いわた13号【イワタ13ゴウ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10870号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | いわた13号 よみ:イワタ13ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 日本たばこ産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柏原正和、沼澤広宣、中村崇、山本敏央 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ひとめぼれ」に「いわた3号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(静岡県磐田郡豊田町)における成熟期は早生の早、しま葉枯病抵抗性品種群は外国稲型の水稲、粳種である。草型は偏穂数、稈長はやや短、細太、剛柔、葉身毛茸の有無と多少及び止葉の直立の程度は中、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中、穂数はやや多、粒着密度は中、穂軸の抽出度はやや長、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄、フェノール反応は無である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、粒色は白、色沢及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の上、光沢はやや良、香りは無、腹白の多少は極少、胴割の多少は少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の早、障害型耐冷性はやや強、穂発芽性は難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。穂いもちほ場抵抗性は強、葉いもちほ場抵抗性は中、しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)、萎縮病抵抗性品種群別及びツマグロヨコバイ抵抗性品種群は感受性群、トビイロウンカ抵抗性遺伝子型は+である。「あきたこまち」及び「ひとめぼれ」と比較して、稈長が短いこと、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に日本たばこ産業株式会社遺伝育種研究所(静岡県磐田郡豊田町)において、「ひとめぼれ」に「いわた3号」を交配し、雑種第3代で個体選抜を行い、以後、系統育種法により固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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