てから に

デジタル大辞泉

てから‐に

［連語］《「に」は接続助詞。近世以降の語》倒置法または言いさした形で文末に用いられ、不満・不快の意を込める。…たりして。

「年寄りの癖に出しゃばっ—」〈滑・浮世風呂・二〉

大阪弁

（て）から、（て）からに

大阪弁	訳語	解説
（て）から、（て）からに	て、たりして	「から」+接続助詞「に」。動詞のテ形に続いて、強調を表す。文末表現。あんたやったらでける子ぉやねやさかい、は、あなたはやったらできる子なんだから、せんど言うといてからに、は、さんざん言っておいて本当にもう、という意味。

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「てからに」の例文・使い方・用例・文例

• あの政治家のらりくらりしよってからに。
• １８歳になってからには、そのようなことはすべきではない。
• ボートの水をすくってからにする.
• 人に会う時は髪のほつれを直してからにしなさい.
• 日が暮れてからになるだろう
• 中にあるものを除いてからにする