定義
読み方:ていぎ
「定義」とは、ある物や事柄をこういうものであると端的に伝えるための説明のことを意味する表現。
また、ある言葉の定義は、属する集団によって、辞書的な定義とは、異なってくることがある。言葉には、いろいろな意味があるが、うちの集団では、こういう意味で使いますよ、と決めるわけである。その決める行為を「定義する」と言い、決められたものを「定義」と呼ぶ。たとえば、「強い風」という言葉は、木の葉が落ちるくらいの風かもしれないし、洗濯物が飛ばされてしまうくらいの風かもしれない。しかし、気象庁では、「風速が15m/s以上、風速20m/s未満の風。」と定義している。
使う言葉や、事柄の意味をきっちりと定めることだ。たとえば、「禁煙」という言葉がある。家で「禁煙する」と宣言する場合なら、「一日中たばこを吸わないことを禁煙とする」なのか、「家ではたばこを吸わないことを禁煙とする」なのかといったことをきっちりと決めることである。
これと決めているということだ。たとえば、「地上に降ってくる水滴で、直径0.5ミリメートル以上のものを雨と呼ぶと定義している。」といった用法がある。
ある物事に関し、相手や集団がどのように定めているのかを知りたい時に使うことができる。たとえば、「気象庁では、木枯らしのことをどのように定義しているのかしら」のような使い方ができる。
ある物事のことを、いろいろな理由から考えてこのような物または事象であると説明することができるということである。たとえば、「睡眠は、次の日への活力を養うものであると定義できる」のような使い方ができる。
「存在」について、これが存在ということだ、または、存在しているとはこういうことだと端的に説明すること、またはその説明。
・「すべての角が直角で、すべての辺の長さが等しい四角形」というのが、正方形の定義だ。
・円の定義をすらすらと言ってみせる。
・「見た目が赤色で、甘味があり、酸味が強い場合もある果物」という定義では、それがりんごであることは特定できない。
・「存在する」ということについて定義するのは難しい。ああでもない、こうでもないと考えていると頭がこんがらかってくる。
・「美人」の定義は、国によっても異なるし、時代によっても異なる。
・幸せの定義は、人によってちがう。お金がたくさんあることを幸せだと考える人もいるだろし、家族円満なことが幸せだと感じる人もいる。
・民話の定義とは、どのようなものなのか調べてみる。
・爬虫類の定義を知りたい。
「定義」とは、ある物や事柄をこういうものであると端的に伝えるための説明のことを意味する表現。
「定義」とは・「定義」の意味
「定義」の意味は、事象や物事をわかりやすく簡潔に説明すること、またその説明のことである。たとえば「雨」は、辞書には、「広範囲にわたって、空から降ってくる水滴・雨の降る天気・雨のように降ってくる様子を形容する言葉」などと定義されている。「雨」という物、または事象の概念を説明しているのだ。いずれも、簡潔な短文である。また、定義は、絶対に変わらないのものではなく、立場や時代によって変化する。たとえば、成人の定義は、国によって違う。日本でも2022年4月1日には、「満20歳から成人である」という定義から「満18歳から成人である」という定義へと変更された。また、ある言葉の定義は、属する集団によって、辞書的な定義とは、異なってくることがある。言葉には、いろいろな意味があるが、うちの集団では、こういう意味で使いますよ、と決めるわけである。その決める行為を「定義する」と言い、決められたものを「定義」と呼ぶ。たとえば、「強い風」という言葉は、木の葉が落ちるくらいの風かもしれないし、洗濯物が飛ばされてしまうくらいの風かもしれない。しかし、気象庁では、「風速が15m/s以上、風速20m/s未満の風。」と定義している。
定義の語源・由来
「定義」という言葉は、「義を定める」に由来して成立している。「義」という字が表す意味の一つに、「意味」がある。そして、「定める」とは、「これと決める」という意味だ。そこから、「ある事象や事物の意味をこれと決める」という意味になった。「定義」の熟語・言い回し
定義を決めるとは
使う言葉や、事柄の意味をきっちりと定めることだ。たとえば、「禁煙」という言葉がある。家で「禁煙する」と宣言する場合なら、「一日中たばこを吸わないことを禁煙とする」なのか、「家ではたばこを吸わないことを禁煙とする」なのかといったことをきっちりと決めることである。
定義しているとは
これと決めているということだ。たとえば、「地上に降ってくる水滴で、直径0.5ミリメートル以上のものを雨と呼ぶと定義している。」といった用法がある。
どのように定義とは
ある物事に関し、相手や集団がどのように定めているのかを知りたい時に使うことができる。たとえば、「気象庁では、木枯らしのことをどのように定義しているのかしら」のような使い方ができる。
定義できるとは
ある物事のことを、いろいろな理由から考えてこのような物または事象であると説明することができるということである。たとえば、「睡眠は、次の日への活力を養うものであると定義できる」のような使い方ができる。
存在定義とは
「存在」について、これが存在ということだ、または、存在しているとはこういうことだと端的に説明すること、またはその説明。
「定義」の使い方・例文
・太陽と地球の関係について、昔は、「太陽が地球の周りを回っている。」という定義があった。・「すべての角が直角で、すべての辺の長さが等しい四角形」というのが、正方形の定義だ。
・円の定義をすらすらと言ってみせる。
・「見た目が赤色で、甘味があり、酸味が強い場合もある果物」という定義では、それがりんごであることは特定できない。
・「存在する」ということについて定義するのは難しい。ああでもない、こうでもないと考えていると頭がこんがらかってくる。
・「美人」の定義は、国によっても異なるし、時代によっても異なる。
・幸せの定義は、人によってちがう。お金がたくさんあることを幸せだと考える人もいるだろし、家族円満なことが幸せだと感じる人もいる。
・民話の定義とは、どのようなものなのか調べてみる。
・爬虫類の定義を知りたい。
てい‐ぎ【定義】
読み方:ていぎ
[名](スル)
1 物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること。「敬語の用法を—する」
2 論理学で、概念の内包を明瞭にし、その外延を確定すること。通常、その概念が属する最も近い類と種差を挙げることによってできる。
てい‐ぎ【庭儀】
てい‐ぎ【提議】
ていぎ 【庭儀】
→ 縁儀
ていぎ
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