きじむなーとは? わかりやすく解説

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きじむなあ

沖縄妖怪。ガジュマル・アコウなどの古木の精で、赤ら顔童形をしているという。


キジムナー

読み方:きじむなー

沖縄に伝わる想像上妖怪山原(ヤンバル)では、ブナガヤという。赤髪オカッパ、目がくりくりとした身長1メートルくらいの身長で、ガジュマルの木宿るといわれる人間によくいたずらをするが、一度仲良くなる親切にしてくれるという。の左の目が好物で、苦手なものと屁だとか。

キジムナー

(きじむなー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 20:25 UTC 版)

キジムナーは、沖縄諸島周辺で伝承されてきた伝説上の生物、妖怪で、樹木(一般的にガジュマルの古木であることが多い)の精霊。精魔、セーマグ、ブナンガヤー、ブナガイ、ミチバタ、ハンダンミー、アカガンダーなどとも呼ばれる[1]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 島袋源七 著「山原の土俗」、池田彌三郎他 編 『日本民俗誌大系』 1巻、角川書店、1974年9月、346-347頁。ISBN 978-4-04-530301-2 
  2. ^ a b c d e f 村上健司編著 『妖怪事典』毎日新聞社、2000年4月、131-132頁。ISBN 978-4-620-31428-0 
  3. ^ 千葉幹夫 『妖怪お化け雑学事典』講談社、1991年7月、272頁。ISBN 978-4-06-205172-9 
  4. ^ 宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』学習研究社〈GAKKEN MOOK〉、2007年5月、98頁。ISBN 978-4-05-604760-8 
  5. ^ & 村上 2000, p. 201.
  6. ^ 村上健司編著 『日本妖怪大事典』角川書店〈Kwai books〉、2005年7月16日、113-114頁。ISBN 978-4-04-883926-6 
  7. ^ 精霊の宿る植物 Plants with Spirit or Fairy”. 草と木と花の博物史 Plants in Culture. 2008年11月19日閲覧。[リンク切れ]


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