飛語とは? わかりやすく解説

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ひ‐ご【飛語/×蜚語】

読み方:ひご

根拠のないうわさ。デマ。「—が飛びかう」「流言—」


( 飛語 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 09:13 UTC 版)

(うわさ)は、その内容が事実であるかどうかを問わず、世間で言い交わされている話のこと。類義語として流言飛語(蜚語)、風説デマゴシップなどがある。語源は「浮沙汰(うわさた)」である[1]。デマの流布行為は名誉毀損・信用毀損罪偽計業務妨害罪に問われる[2]


注釈

  1. ^ Jean-Noël Kapferer。HEC経営大学院教授。ブランドマーケティングの研究者。

出典

  1. ^ 川上善郎『うわさが走る』p.1
  2. ^ 不妊、実験用ネズミ全滅、遺伝子組み換え等の“偽情報”出回る… ワクチンで横行するデマ 投稿した人が問われ得る罪(関西テレビ)”. Yahoo!ニュース. 2021年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月11日閲覧。
  3. ^ 落書とは”. コトバンク. 2021年11月1日閲覧。
  4. ^ 噂の拡がり方”. 株式会社 化学同人 (2007年7月1日). 2021年11月1日閲覧。
  5. ^ 白川『字通』の「流言」の項目参照。周の武王が死亡した後、後継者の成王を補佐していた大臣の周公旦に対して、謀反を起こした管叔らが「周公旦が王位を奪おうとしている」という流言を行ったというもの。
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  10. ^ 広井脩『流言とデマの社会学』文春新書、2001年
  11. ^ 桑原真瑞『吁人間』霊肉統一団、1924年
  12. ^ 『鮮人襲来流言の真相』帝都復興協会、1923年
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飛語

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 10:48 UTC 版)

名詞

 (ひご 「蜚語」の「同音の漢字による書きかえ」)

  1. 根拠のない話。うわさ。言いふらし。

表記

蜚語」とも表記する

語源

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