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けつ‐えき【血液】


血液

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血液

【英】Hemo- [Hem-,Hema,Hemat-]
読み方けつえき

血液を表す接頭語

血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 03:55 UTC 版)

血液(けつえき、: blood)は、動物の体内を巡る主要な体液で、全身の細胞栄養分や酸素を運搬し、二酸化炭素や老廃物を運び出すための媒体である[1]


注釈

  1. ^ 通常、血液細胞はこの分類がされることが多いが、リンパ球をさらに細かく分類することもある。また組織中の肥満細胞は同じく造血幹細胞から分化し、同じく組織中に存在するマクロファージは造血幹細胞から単球を経て分化するため、これらも広義には血液細胞の1種に数えられることもある。 - 参考文献・巽典之 編集『血液細胞ノート』文光堂、2005年、ISBN 4-8306-1418-8
  2. ^ 」は「平和」を象徴し、「血」は「暴力」を象徴する。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 生化学辞典第2版、p.420 【血液】
  2. ^ 『三輪血液病学』p179
  3. ^ ワークブックで学ぶ生物学の基礎第2版 著:ケント・プライアー、トレーシー・グリーンウッド、リチャード・アーラン p190
  4. ^ 栄養を運ぶ血液 NHK for School
  5. ^ Flindt、p.219
  6. ^ a b 佐藤・佐伯(2009)、p22、第2章 血液 1.血液bloodの成分と機能 (3)血液の成分
  7. ^ a b 生化学辞典第2版、p.1210 【ヘモグロビン】
  8. ^ 生化学辞典第2版、p.204 【エリスロクルオン】
  9. ^ 生化学辞典第2版、p.1214 【ヘモシアニン】
  10. ^ 生化学辞典第2版、p.1009 【バナドクロム】
  11. ^ a b 生化学辞典第2版、p.425 【血液細胞】
  12. ^ 浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、ISBN 4-8306-1419-6、pp.2031-2036
  13. ^ 関正利、他 編集 『実験動物の血液学』ソフトサイエンス社、1981年、pp.13-19
  14. ^ a b c d 佐藤・佐伯(2009)、p.24-25、第2章 血液 2.赤血球 (1)形状と機能
  15. ^ a b 佐藤・佐伯(2009)、p.25-26、第2章 血液 2.赤血球 (2)ヘモグロビン(血色素)
  16. ^ a b c 佐藤・佐伯(2009)、p.29-30、第2章 血液 3.白血球 (1)形状と機能
  17. ^ 生化学辞典第2版、p.430 【血小板】
  18. ^ a b c 佐藤・佐伯(2009)、p.30-31、第2章 血液 4.血小板 (1)形状と機能
  19. ^ 佐藤・佐伯(2009)、p.32、第2章 血液 5.血漿 (1)血漿の成分と機能
  20. ^ a b c d 生化学辞典第2版、p.760 【造血器官】
  21. ^ 血液は体の外からやってきた 独立行政法人 理化学研究所
  22. ^ a b c d 佐藤・佐伯(2009)、p.23、第2章 血液 1.血液bloodの成分と機能 (4)血液blood cellの産出と幹細胞stem call
  23. ^ 佐藤・佐伯(2009)、p.27-28、第2章 血液 2.赤血球 (3)生成と破壊
  24. ^ a b 生化学辞典第2版、p.915 【糖尿病】
  25. ^ a b 生化学辞典第2版、p.1092 【貧血】
  26. ^ 生化学辞典第2版、p.433 【血友病】
  27. ^ 生化学辞典第2版、p.1007 【白血病】
  28. ^ a b c 佐藤・佐伯(2009)、p.39-40、第2章 血液 7.血液型
  29. ^ 黒崎嘉子, 天野光彦, 栗田吾郎 ほか、「食用に供する豚血液の加工と細菌汚染」『日本獣医師会雑誌』 40巻 2号 1987年 p.108-112, doi:10.12935/jvma1951.40.108
  30. ^ The Watchtower 15 June 2004, p. 22, "Be Guided by the Living God"
  31. ^ Flindt、p.72



血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 05:49 UTC 版)

潰瘍性大腸炎」の記事における「血液」の解説

炎症強さ指標として、赤沈赤血球沈降速度)・C反応性蛋白 (CRP) , 出血指標としてHbなどが用いられるが、赤血球沈降速度C反応性蛋白は必ずしも腸内炎症状態を反映していないと指摘されている。

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:34 UTC 版)

