あすかとは? わかりやすく解説

アスカ【ASCA】


アスカ【ASCA】


あすか【明日香】

読み方:あすか

日本歌誌昭和11年1936)に今井邦子創刊し女性だけの同人誌昭和23年1948終刊


あすか【ASCA】


あすか【飛鳥/明日香】

読み方:あすか

奈良県高市郡明日香村のこと。また、その付近一帯の称。推古朝以来余年、都が置かれ橘寺(たちばなでら)・石舞台古墳高松塚古墳など史跡が多い。

[補説] 「飛鳥」の表記は、「あすか」にかかる枕詞とぶとりの」の「とぶとり」を当てたもの。書名別項。→明日香


艦艇(試験艦「あすか」型)

■6102「あすか」 
 
基準排水量
  4,250t
主要寸法
  151x17.3x10.0x5.0m
長さ、幅、深さ喫水
船 型
  甲板
主機械
  ガスタービン2基2軸
馬 力
  43,000PS
速 力
  27kt
特殊装置
  なし
定 員
  70名

【あすか】(あすか)

JMSDF Asuka(ASE-6102).

海上自衛隊保有運用する試験艦
水上艦搭載され各種装備試験・評価を、防衛省技術研究本部からの委託によって行うテストベッドとして1995年就役した。
現在は自衛艦隊隷下の「開発隊群」に属し横須賀基地母港としている。

任務性格上、行われる試験の内容に応じて艤装変更される
また、巨大な上部構造物を搭載する場合備えて大型バラストタンク装備している。
試験艦ではあるが、有事の際には護衛艦への転用可能なよう設計されている。

スペックデータ

同型艦

ase6102.jpg
Photo:MASDF

【飛鳥】(あすか)

1970~1980年代科学技術庁航空宇宙技術研究所NAL)が開発したSTOL短距離離着陸実験機
ローカル線区用のSTOL旅客機開発するためのテストベッドとして川崎重工製作された。

機体は、川崎航空自衛隊納入していたC-1輸送機ベース新規製作されNAL開発した低騒音ターボファンエンジン4基を主翼上に搭載した
このエンジン排気主翼の上面に流し、更にフラップで下へ向けてコアンダ効果揚力高める「USB」という手法によって離陸滑走距離を短縮するようになっていた。

同機1985年1989年にかけて試験飛行が行われ、一定の成果収めたが、ここから実用機開発・製作を進めるにはコスト膨大にかかり、また、地方空港でも滑走路延伸などの設備改良によって通常型機体離発着できるところが増え研究そのもの意義薄まったため、プロジェクト終了と共に除籍された。

現在、同機岐阜県各務原市の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」にて展示保存されている。

スペックデータ

全長29.0m
全高10.2m
全幅30.6m
主翼面積120.5m²
全備重量38,700kg
エンジンFJR710/600S 低騒音ターボファン推力4,290kg)×4基
最大速度600Km/h
航続距離1,600km
着陸距離480m

あすか

分類:人工衛星


名称:第15号科学衛星「あすか」/Astronomy Satellite-D(ASTRO-D)
小分類:科学衛星
開発機関・会社:宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
運用機関会社:宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げ年月日:1993年2月20日
運用停止年月日:2001年3月2日
打ち上げ国名機関:日本/宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げロケット:M-3SII
打ち上げ場所:鹿児島宇宙空間観測所(KSC)
国際標識番号:1993011A

あすかは、近くの星から遠方銀河に至るすべての種類天体を、X線観察することを目的開発された、日本4番目のX線天文衛星です。
軽量ですが、最新X線観測技術取り入れた高性能X線天文台です。4台のX線反射望遠鏡をのせ、各焦点X線撮像分光装置(焦点面検出器)が置かれており、焦点面検出器には蛍光比例計数管2台と、X線CCDカメラ2台を用いてます。これらによって、1980年代後半活躍したぎんがの検出限界より数百倍の微弱なX線天体をとらえることができます
また、X線天文学計画ではぎんが、あすかで共同研究行ないました。あすかではX線反射望遠鏡X線CCDカメラなど、さまざまな部分日米共同開発協力が行なわれ、さらにX線天文衛星計画においても種々の日米協力が行なわれていましたが、2001年3月2日大気圏突入し、約8年にわたる運用終了しました

1.どんな形をして、どんな性能持っているの?

