さがみとは? わかりやすく解説

さがみ【サガミ】(果樹)

登録番号 第5433号
登録年月日 1997年 3月 7日
農林水産植物の種類 ぶどう
登録品種の名称及びその読み さがみ
 よみ:サガミ
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 青木一
品種登録者の住所 神奈川県藤沢市高倉830番地
登録品種の育成をした者の氏名 青木一
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「巨峰」の実生から選抜育成されたもので,果房大きさは大,果粒の形が短楕円大きさがかなり大,果皮の色青黒又は紫黒で,育成地(神奈川県藤沢市)において8月下旬から9月上旬成熟する早生種である。  拡がりは中,樹勢はやや弱である。熟太さはやや細,色は暗褐,綿毛密度は無~粗,節間横断面の形は円である。幼先端の色は薄赤,綿毛密度は中,巻きひげ着生は2である。花穂着生数は中,形は複穂円錐,花性は両性である。成葉身の形五角形,裂片数は5片,葉縁鋸歯の形は両側直線葉柄裂刻の一般的な形は広く開く,上裂刻の一般的な形は開く,深さは中,成大きさは小,成上面の色は緑,下面の色は黄緑葉柄の色は淡紅中肋対す葉柄長さの比は短,太さは中である。穂梗の太さは中,長さは短である。果房の形は有岐円錐大きさは大(430g程度),着粒の密度はやや粗,果梗の太さはやや太,長さは長,色は緑である。果粒の形は短楕円大きさはかなり大(10g程度),果皮の色青黒又は紫黒,果粉の多少は多,果皮厚さは厚,果皮果肉分離性は易である。果肉の色は不着色,肉質崩壊性,甘味は中(糖度17%程度),酸味及び渋味は少,香気フォクシー果汁多少は多である。種子有無は有,数及び形は中,大きさは大である。開花期は中,成熟期は早で育成地において8月下旬から9月上旬,花振いの多少は少,無核果粒の混入及び裂果多少は無~極少,果梗の強さ,果梗と果粒分離及び果実日持ち性は中である。  「巨峰」と比較して,熟太さが細いこと,成の裂片数が5片であること,穂梗の長さが短いこと,花振いの多少少ないこと等で,「ピオーネ」と比較して,熟太さが細いこと,穂梗の長さが短いこと等で,「藤稔」と比較して,成大きさ小さいこと,果粒大きさ小さいこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,昭和59年出願者が自園(神奈川県藤沢市)において,「巨峰」の種子100粒をは種,63年初結実,平成元年から特に花振い性に着目して選抜3年最終選抜4年から増殖を行うとともに,特性の調査確認行って育成完了したのである






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