した【舌】
読み方:した
1 口腔底から突出している筋肉性の器官。粘膜に覆われ、非常によく動き、食物の攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け、味覚・発音をつかさどる。べろ。
3 雅楽器の篳篥(ひちりき)のリード。2寸(約6センチ)ほどに切った蘆(あし)の一端をつぶして吹き口とし、他の一端に和紙を巻いて管に差し込んだもの。蘆舌(ろぜつ)。
ぜつ【舌】
舌
舌
姓 | 読み方 |
---|---|
舌 | したざき |
舌 | ぜつ |
舌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 05:26 UTC 版)
舌(ぜつ、した[注 1])は、動物の口の中にある器官。脊椎動物の舌は、筋肉でできた突起物である。筋肉を様々に動かすことで、形や位置を自在に変えることができ、食物を飲み込む際、言葉をしゃべる(構音)際などに使われるので、消化器、運動器の働きをもつといえる。その運動は非常に細かく、正確にコントロールすることが可能。また、哺乳類の舌には、味覚を感じる受容器である味蕾(みらい)があり、感覚器でもある。
注釈
出典
- ^ 尚学図書・言語研究所 編 佐藤亮一 監修『方言の読本』小学館、1991年、60頁。ISBN 4-09-504151-X。
- ^ 伊藤隆『解剖学講義』南山堂、1994年5月30日、589頁。ISBN 4-525-10051-6。
- ^ a b 中塚, p.22
- ^ a b 中塚, p.23
- ^ “魚に味覚はありますか。:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2024年2月11日閲覧。
- ^ W16 世界の中華料理図鑑 著:地球の歩き方編集室 p75
- ^ Ward, Terry (2020年3月26日). “In Norway, kids are still making good money cutting cod tongues” (英語). CNN. 2024年2月12日閲覧。
- ^ 高山正之『飛行25000時間』文藝春秋、1983年、43頁。全国書誌番号:84018672。
- ^ “第2回「歯科口腔外科に関する検討会」議事要旨” (PDF). 日本耳鼻咽喉科学会 (1996年5月16日). 2011年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月4日閲覧。
舌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 02:26 UTC 版)
「ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会」の記事における「舌」の解説
聖堂のクーポラ(丸天井)には炎に囲まれた舌が描かれている。これは聖ヤン・ネポムツキーの聖遺物であると同時に、王妃の秘密を明かさなかったというこの聖人の伝説に基づくものである。聖堂には鞘に収められた剣のような形の窓があり、これらも聖人の舌を象徴したものと考えられている。
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