あすか外観図
あすか外観

円筒形本体に、翼のような太陽電池パドル広がった形をしています。重量は417kgです。
あすかはX線により天文観測行ないますが、とらえることができる波長範囲は1~20オングストロームで、これはぎんがに比べ蛍光比例計数管で2倍以上でX線CCDカメラは約10倍の波長分解能持ってます。

2.どんな目的使用されるの?
あすかは宇宙空間の星・銀河X線観測銀河団などの宇宙最深部X線による観察目的としています。超新星残骸銀河団の超高温プラズマをはじめ、中性子星ブラックホール等のX線星クエーサー活動銀河分光学研究感度活かした微弱天体探索宇宙最深部観測使用されます。

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
1993年3月17日蛍光比例計数管によりX線天体初めての撮像観測成功しました1993年4月5日には発見されたばかり銀河M81の超新星SN1993JからのX線をとらえることに成功しました開発だけではなく観測運用にも外国人研究者加わり国際的なX線天文台として活躍していましたが、2001年3月2日大気圏突入し、約8年にわたる運用終えました

4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
ひのとり、てんま、ぎんが、ASTRO-Eあります

5.どのように地球を回るの?
高度620kmから520km、傾斜角31度の略円軌道です。

参考文献:大林辰蔵監修日本宇宙科学19522001」=東京書籍斎藤成文日本宇宙開発物語三田出版会


飛鳥

読み方
飛鳥あすか

明日香

読み方
明日香あすか

あすか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 14:24 UTC 版)

あすかアスカ は、日本の男性と女性の姓と名前。


  1. ^ キュアフラミンゴ | キャラクター | トロピカル~ジュ!プリキュア”. 東映アニメーション. 2021年8月1日閲覧。


「あすか」の続きの解説一覧

あすか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 23:29 UTC 版)

かすが (列車)」の記事における「あすか」の解説

あすかは、1965年3月特急くろしお」が運転を開始したのにあわせ、「くろしお」で使用されていた車両間合い活用して運転され特急列車である。名古屋駅 - 東和歌山駅(現:和歌山駅)間で運転されたが、天王寺駅経由せずに阪和貨物線経由して関西本線乗り入れていた。 「あすか」の運転開始あわせて優等列車が1本も停車していなかった金岡駅堺市駅改称され食堂車連結されるなど旅行需要開発が行われたが、車両運用都合優先したダイヤ設定利用者ニーズに合わなかったこと、関西本線内は「かすが」とほぼ同一速度所要時間運転され運転時間似通っていたこと、料金も「かすが」の方が安かったことなどから人気がなく、1966年春に食堂車営業休止、さらに同年秋に全車自由席として料金値下げ行ったものの効果は全くみられず、1967年10月廃止された。 列車名は、奈良県中央部位置する高市郡明日香村あたりの地域である飛鳥から採られている。「あすか」のヘッドマークには「飛鳥」の二文字添えられていた。なお、「あすか」以外で平仮名列車名ヘッドマーク漢字添えられていたのは、気動車特急時代の「ひたち」(常陸)、161系181系電車特急時代「とき」朱鷺)である。 停車駅 名古屋駅 - 四日市駅 - 亀山駅 - 伊賀上野駅 - 奈良駅 - 王寺駅 - 堺市駅 - 東和歌山駅

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あすか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 19:34 UTC 版)

洲崎西」の記事における「あすか」の解説

洲崎ラジオ内で呼んでいる西の愛称2014年入ってからは「あっちゃん」とも呼ぶようになった

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あすか(高速船)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 03:10 UTC 版)

粟島汽船 (新潟県)」の記事における「あすか(高速船)」の解説

1989年4月竣工2010年10月31日運航終了墨田川造船建造限定沿海 125総トン全長33.70m、垂線間長27.50m、幅6.50m、深さ2.73m、満載喫水1.10m、ディーゼル3基、機関出力3,000PS、最大速力29.1ノット航海速力24.5ノット乗組員3名、旅客定員173やまさ海運売却され改造の上マルベージャ」として軍艦島クルーズ港内クルーズなどに就航している。

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あすか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 15:21 UTC 版)

魔法少女・オブ・ジ・エンド」の記事における「あすか」の解説

物語キーパーソン思われる「もう1人のつくね」。二重人格者風でつくねの体から出没し魔法少女出現深く関わっている。また、魔法少女出現以前には誠一・・みきを脅してきた。

※この「あすか」の解説は、「魔法少女・オブ・ジ・エンド」の解説の一部です。
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