正書法
正書法
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アラゴン語の表記についてはいくつか提案されている: 1987年のウエスカ表記法(grafía de Huesca de 1987):この表記法は、アラゴン語復興運動においてもっとも支持されているが、全てのアラゴン語諸地域変種を考慮していないと指摘されている。1987年にウエスカで開催された第一回アラゴン語正常化会議で決定されたが、以前から幾人かの作家によって使用されていた表記法に類似したものであった。この表記法は、音素を反映したもので、ほぼ一貫した考え方が貫かれているが、語源については考慮されたものとはなっていなかった。例えば(スペイン語で以下のようにあらわされる文字は)、vとbはbで、ch、j、g(+e)、g(+i)はchで代表させている。また他にはスペイン語でのñやアクセントの使用法が採用された。2010年、第二回会議で設立されたアラゴン語アカデミア(アラゴン語版)は『暫定正書法試案』を出版した。このことを受けていくつかのグループや1987年表記法を使用する個人(スペイン語正書法に準じた正書法を使用する方言作家たちを含む)はアカデミアの正書法の使用に踏み切った。 SLA表記法(Wikipedia:Biquiprochecto:Grafía/SLA):アラゴン語協会(SLA)(アラゴン語版)によって2004年に制定。少数の使用にとどまっている。ウエスカ表記法が、スペイン語正書法に準じているとの理由で、それに代わるべく、カタルーニャ語やオクシタン語ともいくつかの共通性が認められる、伝統的な中世アラゴン語の表記法への回帰を志向した表記法である。例えば、中世アラゴン語では2つの音素として区別したvとbの区別や、同様に中世語では別の音素として区別されたch、j、g(+e)、g(+i)などの区別。ñで表される、硬口蓋鼻音音素のnyへの置き換え(中世語の表記法ではnyは現行のñよりその使用がより広範であった)。また、アクセント符号の使用もカタルーニャ語やオクシタン語に準じたものとなっている。 アラゴン語アカデミア正書法:ウエスカ表記法やその対案としてのSLA表記法における一般性の欠如は、言語法の制定の必要性が認識されるようになり、第一回アラゴン語会議で制定された表記法を使用する多くのグループや個人と、ウエスカ表記法の使用を拒絶し続けた地域のグループや個人が、2005年にChuntos por l'Aragonés(「アラゴン語のためにともに」の意)と名付けられた運動を開始した。この運動の目的は言語の統一とアラゴン語のための統制機関設立のために第二回アラゴン語会議の開催を目指すものであった。この運動は2006年のアラゴン語アカデミアの設立へと実を結んだ。言語の正常化に関して様々な意見を有する人々によって構成されたこの新機関は、多くの人々によって受け入れられる正書法の発展のためと標準アラゴン語(variedad estandar)の制定のための多くの団体の意見を認めた。3年以上の期間を経て、2010年2月、最初の成果として『アラゴン語アカデミア暫定正書法試案』を世に問い、それをもとに同年6月には改訂版である『正書法試案』を発表した。この試案は、歴史的事実、アラゴン語アイデンティティ、一貫性、体系性および機能性を考慮したものとなった。この試案においては、まず語源および中世語(vとbの語源的区別や、nyの使用など)の形式が考慮された、が、いくつかの場合においては機能性(二重字母として、ch、j、g(+e)、g(+i)に対応するchの一般的使用)が優先された。そのほかの面では語形変化の一貫性や体系性(複数形などの動詞変化などで、共通アラゴン語では/θ/と発音され、リバゴルサ方言では/ts/で発音される字母tz)が重視された。
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初期近代英語における普遍的な基準とされるウィリアム・シェイクスピアの墓* iesvs → jesus(iとj、uとvが同じ文字の別字形として使われる)* Þ(ソーン)が変形してYが使われている…などの多くの特徴がみられる。 初期近代英語における正書法は現代の英語と大凡似ているが、綴りは不安定だった。 初期近代英語の正書法のうち、現代に残っていない特徴的な綴りを下に挙げる。 文字Sは、現在使われているs(短いs)とſ(長いs)の2つの別個の形が存在する。語尾には短いsが、他は長いsが使われた。特にsが2つ連続した場合、ſſまたはſsと書かれることがある(ドイツ語の合字en:ßを参照)。これはギリシャ語におけるσ(シグマ)が語尾と語中で形が変わるのにちょうど似ている。 uとvはまだ別個の文字とはみなされておらず、同じ文字の別字形であった。語頭にはv、他はuが使われた。それ故、vnmoued (unmoved)やloue (love)等と綴られる。 iとjもまた別個の文字とはみなされておらず、同じ文字の別字形であった。それゆえ、"joy"が"ioy"に、"just"が"iust"になったりする。 Þ(ソーン)はまだ使われていた。しかし、手書きなどの文章に限られていた。印刷ではÞはしばしばYに置き換えられる。 無音のeは、しばしば語尾に付け加えられた。この無音のeが付されるとき、最後の子音が二つになったりする。それ故、ſpeake、cowarde、manne (man)、 runne (run)等と綴られた。 /ʊ/(sonのoの音)の音はしばしばoで書かれた。それゆえ、ſommer、plombe (summer、plumb) と綴られた。 しかし、確立された綴りは存在しなかった。例えば、"Julius Caesar"(ユリウス・カエサル)は Julius Cæſar Ivlivs Cæſar Jvlivs Cæſar Iulius Cæſar などと様々に綴られた。また、 シェイクスピアの作品では、"he"(彼)が一つの文の中で"he"、"hee"と二通りに綴られたりした。
