海藻とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 海藻 > 海藻の意味・解説 

め【海布/海藻】

読み方:め

食用となる海藻の総称。ワカメ・アラメなどの類。

「—の柄を鎌(か)りて、燧臼(ひきりうす)に作り」〈記・上〉


かい‐そう〔‐サウ〕【海藻】

読み方:かいそう

海に生え藻類総称アオサなどの緑藻コンブなどの褐藻テングサなどの紅藻類をさすことが多い。

「海藻」に似た言葉

海藻

読み方:カイソウ(kaisou), ウミモ(umimo)

海底定着して生育し肉眼見え緑藻褐藻紅藻などの藻類総称


海藻


海藻(かいそう) sea algae

アオサミルホンダワラなどの海に生えている藻類で、顕花植物である海草区別される。 

海藻

読み方:ニギメ(nigime)

ワカメ別称
チガイソ科の褐藻

学名 Undaria pinnatifida


海藻

読み方:メ(me)

食用海藻の総称


海藻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 20:30 UTC 版)

海藻(かいそう、: Seaweed)は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群の総称[1]


  1. ^ a b c 杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.285 2008年
  2. ^ 海藻とは何か”. 日本の海藻百選. 国立科学博物館. 2018年12月16日閲覧。
  3. ^ 磯焼け対策ガイドライン, 水産庁, (2015年3月), https://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_hourei/pdf/isoyake2.pdf 
  4. ^ 海の砂漠化防ぐ鉄鋼スラグ コンブ復活、魚介も増加「海の森づくり」SankeiBiz掲載のブルームバーグ配信記事(2019年3月3日閲覧)。
  5. ^ 海草育ててCO2削減「ブルーカーボン」国内で動き読売新聞』夕刊2019年2月12日(社会面)2019年3月3日閲覧。
  6. ^ 海藻の食物繊維に関する食品栄養学的研究、吉江由美子、『日本水産学会誌』Vol.67 (2001) No.4
  7. ^ 食物繊維の構造と機能、中山行穂、『生活衛生』Vol.35 (1991) No.1
  8. ^ 食べ応え十分 チリの海藻はインカのスーパーフード”. 日本経済新聞 (2020年2月29日). 2023年7月2日閲覧。
  9. ^ Dillehay, Tom D.; Ramírez, C.; Pino, M.; Collins, M. B.; Rossen, J.; Pino-Navarro, J. D. (2008-05-09). “Monte Verde: Seaweed, Food, Medicine, and the Peopling of South America” (英語). Science 320 (5877): 784–786. doi:10.1126/science.1156533. ISSN 0036-8075. https://www.science.org/doi/10.1126/science.1156533. 
  10. ^ Transfer of carbohydrate-active enzymes from marine bacteria to Japanese gut microbiota
  11. ^   (中国語) 神農本草經, ウィキソースより閲覧。 
  12. ^ W・J・ビショップ『創傷ドレッシングの歴史』時空出版、2009年。ISBN 978-4-88267-043-8。 A History of Surgical Dressing, 1959. pp. 96-97
  13. ^ 穴沢貞夫、倉本秋『ドレッシング―新しい創傷管理』へるす出版、2005年、改訂版。ISBN 4-89269-499-1。p.8
  14. ^ 寒い夜には“海藻風呂”で美しく? 出版者:朝日新聞 更新日:2008年11月19日 参照日:2021年9月14日
  15. ^ 海藻風呂に関する研究-カジメ類の抗酸化性- 著:久田 孝 雑誌名:日本健康開発雑誌2018 年 39 巻 p. 22-29 doi:10.32279/jjhr.39.0_22
  16. ^ 逗子にあった「味の素」編 ちょっと昔の逗子〈第4回〉 硝石の製造を開始”. タウンニュース (2018年6月8日). 2022年6月27日閲覧。
  17. ^ 大野正夫 著「海藻肥料」、堀輝三; 大野正夫; 堀口健雄 編『21世紀初頭の藻学の現況』日本藻類学会、山形市、2002年、128–131頁http://sourui.org/publications/phycology21/materials/file_list_21_pdf/40Fertilizer.pdf 
  18. ^ a b 日本藻類学会創立50周年記念出版 著:大野正夫 p.128-131
  19. ^ 海藻を食べるヒツジ、温室効果ガス削減のカギとなるか 英国” (2021年11月13日). 2023年12月13日閲覧。
  20. ^ カギケノリ | 公益財団法人 黒潮生物研究所”. kuroshio.or.jp. 2024年3月1日閲覧。
  21. ^ 温暖化を加速させる牛のげっぷ、海藻飼料でメタン削減…鹿島が量産技術を開発”. 読売新聞オンライン (2023年12月25日). 2024年1月30日閲覧。
  22. ^ 海藻で家畜の「ゲップ」や「オナラ」由来の温室効果ガス削減、気候変動の救世主に!?”. World Voice 現地発・新世代ブロガーがつくるプラットフォーム (2021年11月17日). 2024年1月30日閲覧。
  23. ^ 日本放送協会. “十勝の会社が海藻使った飼料の製品化へ 温室効果ガス削減効果|NHK 北海道のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年1月30日閲覧。
  24. ^ Roque, Breanna M.; Venegas, Marielena; Kinley, Robert D.; Nys, Rocky de; Duarte, Toni L.; Yang, Xiang; Kebreab, Ermias (2021-03-17). “Red seaweed (Asparagopsis taxiformis) supplementation reduces enteric methane by over 80 percent in beef steers” (英語). PLOS ONE 16 (3): e0247820. doi:10.1371/journal.pone.0247820. ISSN 1932-6203. PMC PMC7968649. PMID 33730064. https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0247820. 
  25. ^ 原, 隆「海藻乳酸発酵物の水産用飼料材としての利用」『日本水産学会誌』第73巻第5号、2007年、950–951頁、doi:10.2331/suisan.73.950ISSN 1349-998X 
  26. ^ 宮崎, 泰幸; 北村, 亮人 (2012) (英語). 飼料への海藻添加によるティラピア魚肉臭の低減. doi:10.11233/aquaculturesci.60.349. https://doi.org/10.11233/aquaculturesci.60.349. 
  27. ^ 環境省_せとうちネット:「海藻押し葉」を楽しもう”. 環境省www.env.go.jp. 2024年1月30日閲覧。
  28. ^ Trethewey, Laura (2020年10月27日). “What Victorian-era seaweed pressings reveal about our changing seas” (英語). The Guardian. 2024年1月31日閲覧。
  29. ^ 漂着アマモを活用した塩づくり その1(担当:児玉大成) メールマガジン「あおもり歴史トリビア」(発行:青森市民図書館歴史資料室)No.519


「海藻」の続きの解説一覧

海藻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:18 UTC 版)

スポンジ・ボブ」の記事における「海藻」の解説

海の植物雑草地上版で言うと)の代わりに生えているもの。劇場版1では、ネプチューン王長女ミンディスポンジ・ボブパトリック口の周りにつけ、髭の代わりにようとしていた。

※この「海藻」の解説は、「スポンジ・ボブ」の解説の一部です。
「海藻」を含む「スポンジ・ボブ」の記事については、「スポンジ・ボブ」の概要を参照ください。


海藻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/31 14:33 UTC 版)

イル=ド=バ」の記事における「海藻」の解説

19世紀半ば文書記されているように、バ島住民にとって海藻を収穫して焼くことは、重要な経済活動だった。バ島とカロ半島住民は、海藻を乾燥させ、自家用燃料にしていた。住民たちは細心の注意払って灰を作り農業用売買したが、純粋な状態のままの灰ではない。燃やした牛糞海藻灰混ぜ合わせ沿岸住民はそれを太陽光の下で乾燥させてから、燃料にしていた。最も混ぜ物少な海藻灰は、したがって最も評判高く珍重されていた、バ島産のものだったカロ半島産の海藻灰は、純粋に海藻灰だけでできてはいなかった。カロ半島産の海藻灰は、半島産出される黒っぽい大量の土と混ぜられたので、価格特徴劣った5月末から6月上旬までモルレーやペンゼの市場で海藻やコンブの灰が売られシザン郡やサン・テゴネックの農夫たちがソバ栽培用いた。 海藻は動物飼料にも用いられた。『バ島、プルエスカ、プルガステルでは、ウマ雌牛ブタが海藻の一種を好むという結果出た。海藻はブルトン語でBezin trouc'hといった。(別の種類の海藻である)Bezin teleskは胸部疾患特効薬だとして、島民ハーブティー製造していた。』 1865年、バ島は、ロスコフの岬からケーブルを介して本土電信接続された。

※この「海藻」の解説は、「イル=ド=バ」の解説の一部です。
「海藻」を含む「イル=ド=バ」の記事については、「イル=ド=バ」の概要を参照ください。


海藻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 02:47 UTC 版)

種付け」の記事における「海藻」の解説

水産業において、海中張った網またはロープなどに胞子付着させる海苔 - 牡蠣貝殻果胞子を付けて糸状体成長させたものを水槽入れ、網をこの海水浸しながら胞子付けていく。 こんぶ わかめ - 雌株に糸を巻きつけて水槽中で培養しある程度大きさ育った後で切断してその切断片を海中入れる網・ロープ隙間差し込んでいく。

※この「海藻」の解説は、「種付け」の解説の一部です。
「海藻」を含む「種付け」の記事については、「種付け」の概要を参照ください。


海藻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 04:16 UTC 版)

ロングアイランド湾」の記事における「海藻」の解説

湾内の海藻は、潮間帯位置にある、岩の間多く生息している。緑藻類の数は、季節によって変化する。モノストラマは、大西洋の色をしており、早春から晩夏までの期間生息する。グリネリアは、8月4〜6週間後に姿を見せる。また、潮間帯では、茶色をしたヒバマタやAscophyllumが生息している。これらは、高潮時でも直射日光取り入れることができる。さらに、EctocarpusやPolysiphonia、Porphyra、Chondrusなども生息している。

※この「海藻」の解説は、「ロングアイランド湾」の解説の一部です。
「海藻」を含む「ロングアイランド湾」の記事については、「ロングアイランド湾」の概要を参照ください。


海藻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:24 UTC 版)

伊勢湾」の記事における「海藻」の解説

これは伊勢湾限った話ではないものの、伊勢湾にも様々な海藻が生育している。漁業としてノリ養殖が行われている。また、中部国際空港岸壁生育するアカモク話題になった事もあった。

※この「海藻」の解説は、「伊勢湾」の解説の一部です。
「海藻」を含む「伊勢湾」の記事については、「伊勢湾」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「海藻」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「海藻」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



海藻と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「海藻」の関連用語

1
100% |||||






7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
96% |||||

海藻のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



海藻のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
鐵鋼スラグ協会鐵鋼スラグ協会
Copyright (C) 2024 Nippon Slag Association All Rights Reserved.
日本ウミガメ協議会日本ウミガメ協議会
(C) 特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会,2024,Japan
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの海藻 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスポンジ・ボブ (改訂履歴)、イル=ド=バ (改訂履歴)、種付け (改訂履歴)、ロングアイランド湾 (改訂履歴)、伊勢湾 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの海藻 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS