オイル・バンクとは? わかりやすく解説

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オイル・バンク

読み方おいる ばんく
【英】: oil bank

水攻法などにおいて、圧入流体前面形成される飽和率高くなった部分をいう。
オイル・バンク形成最大因子易動度比である。水攻法場合易動度比が好ましい場合易動度比<1)には、油の易動度地層水および圧入水のそれより大きいため、孔隙こうげき}内を移動する速度に差が生じその結果圧入水の前面に油飽和率の高い部分、すなわちオイル・バンクが形成されやすい。また、ガス圧入法ケミカル攻法場合には、ミシブル・ゾーンの前面にオイル・バンクが形成されることになるが、この場合には油と圧入流体界面張力低下することにより置換効率高くなるため、水攻法比べて採収率高くなるといわれている。

図 水攻法適用時の流体分布図



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