だろ・うとは? わかりやすく解説

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だろ◦う〔だらう〕

連語断定の助動詞「だ」の未然形推量助動詞「う」不確かな断定、あるいは推定の意を表す。「彼はきっと成功する—◦う」「むこうの山が南アルプス—◦うか」→のだろう

[補説] 現代語では、主に「う」「よう」が話し手意志を表すのに対し、「だろう」は広く用言接続して推量を表すのに用いられる。「だろう」を一語助動詞とみる説もある。


だろう

出典:『Wiktionary』 (2021/12/20 15:28 UTC 版)

助動詞

だろう

  1. 助動詞のうち、断定助動詞「だ」の未然形推量助動詞「う」がついたで、不確かではあるが一応の断定、あるいは推量表す
  2. 相手気づいてもらうためのうながし確認を表す。〜じゃないか
  3. 相手への確認の形で非難不満投げやり語気などを表す。
  4. 疑問反語語気いくぶんやわらげる

用法

現在ではすべての用言、およびさまざまな助動詞接続できる点で「だ」とは異なる。以下の例では、いずれも「だ」は不可

かつては「う」、「よう」が同じ意味を表したが、現在では非常に硬い文体にしか使われない

  • きっと来よう
  • きっと高かろ
  • 読まなかろ
  • 読まれよう

だろう」および丁寧形の「でしょう」は、口語では一般に「だろ」および「でしょ」になる。これらは、「だ」「です」より丁寧度が低い。丁寧形使わない親し間柄でも、でしょ」を使える

例: AとBは対等友人

A: 「さっきの本、どこに置いた?」
B: 「の上にあるだろ。」 (ややぞんざい)
B: 「の上にあるでしょ。」 (普通)

例: AはBの上

A: 「さっきの書類はどこですか?」
B: 「の上にあるでしょ。」 (ぞんざい)
B: 「の上にあるでしょう。」 (ややぞんざい)
B: 「の上ありますでしょう。」 (可能)
B: 「の上にありませんか?」 (言い換え、普通)

活用

未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
だろう (だろう) 変化型

類義語


「だろう」の例文・使い方・用例・文例

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