紀要
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紀要(きよう、英: bulletin, memoirs)は、大学(短期大学を含む)などの教育機関や各種の研究所・博物館などが定期的に発行する学術雑誌のことである。
注釈
- ^ 例えば防衛研究所の『防衛研究所紀要』、大阪市史編纂所の『大阪の歴史』などがある。
- ^ 筑波大学附属高等学校の『筑波大学附属高等学校研究紀要』はCiNiiの採録対象誌となっている。
- ^ 例えば『福岡歯科大学学会雑誌』の発行元は、福岡歯科大学そのものではなく、福岡歯科大学学会である。
- ^ 例えば谷岡一郎は次のように述べている。ただし同じ一本の論文でも、大学内の論文集(「紀要」)に載るよりも、その分野をリードする学会の論文集(「学会誌」)に載る方が、一般的には評価が高い。もっとも筆者のように、その年の、一番自信のある論文は学内の紀要に投稿する学者もいるので、必ずしも学会誌の論文の方が質が高いとは言いきれないが、少なくとも学会誌の場合は「査読」と呼ばれる会員相互のチェック機能が働くケースが多く...ある。ちなみに現在では、学内の紀要にも査読システムを採用している大学が多くなってきている。 — 谷岡一郎 (2000), p. 100
- ^ 神奈川大学が有料で販売している定期刊行物『神奈川大学評論』は「“アカデミック・ジャーナリズム”をコンセプトとする雑誌」と位置づけられており、紀要とは性格が異なる。
- ^ 大学院をもちながら、投稿資格を教員に限定している例としては、『鹿児島大学教育学部研究紀要』、関西大学『外国語学部紀要』、『信州大学経済学論集』、などがある。
- ^ 投稿資格を大学院生に限定している例としては、『佛教大学大学院紀要』などがあり、近年では、法政大学大学院工学研究科紀要のように、冊子ではなくCD-ROMで公刊されるものもある。なお名称に「大学院紀要」とあっても、大学院所属教員がおもに執筆するものもあり、東京大学大学院情報学環紀要、東洋英和女学院大学などの例がある。
出典
- ^ 磯野直秀 (1992), p. 1.
- ^ 竹内比呂也 (2012), p. 73.
- ^ a b c d e f g h 髙橋愛典「〈論文〉私,紀要の味方です―学術コミュニケーションの促進に向けて―」『商経学叢』第68巻第3号、近畿大学、2016年11月、131-153頁。
- ^ 吉岡翼 (2018), pp. 55–61.
- ^ サンキュータツオ (2017), pp. 22–23.
- ^ “一橋論叢第133巻総目次”. 日本評論社(発売). hdl:10086/15368. 2011年2月12日閲覧。
- ^ “一橋商学論叢”. 白桃書房. 2011年2月12日閲覧。
- ^ 佐藤翔 et al. (2012), p. 76.
紀要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 01:46 UTC 版)
紀要や、学術書、研究書などの刊行を行い、知識の普及、啓蒙に努めていた。帝国学士院としての紀要は、1912年からProceedings of the Imperial Academyとして刊行された。それから30年が経過したのち、その日本語版である『帝国学士院紀事』の刊行が始まった。なお、『帝国学士院紀事』は、のちに『帝国学士院紀要』に改題されている。
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紀要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 09:31 UTC 版)
『羽衣国際大学人間生活学部研究紀要』羽衣国際大学人間生活学部研究紀要編集委員会、2006年。ISSN 1880-8328。NCID AA12128594。 『羽衣国際大学現代社会学部研究紀要』羽衣国際大学現代社会学会、2012年、ISSN 2186-5493、NCID AA1256495X。
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紀要
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山形県生まれ。1913年、東京帝国大学文科大学哲学科を卒業し、麻布中学校、青山女学院、早稲田大学などの教壇に立った。早教育の提唱者であり、『早教育と天才』(木村久一 1917)の著がある。島中雄三を介して下中弥三郎を知り、1931年、請われて平凡社に入り、『世界大百科事典』の編集長に就いた。一説に、英単語の encyclopedia を「百科事典」と訳したのは木村である。同百科事典全28巻を完結させた。
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紀要
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「京都大学人文科学研究所」の記事における「紀要」の解説
また、研究所の紀要(研究所報)としては、設立当初より、日本部・西洋部の『人文学報』と、東方部の『東方学報 京都』の2本立ての体制による発刊が続けられている。東方部の誌名が異なる点については、東方文化学院#事業を参照のこと。
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「 紀要」の例文・使い方・用例・文例
- 地震学者紀要
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