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ガンダ語の正書法は1947年に標準化されて以来、ローマ字に新しい文字 ŋ と2字で1字扱いの ny を付け加えて利用している。文字と音の対応が非常に明確であり、ひと文字は通常一つの音を表す。 短子音は1文字で、重子音は2文字で書かれ、常に明確に区別される。母音の長短は綴りから常に区別が可能だが、必ずしも明示的ではない。短母音は常に1字で書かれる。長母音は前後関係から可能な場合には2字で書かれる。アクセントと声調は綴り上表記されない。 以下の音素は常に同じ文字あるいは文字の組み合わせで表される。 短母音(常に a, e, i, o, u と綴られる) [l], [r], [tʃ], [dʒ] を除くすべての子音 後部歯茎破擦音 [tʃ], [dʒ] は後ろに短母音が続く場合は常に c および j と綴られる。ただし短母音の後ろに重子音が続く場合と母音が [i] の場合は除く 以下の音素は二つまたは一つ文字で表されるが、どちらで表されるかは前後関係から予測できる。 短母音が現れ得ない環境で長母音は a, e, i, o, u と綴られる。それ以外の場合は aa, ee, ii, oo, uu となる。 流音 [l], [r] は、e あるいは i の後では r, 他の場合は l と綴られる。 以下の音素は二つまたは一つ文字で表されるが、どちらで綴られるかは予測できない。 長母音、短母音と重子音、[i] あるいは [iː] の後に来る後部歯茎破擦音 [tʃ], [dʒ](c と j, または ky と gy で書かれる) 従って、アクセントと声調を除けば綴りからあらゆる単語の発音を知ることができる。また発音から単語の発音を予測することも通常は可能である。これができないものに上述の破擦音と母音が連続する場合がある。
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東アルメニア語では旧正書法(en:Traditional Armenian Orthography)と新正書法(en:Reformed Armenian Orthography)のいずれかに基づいて綴られる。新正書法は1920年代にアルメニア・ソビエト社会主義共和国によって制定され、現在のアルメニア共和国においても広く用いられている。イラン国内の東アルメニア語話者は旧正書法を引き続いて用いている。とはいえ、これら二つの正書法間の差異は大きくなく、どちらの書法も相互に理解可能なものとなっている。
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正書法
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標準的な綴りはない。概して言われていることは、シェルタ語はアイルランド語風の書法と英語風の書法どちらでも記述することが出来る。例えば、"既婚"を意味する単語はlóspedかlohspedと綴られ、"女性"を意味する単語はbyohrかbeoirと綴られる。
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1938年以降、アバザ語は以下の正書法を使用している。 А а [a] Б б /b/ В в /v/ Г г /ɡ/ Гв гв /ɡʷ/ Гъ гъ /ʁ/ Гъв гъв /ʁʷ/ Гъь гъь /ʁʲ/ Гь гь /ɡʲ/ ГӀ гӀ /ʕ/ ГӀв гӀв /ʕʷ/ Д д /d/ Дж дж /ɖ͡ʐ/ Джв джв /d͡ʒʷ~d͡ʑʷ/ Джь джь /d͡ʒ/ Дз дз /d͡z/ Е е [e] Ё ё [jo] Ж ж /ʐ/ Жв жв /ʒʷ~ʑʷ/ Жь жь /ʒ/ З з /z/ И и [i] Й й /j/ К к /k/ Кв кв /kʷ/ Къ къ /qʼ/ Къв къв /qʷʼ/ Къь къь /qʲʼ/ Кь кь /kʲ/ КӀ кӀ /kʼ/ КӀв кӀв /kʷʼ/ КӀь кӀь /kʲʼ/ Л л /l/ Ль ль /ɮ/ ЛӀ лӀ /ɬʼ/ М м /m/ Н н /n/ О о [o] П п /p/ ПӀ пӀ /pʼ/ Р р /r/ С с /s/ Т т /t/ Тл тл /ɬ/ Тш тш /ʈ͡ʂ/ ТӀ тӀ /tʼ/ У у /w/, [u] Ф ф /f/ ФӀ фӀ /fʼ/ Х х /χ/ Хв хв /χʷ/ Хъ хъ /q/ Хъв хъв /qʷ/ Хь хь /χʲ/ ХӀ хӀ /ħ/ ХӀв хӀв /ħʷ/ Ц ц /t͡s/ ЦӀ цӀ /t͡sʼ/ Ч ч /t͡ʃ/ Чв чв /t͡ʃʷ~t͡ɕʷ/ ЧӀ чӀ /t͡ʃʼ/ ЧӀв чӀв /t͡ʃʷʼ~t͡ɕʷʼ/ Ш ш /ʂ/ Шв шв /ʃʷ~ɕʷ/ ШӀ шӀ /ʈ͡ʂʼ/ Щ щ /ʃ/ Ъ ъ /ʔ/ Ы ы [ə] Э э [e] Ю ю [ju] Я я [ja]
