 屋根伝忍込強盗。萩 不良仲間。
- 〔犯〕屋根を伝うこと。猫はよく屋根を伝うのでたとえた語。
- 屋根伝いに忍び込む強盗。〔一般犯罪〕
- 屋根伝いの忍込み(盗犯手口)。「にやん」は猫のなき声で足音を忍ばせて歩くの形容。〔盗〕
- 屋根ずたいに忍込む強盗。猫のなき声より。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
「にやん」の例文・使い方・用例・文例
- にやんのページへのリンク