こつ【骨】
こつ【骨】
ほね【骨】
読み方:ほね
[名]
1 脊椎動物の内骨格を構成する構造物。膠質(こうしつ)および石灰質を成分とし、骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜からなり、体の支持・運動や内臓の保護、骨髄での血球生成などの働きをする。ふつうは硬骨をさし、膠質だけのものを軟骨という。こつ。
2 建造物・器物などの形体を形づくって全体を支える材料。「傘の—」「障子の—」
3 組織や物事などの中心となるもの。また、人。中核。核心。「会の—になる人」
[名・形動]困難であること。骨が折れること。また、そのさま。「最後まで読むのはなかなか—だ」
[下接語] 馬の骨・河(こう)骨・塗り骨・一(ひと)骨(ぼね)肋(あばら)骨・鰓(えら)骨・大骨・親骨・貝殻骨・傘骨・蕪(かぶら)骨・気骨・首骨・腰骨・子骨・小骨・根性骨・繁(しげ)骨・筋骨・背骨・土性(どしょう)骨・喉(のど)骨・膝(ひざ)骨・平(ひら)骨・頰(ほお)骨・無駄骨・屋台骨
硬骨
骨
ほね 【骨】
骨
別名:骨格系
【英】:Ossa,Systema skeletale,Bones
これまでの解剖学用語(Nomina Anatomica)では骨、骨格系(Ossa; Systema skeletale)を骨学(Osterlogia)と呼んでいた。 からだの支柱をなす「骨ぐみ」である。多数の「骨」といくらかの「軟骨」がその構成単位をなす器官であり、これらが多くは関節によって可動的に連結されている。骨格には昆虫や甲殻類に見られるような外骨格と、脊柱動物にみられるような内骨格とがある。内骨格の構成単位をなすものは骨という器官で、人体では骨の数は200あまりである。しかし、頭蓋の上部をつくる骨、顔面の骨の大部分、上肢帯の鎖骨は、本来は外骨格性の皮骨が動物の発達の過程で沈下して、内骨格の一部となったものと考えられている。これらの皮骨性の骨は、その形成から見て、その主要部が結合組織からすぐ骨組織がつくられたもの(結合組織骨、膜骨)であって、内骨格性の骨が先に軟骨性の原基を経て骨になる(原始骨、置換骨)のとは区別される。骨組織や軟骨組織は身体の支柱であり、筋とともに身体各部の運動を引き起こす。この支柱を骨格系といい、骨格系と関節系、および骨格筋を合わせて運動器という。また、頭蓋や脊柱はなかに中枢神経組織(脳と脊髄)を入れて、それを保護し、胸郭や、骨盤は内蔵の一部を入れて保護する。骨格系はカルシウムやリンなどの重要な鉱質の貯蔵庫でもある。身体の多くの器官が正しく機能するためにはカルシウムが必要で、血液と骨組織の間で絶えずカルシウムの交換が行われている。また、骨の内部は血液細胞の産生の場である。
骨
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骨
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骨
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骨
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骨
骨
骨
骨
作者小松左京
収載図書現代怪談集成 〔新装版〕
出版社立風書房
刊行年月1993.7
収載図書霧が晴れた時
出版社角川書店
刊行年月1993.7
シリーズ名角川ホラー文庫
骨
骨
骨
骨
骨
- ①賽ころ。骨で作つたことより。〔博〕 ②歯。似ているところから形容。〔香〕 ③「さくら」が強要威圧して金の取上げなどすること 骨つぽいところから形容して。〔香〕
- ①釆のこと。釆は牛の骨でつくられるから。②頭のこと。「すこ」「はんすけ」「どだま」「はだし」等何れも同意。
分類 博/香/犯罪
骨
骨
骨
骨
骨
骨
骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 02:55 UTC 版)
骨(ほね)とは、脊椎動物において骨格を構成するリン酸カルシウムやコラーゲンなどに富んだ硬い組織である。ただし骨は単なる固形物ではなく、骨細胞が存在した生きた組織であり、一定のサイクルで作り変えられている。特に軟骨(cartilage)などと明確に区別する場合には、硬骨とも呼ばれる。なお、この意味の他にも、口語的には生物に留まらず、例えば、傘の骨や、鉄骨など、様々に「骨」と付く物が存在する。さらには、比喩的に「骨」という単語が用いられる場合もある。ウィクショナリーの骨の項目も参照。なお、本項目では、特に断りのない限り、最初に示した脊椎動物の骨について説明する。
注釈
出典
- ^ 土肥 信之 『リハビリテーション医学』 p.85 医歯薬出版 1991年7月5日発行 ISBN 4-263-24107-X
- ^ 土肥 信之 『リハビリテーション医学』 p.87 医歯薬出版 1991年7月5日発行 ISBN 4-263-24107-X
- ^ 藤田 尚男・藤田 恒夫 『標準組織学 総論(第3版)』 p.141 医学書院 1988年2月1日発行 ISBN 4-260-10047-5
- ^ 桜井 弘 『元素111の新知識』 p.120 講談社(ブルーバックスB1192) 1997年10月20日発行 ISBN 4-06-257192-7
- ^ 藤田 尚男・藤田 恒夫 『標準組織学 総論(第3版)』 p.160 医学書院 1988年2月1日発行 ISBN 4-260-10047-5
- ^ 藤田 尚男・藤田 恒夫 『標準組織学 総論(第3版)』 p.156 医学書院 1988年2月1日発行 ISBN 4-260-10047-5
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- ^ 森本 武利・彼末 一之(編集)『やさしい生理学(改訂第5版)』 p.269 南江堂 2005年10月1日発行 ISBN 978-4-524-23967-2
- ^ 小林 静子・馬場 広子・平井 みどり(編集)『新しい機能形態学 ―ヒトの成り立ちとその働き―(第2版)』 p.407 廣川書店 2007年3月25日発行 ISBN 978-4-567-51561-0
- ^ 小林 静子・馬場 広子・平井 みどり(編集)『新しい機能形態学 ―ヒトの成り立ちとその働き―(第2版)』 p.267 廣川書店 2007年3月25日発行 ISBN 978-4-567-51561-0
- ^ 長尾 大志(監修)『ぜんぶわかる呼吸の事典』 p.18、p.19、p.65 成美堂出版 2020年1月1日発行 ISBN 978-4-415-32787-7
- ^ a b Robert K. Murray・Daryl K. Granner・Victor W. Rodwell(編集)、上代 淑人(監訳)『Illustrated ハーパー・生化学(原書27版)』 p.526 丸善 2007年1月30日発行 ISBN 978-4-621-07801-3
- ^ a b Robert K. Murray・Daryl K. Granner・Victor W. Rodwell(編集)、上代 淑人(監訳)『Illustrated ハーパー・生化学(原書27版)』 p.578、p.579 丸善 2007年1月30日発行 ISBN 978-4-621-07801-3
- ^ Robert K. Murray・Daryl K. Granner・Victor W. Rodwell(編集)、上代 淑人(監訳)『Illustrated ハーパー・生化学(原書27版)』 p.579 丸善 2007年1月30日発行 ISBN 978-4-621-07801-3
- ^ “骨格形成、軟骨代謝に必須の新規遺伝子SLC35D1を発見”. 独立行政法人 理化学研究所. 2008年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年2月20日閲覧。
- ^ 小林 静子・馬場 広子・平井 みどり(編集)『新しい機能形態学 ―ヒトの成り立ちとその働き―(第2版)』 p.189 廣川書店 2007年3月25日発行 ISBN 978-4-567-51561-0
- ^ a b 小林 静子・馬場 広子・平井 みどり(編集)『新しい機能形態学 ―ヒトの成り立ちとその働き―(第2版)』 p.191 廣川書店 2007年3月25日発行 ISBN 978-4-567-51561-0
- ^ “日本一“マッチョな”縄文人集団 ~保ほ美び貝塚かいづか(愛知県田原市)の縄文人とその極端に太い上腕骨の成因について~” (PDF). 独立行政法人国立科学博物館 (2018年8月27日). 2023年8月8日閲覧。
- ^ ヤマハミュージックメディア(編)『見て読む本 世界なるぼど楽器百科(改訂第2版)』 p.18 ヤマハミュージックメディア 2010年6月10日発行 ISBN 978-4-636-84069-8
- ^ “楽器編|文化デジタルライブラリー”. www2.ntj.jac.go.jp. 2023年9月2日閲覧。
- ^ 桜井 弘 『元素111の新知識』 p.95 講談社(ブルーバックスB1192) 1997年10月20日発行 ISBN 4-06-257192-7
- ^ 松原 聰(監修)『鉱物の不思議がわかる本』 p.135 成美堂出版 2006年12月20日発行 ISBN 4-415-03570-1
- ^ 松原 聰(監修)『鉱物の不思議がわかる本』 p.133 成美堂出版 2006年12月20日発行 ISBN 4-415-03570-1
骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 08:15 UTC 版)
「スプラッターハウス PARTII」の記事における「骨」の解説
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骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 09:10 UTC 版)
敵に投げつけて攻撃し、水中でも使える標準武器。2つまで連射可能。
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骨(オプト)
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「魔物語 愛しのベティ」の記事における「骨(オプト)」の解説
ベティが召喚した骸骨状の使い魔。人を蘇生させる能力を持ち、瀕死の胆平に人工呼吸を行い命を助けた。
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骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 23:00 UTC 版)
ステージ7のみに登場。マンモスなど3種類がある。マンモス同様、ステージ7のみに登場。こちらの性質は低木と同じ。
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骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 10:20 UTC 版)
「バロック (ゲーム)」の記事における「骨」の解説
自分に使いたい時は齧り、周囲に使いたい時は投げる。投げた時に異形にぶつかれば攻撃と同じように効果があるが、何にもぶつからなかった場合は床や壁で砕けて消えるため、回収は不可能になる。同種の骨はアイテムウィンドウ内でまとめることができるため、唯一大量に持ち運ぶことが可能なアイテムである(例えば追尾骨を別々に1つずつ入手した場合、まとめると「追尾骨×2」という表記になるため、アイテムウィンドウ内で一つの行しか占有しなくなり、1つずつ持っている場合に比べて別のアイテムを1つ余分に持てるようになる。一つの行で持てる骨の上限数は99個)。一度使うとなくなる。全23種。
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骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:14 UTC 版)
B級77位。全身骨柄のタイツを着用している。骨が頑丈なのが取り柄で、牛乳を飲むとパワーアップする。
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骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:23 UTC 版)
中棒から張り出し、傘布(カバー)を支える構造部分。 親骨(リブ) 中棒上部にある「上ロクロ」から張り出し傘布(カバー)を支える。個々の親骨のそれぞれ先端部分を露先(チップ)と呼ぶ。反対側(石突側)は「陣笠」と呼ばれる金具で固定されている。傘布(カバー)を均等に張り出す均等性が求められるとともに、上ロクロは開傘時の負荷がもっともかかる部位のひとつでもあるため、製作者の技量が試される部品のひとつでもある。 受骨(支骨、ストレッチャー) 「下ロクロ」から各親骨展開途中にある「ダボ」と呼ばれる接続部分に通じている支持骨のこと。 ロクロ 中棒と親骨ないし受け骨のジョイント部分を指す。親骨との接合部を「上ロクロ」、受骨との接合部を「下ロクロ」と呼称する。 ダボ 親骨と受け骨の接合部分。この部位に最も負荷がかかるため、損傷しやすい部位であり、過分な負荷により親骨が変形しやすい。親骨と受け骨はハトメと称される部品で接合されており、ダボを保護する目的で布片を縫いこんである場合には、これを「ダボ布」と呼称する。ダボ布が設けられていると、傘布(カバー)の磨耗を和らげたり、親骨がスチールである場合には錆が傘布(カバー)に付着するのを防止する効果を発揮する。
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骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 06:24 UTC 版)
骨の病気を治療するための薬物 イミダゾ[1,2-a]ピリジン。 ミノドロン酸(英語版)(商品名 ボノテオ、リカルボン) - 骨粗鬆症の治療に用いられる第三世代のビスフォスフォネート系薬物。
※この「骨」の解説は、「イミダゾピリジン」の解説の一部です。
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骨
骨
骨 |
「 骨」の例文・使い方・用例・文例
- 部屋を骨董品で飾る
- 彼女を笑顔にするのにはとても骨が折れる
- 背が高く筋骨たくましい若者たち
- ほお骨
- サッカーをやっていてくるぶしの骨を折った
- 魚の骨を取ってください
- 骨製の柄の付いたナイフ
- 骨太な
- 骨の多い魚
- 彼女は私たちに新企画の大まかな骨子を示した
- 骨折した脚
- その犬は骨を地面に埋めた
- 医者は彼女の骨折した腕にギプスをした
- 人格者;気骨のある人
- 彼らは彼をよくチェックしたが折れた骨はなかった
- 彼はその高価な骨董のつぼに小さな欠け目があるのを見つけた
- 骨董品収集家
- 露骨な冗談
- 犬が骨をガリガリかんでいた
- 骨董品店
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