順序とは? わかりやすく解説

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じゅん‐じょ【順序】

読み方:じゅんじょ

ある基準従った並び方また、その位置順番。「—が狂う」「—よく並ぶ」

物事を行う手順段取り。「まず上司相談するのが—だ」「—を踏む」

「順序」に似た言葉

順序集合

( 順序 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 07:39 UTC 版)

順序集合(じゅんじょしゅうごう、: ordered set)は集合の要素の間に順序が定義された集合。順序とは二項関係であって後述する反射律・推移律などを満たすものであり、数の大小関係などを一般化したものである。


注釈

  1. ^ 原理的には半順序集合であっても同様の概念を定義できるが、本稿の英語版をはじめ、筆者[誰?]が調べた範囲[要文献特定詳細情報]では全順序集合に対してのみ order topology を定義しているため、ここでは全順序のみに話を限定した。
  2. ^ 実数体でなくとも上極限位相と下極限位相を考えることができるが、これも実数体以外に対してこれらの位相を定義した文献が見つけられなかったので、ここでは実数体のみを対象にした。

出典

  1. ^ 花木 章秀 (2021年1月22日). “集合論 信州大学理学部数学科 講義ノート 2020 年度後期 (2021/01/22)”. 2022年3月17日閲覧。
  2. ^ Ward, L. E. Jr (1954). “Partially Ordered Topological Spaces”. Proceedings of the American Mathematical Society 5 (1): 144-161. doi:10.1090/S0002-9939-1954-0063016-5. 
  3. ^ Jech, Thomas (2008) [originally published in 1973]. The Axiom of Choice. Dover Publications. ISBN 0-486-46624-8 



順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 03:05 UTC 版)

自然数」の記事における「順序」の解説

a+c=b となる自然数 c が存在するとき、またそのとき限って、 a ≤ b と書いて自然数対す全順序定義する。この順序は自然数演算に対して次の性質満たす任意の自然数 a, b, c に対して a ≤ b ならばa + c ≤ b + c acbc 順序に関して自然数が持つ重要な性質一つは、それが整列集合であるということ、つまり自然数要素とする空でない任意の集合は必ず最小元を持つということである。

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 04:59 UTC 版)

凸共役性」の記事における「順序」の解説

特別な解釈により次の変換考えられる。 f inc ( x ) := argsup t t ⋅ x − ∫ 0 1 max { t − f ( u ) , 0 } d u , {\displaystyle f^{\text{inc}}(x):=\arg \sup _{t}\,t\cdot x-\int _{0}^{1}\max\{t-f(u),0\}\,\mathrm {d} u,} これは初期函数 f の非減少書き換えである。特に、f に対する f inc = f {\displaystyle f^{\text{inc}}=f} は非減少である。

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 09:42 UTC 版)

物語論」の記事における「順序」の解説

物語内容出来事生起する時間的順序と物語言説提示される順序との関係を扱う領域である。しばしばこの順序は食い違うことがあり、「錯時法」と呼ばれる。錯時法には大きく分けて二つある。 後説法 - 昔の事柄を後から語る場合先説法 - これから起こる事柄先取りして語る場合

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 06:21 UTC 版)

ヨハネ書簡」の記事における「順序」の解説

第一書から第三書はそれほど隔たっていない時期書かれということ大方の意見が一致するが、どの順番書かれたかには議論がある。宮内彰は第二書が第一書のダイジェスト版のように見えることから、第一書を踏まえて書かれ第三書も第二書と同じ頃に書かれたと見ており、山内一郎第一二、三書の順に書かれたとしている。 フランシスコ会訳聖書では逆に第一書が先に書かれていたなら、その要約版のような第二書が後で送られる意味が小さいとして第二第三書がほぼ同じ時期書かれた後、第一書が書かれたとされている。松永希久夫第二書が念頭に置いていたのは第三書で、第三第二第一の順に書かれたと見ている。 こうした意見一方大貫隆推定される時期近さから、そもそも厳格に順序を確定させようとする試み自体否定的な見解示しており、ジュディス・リュウ(英語版)も詳細な再構成不可能性を指摘している。

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 09:40 UTC 版)

ヨハネの手紙二」の記事における「順序」の解説

第一から第三までの手紙はそれほど隔たっていない時期書かれということ大方の意見が一致するが、第二の手紙が何番目に書かれたかには議論がある。第二の手紙第一ダイジェスト版のように見えることから、第一踏まえて書かれたと見る者がいる一方第二念頭に置いていたのは第三で、第三第二第一の順に書かれたと見る者もいる。そもそも厳格に順序を確定させようとする試み自体否定的な意見もある。

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:12 UTC 版)

「春」の記事における「順序」の解説

言葉としては正月新春というように、現在の感覚的には冬の事象にも使われる事がある旧暦では一月は春となるためであろう。その関わりもあって、春という言葉には「物事始まり新年始まりの意味持たせる場合がある。 西洋でもイタリア語の「プリマヴェーラPrimavera)」やフランス語の「プランタンPrintemps)」「第一の」を意味する接頭語プリpri-)」を使用しているように「第1の季節」と考えられる。これは農耕暦であるローマ暦において、寒い冬が終わり農耕開始できる最初季節として、春が年のはじめとしたことに由来する

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 10:06 UTC 版)

五経」の記事における「順序」の解説

六経並べ方は今文古文異なる。 今文では詩・書礼・楽・易・春秋であり、孔子学んだ順序に基づくと思われる古文では易・書・詩・礼・楽春秋であり、時代順に並べられている。『易』は宇宙生成まつわる陰陽未分化太極から扱い、その基本となる八卦製作者伏羲とされる。『書』は堯・舜から夏・殷・周三代歴史書、『詩』と『礼』『楽』は周代作られ、『春秋』は春秋時代作られた。

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順序

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:44 UTC 版)

「ん」の記事における「順序」の解説

五十音順厳密には、「ん」は五十音含まれないが、通常は、「ん」を含めて五十音順とすることが多い。その場合には、「ん」は五十音最後、第48位に置かれるや行い段え段のいとえおよびわ行う段のうを数に加えると51位、逆に現代仮名遣い使われないゐとゑを除くと46位となる。 いろは順: なし。第48位に「京」の代わりに置かれることがあるその場合には「す」の次。

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順序

出典:『Wiktionary』 (2020/09/07 00:49 UTC 版)

発音

  • (東京) じゅんじょ [júꜜǹjò] (頭高型 – [1])
  • IPA(?): [d͡ʑɨ̃ᵝɲ̟d͡ʑo̞]

名詞

 じゅんじょ

  1. 一定基準法則従った並び順番
  2. 次第すじみち手順段取り
    • 順序を踏む。
  3. 数学集合 P 上で定義され二項関係 < が P の任意の元 a, b, c について以下を満たすとき、< を P の順序という。
    1. a < a
    2. a < b かつ b < a ならば a = b
    3. a < b かつ b < c ならば a < c

翻訳


「 順序」の例文・使い方・用例・文例

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