えふよんでぃーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > えふよんでぃーの意味・解説 

【F4D】(えふよんでぃー)

Douglas F4D Skyray(スカイレイ)
1940年代ダグラス社が開発した全天候艦上戦闘機

第二次世界大戦後ドイツからもたらされ無尾翼デルタ翼機のアイデアベ-スに、1947年から開発開始された。
しかし、搭載する予定だったJ40ターボジェットエンジン開発遅れたために搭載するエンジンが決まらず、たびたび設計変更なされた

アフターバーナー付きのJ40-WE-8が搭載され試作機1953年世界速度記録樹立し初めて「陸上機より速い艦上機となった
しかし、量産機エンジンはより強力で信頼性の高いJ57変更され、また初のAIM-9搭載機となることが決まったため、部隊配備1956年ずれ込んだ

最終的に419機が製造されアメリカ海軍アメリカ海兵隊26個の第一線及び支援飛行隊配備された。
武装20mm機関砲4門、7箇所ハードポイントAIM-9を2~4発、ロケット弾ポッド2個などを搭載した

1962年には名称がF-6変更されたが、第一線からは1964年退き最後機体1969年退役した
一部機体ターゲットドローン曳航機として採用され「DF-6A」と呼ばれた

後継機として、胴体延長しGE-J79エンジン積んだF5D Skylancer(スカイランサー)」が開発されたが、最終的に並列開発していたF8Uクルセイダー採用されキャンセルされた。

スペックデータ

派生型(カッコ内は発注・生産機数)




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

えふよんでぃーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



えふよんでぃーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS