黒文字とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 言葉 > >  黒文字の意味・解説 

黒文字

読み方:くろもじ

(1)クスノキ科樹木クロモジ削ってつくられる楊枝のこと。和菓子切り分けたり、口に運んだりする際に用いられる現代において一般的な爪楊枝異なり持ち手部分樹皮残っており、角張っていたりする特徴がある。
(2)爪楊枝異称現代においては、爪楊枝シラカバなど他の樹種プラスチック原料とするものが主に出回っているが、かつてクロモジからつくられたことから、爪楊枝一般指して黒文字と呼ぶことがある
(3)茶席用いられる黒文字箸の異称。黒文字箸は、菓子自分の皿に取り分ける際に用いられるほか、酒盗などの強肴取り箸としても用いられる。黒文字箸の寸法形状などは、流派によって異なっている。

くろ‐もじ【黒文字】

読み方:くろもじ

クスノキ科落葉低木山地多く樹皮黒斑のある緑色楕円形両端がとがる。雌雄異株。春、淡黄色小花多数咲く。材からようじを作る。《 花=春

1の木で作るところから》茶道で、菓子添えて出すようじ。また一般につまようじのこと。

黒文字の画像
撮影広瀬雅敏

くろもじ 【黒文字】

クスノキ科落葉低木芳香があり、樹皮緑色黒斑があるが、それを文字見立てての名という。削って爪楊枝にするので、爪楊枝を黒文字ともいう。日本では、猟の獲物を神に供えるさい、この木の枝にはさむなど、神祭りの木であった

クロモジ

クロモジ
科名 クスノキ科
別名: ジシャ
生薬名: チュウショウ釣樟
漢字表記 黒文字
原産 日本 中国
用途 落葉低木で、淡黄色の花が3月から4月咲きます。材は香油成分含んで香りがよく、この木で作った楊枝は「くろもじ」と呼ばれてます。民間で、根皮を水洗いして乾燥させ、煎じ液でていんきん・たむしなどに外用ます。
学名: Lindera umbellata Thunb.
   

くろもじ (黒文字)

クスノキのほかの用語一覧
クロモジ:  油瀝青  白文字  薄毛黒文字  黒文字
ゲッケイジュ:  月桂樹
シロダモ:  犬樫  白だも

黒文字

読み方:クロモジ(kuromoji), クロモンジ(kuromonji)

クスノキ科落葉低木薬用植物

学名 Benzoin umbellatum


黒文字

読み方:くろもじ

  1. 小揚をいふ。多くくろもじ鉤樟)の木材用ひ作るよりいふ。
  2. 揚子の事。
  3. 小楊枝をいう、くろもじ鉤樟)の木材用いて作つたことから出た
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

黒文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/24 10:10 UTC 版)

黒文字(くろもじ)




「黒文字」の続きの解説一覧

黒文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 07:35 UTC 版)

「さるや」の記事における「黒文字」の解説

「黒文字」はクスノキ科落葉灌木で、この若木利用して作られるのがさるやの楊枝である。「さるやの黒文字楊枝」はさるやの代表的な商品で、すべての工程手作り樹皮香り生かすため、楊枝には必ず皮がついている

※この「黒文字」の解説は、「さるや」の解説の一部です。
「黒文字」を含む「さるや」の記事については、「さるや」の概要を参照ください。


黒文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 15:13 UTC 版)

爪楊枝」の記事における「黒文字」の解説

抹茶菓子添えられた黒文字 黒文字 和菓子供するときに、菓子切ったり口に運んだりするために楊枝をつけることがある。この場合一般的な丸型爪楊枝ではなく樹皮付き角型大振り楊枝用いられる事が多い。この楊枝は現在においても黒文字と呼ばれクスノキ科落葉低木であるクロモジを使う事に由来する。 こちらは高級感を出す意図もあるのか、一本ずつ紙製の鞘がついているものもあり、使用する際に鞘から引き抜いて使う。形状的には柔らかい和菓子押し切る形で、大口開けず一口に収まるよう切り分けることにも使われることから、先端部はややへら状に薄くなっている場合もある。

※この「黒文字」の解説は、「爪楊枝」の解説の一部です。
「黒文字」を含む「爪楊枝」の記事については、「爪楊枝」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「 黒文字」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「 黒文字」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



 黒文字と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「 黒文字」の関連用語

 黒文字のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



 黒文字のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
エーザイエーザイ
Copyright(C) 1996-2024, Eisai Co., Ltd. All rights reserved.
エーザイ薬用植物一覧
ボタニックガーデンボタニックガーデン
Copyright 2001-2024 shu(^^). All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの黒文字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのさるや (改訂履歴)、爪楊枝 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS