酸葉

デジタル大辞泉

すい‐ば【酸葉】

読み方：すいば

タデ科の多年草。野原に生え、高さ50〜80センチ。葉は長楕円形で基部は矢じり形。雌雄異株。初夏、淡緑色または緑紫色の小花を多数つける。葉や茎に酸味がある。すかんぽ。すし。《季 春》「—噛(か)んで故山悉(ことごと)くはろかなり／友二」

難読語辞典

酸葉

読み方：スイバ（ｓｕｉｂａ）

タデ科の多年草、薬用植物

薬用植物一覧

スイバ

科名： タデ科 別名： スカンポ 生薬名： サンモ（酸模） 漢字表記： 酸葉 原産： 北半球 用途： 山野の草地や土手に自生する雌雄異株の多年草。酸味があるので「酸い葉」の名前があります。初夏に花が咲き、開花時期に新鮮な根を摩り下ろし、たむしなどの寄生性皮膚病に用います。シュウ酸が含まれるので多食はしない。 学名： Rumex acetosa L.

植物図鑑

すいば (酸葉)

●わが国の各地と北半球の温帯地域に広く分布しています。田んぼの畔や草地などにふつうに生え、高さは３０～８０センチになります。根生葉は、長楕円形で長い葉柄があります。５月から８月ごろ、茎の上部に円錐花序をだし、赤みを帯びた小さな花を咲かせます。雌雄異株です。名前は、茎や葉にシュウ酸が含まれ噛むと酸っぱいことから。別名で「すかんぽ」とも呼ばれます。
●タデ科ギシギシ属の多年草で、学名は Rumex acetosa。英名は Sorrel。

タデのほかの用語一覧

ギシギシ：	姫酸葉  荒れ地羊蹄  蝦夷の羊蹄  酸葉  長葉羊蹄
ジンヨウスイバ：	腎葉酸葉
ソバ：	蕎麦

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植物名辞典

酸葉

読み方：スイバ（ｓｕｉｂａ）

タデ科の多年草、薬用植物

学名 Rumex acetosa

季語・季題辞典

酸葉

読み方：スイバ（ｓｕｉｂａ）

タデ科の多年草。四、五月ごろ、紅色を帯びた小さい花を穂状につける

季節 春

分類 植物

Weblio日本語例文用例辞書

「 酸葉」の例文・使い方・用例・文例

• 酸葉という,茎や葉に酸味がある植物