蝿帳

デジタル大辞泉

はい‐ちょう〔はひチヤウ〕【^×蠅帳】

読み方：はいちょう

台所用具の一。ハエなどが入るのを防ぎ、通風をよくするために、網を張った小型の食品戸棚。また、傘状につくって食卓を覆うもの。はえちょう。《季 夏》

はえ‐ちょう〔はヘチヤウ〕【^×蠅帳】

読み方：はえちょう

「はいちょう」に同じ。

季語・季題辞典

蠅帳

読み方：ハエチョウ（ｈａｅｃｈｏｕ）

食品を入れておく台所用具

季節 夏

分類 人事

ウィキペディア

蠅帳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/19 16:12 UTC 版)

蠅帳（はいちょう、はえちょう）とは食事を一時的に保存するための工夫がなされた器具である。 「はえいらず（蠅入らず）」と呼ぶ地域もある。蠅帳・蠅入らずは夏の季語である。

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蠅帳（はいちょう）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/07/13 14:01 UTC 版)

「もののて」の記事における「蠅帳（はいちょう）」の解説

食料を保存しておくための場所。いわば江戸時代の冷蔵庫。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

蠅帳

出典:『Wiktionary』 (2021/06/21 13:06 UTC 版)

この単語の漢字
蠅	帳
はえ 表外漢字	ちょう 第三学年
湯桶読み

この単語の漢字
蠅	帳
はい 表外漢字	ちょう 第三学年
湯桶読み

名詞

蠅帳 (はえちょう または はいちょう)

1. 蠅などの虫が食物に寄り付くのを防ぎ、また風通しをよくするための器具。傘状の網でできた、折り畳み可能なものや、前面や側面に網を張った戸棚型のものがある。夏の季語。
   • 茶の間の食卓に頬杖をついて一わたり新聞に眼を通してしまってから、面倒くさそうに蠅帳を取りのけて朝食をはじめた。（神西清『水と砂‎』）

発音

• (東京) はえちょー [hàéchóó] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ha̠e̞t͡ɕo̞ː]

• (東京) はいちょー [hàíchóó] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ha̠it͡ɕo̞ː]

類義語

• 蠅不入、蠅覆

翻訳

• 英語: meat safe ^(en), pie safe ^(en)
• イタリア語: moscaiola ^(it) 女性
• ビルマ語: ကြောင်အိမ် ^(my) (kroṅʻ ʼimʻ)

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「 蝿帳」の例文・使い方・用例・文例

• 蝿帳という,紗や金網を張った戸棚