食のタブー」の記事における「血液」の解説

ユダヤ教徒イスラム教徒エホバの証人信者は、飲血や血から作られ食物をとることを禁じられている。生きたまま動物食べ踊り食いも、血を含むため禁じられるユダヤ教では血抜き徹底するため、食肉塩水漬ける必要があるキリスト教において律法規制大幅に緩和したエルサレム会議でも血液食の禁止維持されている。しかし西方教会信仰される地域ではそれ以前からの血液の食材利用伝統存続している。また、ポルトガルではアロース・ドゥ・カビデラ(Arroz de cabidela)というニワトリアヒルの血入りリゾット郷土料理となっている。 屠殺主要な副産物である血液は非常に栄養価が高いため、世界各地食用とされてきた。ブーダンスンデブラックプディングなどのブラッドソーセージ世界多く地域で非常に有名であるにもかかわらず一部社会では気持ちがられることがある

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 07:15 UTC 版)

症状と徴候」の記事における「血液」の解説

アシドーシス - アルカローシス 高尿酸血症 - 高ピルビン酸血症 - 高脂血症 塩基過剰base excessBE塩基過剰(えんきかじょう、以下BE)は、アルケミア補正するのに必要な酸の量。 意義BE+幾つアルケミア意味して補正必要な酸の量を表しBE-幾つアシデミア意味して補正必要な塩基の量を表す。 汎血球減少

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:49 UTC 版)

免疫性血小板減少性紫斑病」の記事における「血液」の解説

白血球数は正常で、貧血通常伴わない慢性多量に出血している場合には貧血を伴う)。白血球分画にも異常はみられない

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:58 UTC 版)

関節リウマチ」の記事における「血液」の解説

重症関節リウマチ患者においては脾腫白血球好中球のみ)減少をきたし、フェルティ症候群呼ばれる病態呈することがある

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:37 UTC 版)

哺乳類」の記事における「血液」の解説

赤血球循環系では無で、その形は円盤状である(ラクダ類では楕円状)。

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/24 06:34 UTC 版)

エホバの証人に関する論争」の記事における「血液」の解説

詳細は「Jehovah's Witnesses and blood」を参照 エホバの証人全血輸血主成分赤血球白血球血小板血漿)の輸血拒否する。これは、血液が神聖であり、神における命を象徴しているという信念のためである。エホバの証人は、(血を食べてならないという)レビ記17:10-14などの聖句を、輸血で血液を体内取り入れることを含むと理解している。しかし、論争は血液に関する証人方針不一致批評家述べるところから生じている。

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 22:21 UTC 版)

循環器毒性」の記事における「血液」の解説

血液毒」、「骨髄抑制」、「凝固・線溶系」、および「免疫毒性」も参照 溶血造血障害凝固・線溶系障害などが考えられる。 このページ曖昧さ回避のためのページです。一つ語句複数の意味職能有する場合水先案内のために、異な用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事選んで下さい。このページリンクしているページ見つけたら、リンクを適切な項目に張り替え下さい

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血液

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:02 UTC 版)

カーシェールの食べ物」の記事における「血液」の解説

「血は命である」(申命記12:23)という聖書の記述のため、血を食べることは禁じられており、食べ物についての戒律なかでも重要なものとなっている。この禁止とその理由についてはノアの法(創世記9:4)、レビ記(レビ記3:1717:11)、申命記(申命記12:16)に示されている。聖職者法典生贄にされる牛、羊、ヤギのChelevと呼ばれる脂肪食べることを禁じている。なぜなら、脂肪燃やされることで捧げられる神のみ割り当てられた肉の一部だからである(レビ記7:23-25)。昔のラビは、血を最後一滴まで除くことが実質不可能で、血を摂取する禁則現実的でないときは、例外許される論じた例えば、肉の表面の血、滴った血、血管内の血の摂取禁じられているが、肉の内部残った血は摂取して良いとされ、また、ワタリバッタの血も許容されている。この禁則に従うために、伝統的ユダヤ教では数々技術熟達された。Melihahとして知られる重要な技術では、まず肉を約30分間つけ毛穴を開く 。その後、肉を傾けたもしくはざるに置き、厚く塩で覆い20分から1時間置く 。浸透作用により塩が肉から血を吸い出した後、塩を取り除いて(まずほとんどの塩を払い落としで2回洗う)血抜き完了する肝臓、肺、心臓などの内臓かなりの血液を含み、Melihahだけでは十分な血抜きできないので、通常残りの肉を塩で処理する前に内臓取り除く一方ロースト調理しながら血を除く方法として全ての肉について認められており、内臓の一般的な調理方法となっている。。

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