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正書法
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マーシャル語はラテン文字で表記され、2種類の正書法が存在する。「古い」正書法は宣教師によって導入されたものである。この表記法はマーシャル語の発音を表記するのには正確性に欠け、実際の発音と表記の不一致が目立つが、現在新聞や看板などにおいて幅広く用いられている。最近までこれに競合する表記法は存在しなかった。 「新しい」正書法は若者や子供の間で特に人気が高まっている。「古い」正書法と比較し、マーシャル語の発音をより正確に表記できる。現在出版されているマーシャル語-英語辞典でも用いられているのがこちらの正書法である。 以下に、現在政府が推奨している(新しい正書法の)24文字のアルファベットを挙げる。 A Ā B D E I J K L Ļ M M̧ N Ņ N̄ O O̧ Ō P R T U Ū W a ā b d e i j k l ļ m m̧ n ņ n̄ o o̧ ō p r t u ū w マーシャル語正書法における子音表記両唇音舌頂音舌背音硬口蓋音軟口蓋音硬口蓋音軟口蓋音円唇音(平音)円唇音破裂音p b(w) j t k k(w) 鼻音m m̧(w) n ņ ņ(w) n̄ n̄(w) 流音 l d ļ r ļ(w) r(w) わたり音 e/i/- - w/- マーシャル語正書法における母音表記非円唇円唇前舌後舌狭i ū u 中央e ō o 広ā a o̧
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モンテネグロ語の正書法はラテン文字による正書法とキリル文字によるものがある。それぞれ「アベツェダ(Abeceda)」と「アズブカ(Азбука)」と呼ばれる。 アベツェダ: A B C Č Ć D Dž Đ E F G H I J K L Lj M N Nj O P R S Š Ś T U V Z Ž Ź アズブカ: А Б В Г Д Ђ Е Ж З З́ И Ј К Л Љ М Н Њ О П Р С Ć Т Ћ У Ф Х Ц Ч Џ Ш どちらの正書法もモンテネグロの憲法(英語版)により対等な地位が保障されているが、モンテネグロ政府はラテン文字の方を優先的に用いる傾向にある。 セルビア語のアルファベットに対して Ś /ɕ/ と Ź /ʑ/ の2文字(キリル文字ではそれぞれ Ć З́)が追加されている。この正書法は2009年から正式に使われるようになったが、国会議長にイヴァン・ブラヨヴィッチ(任期2016-)が就任してからは公式文書での使用が止められているという。
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正書法
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以前の正書法ではスペイン語と同様に、疑問文と感嘆文の始めにはそれぞれ倒置疑問符、倒置感嘆符を用いるとされていたが、現在では基本的には倒置符は用いられない。しかし分かりやすさのために使うことは認められている。 ポルトガル語との繋がりを重視し、ポルトガル語とほとんど同じ正書法を使用する少数派も存在する。例えば「ガリシア語協会」(Associaçom Galega da Língua)という団体が主張している正書法は鼻音の処理の方法以外はほぼポルトガル語と同じである。例えば、レアル・アカデミアの正書法では-ción、-zónとなる名詞の語尾は、協会のものは-çom、不定冠詞unはum、unhaはumhaなど。また、xで表される文字(この書記素は/ʃ/を表す)がjに、語中の-s-が-ss-に、未完了過去を表す形態素-baが、-vaなどとなっている。この正書法の背景は、ガリシア語は、言語というよりポルトガル語の方言であるとの立場によるもので、一般には受け入れられているとは言い難い。
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グリーンランド語はラテン文字で書かれる。使われるアルファベットは、 A E F G H I J K L M N O P Q R S T U V 他の言語、とくにデンマーク語および英語からの借用語のつづりには、追加的に B, C, D, X, Y, Z, W, Æ, Ø, Å の文字が使われる。グリーンランド語は引用符として "..." と »...« の記号を用いる。 1851年から1973年までのあいだ、グリーンランド語はサムエル・クラインシュミットによって発案されたアルファベットで書かれていた。このアルファベットはクラー (kra) という特別の文字 (Κʼ / ĸ) を用いていたが、これは1973年の改革で q に置きかえられた。クラインシュミットのアルファベットでは、長母音と二重子音は母音の上にダイアクリティカルマークを載せることで示された(子音の二重化の場合は、その子音に先行する母音の上にダイアクリティカルマークが置かれた)。たとえば、Kalaallit Nunaat というこの名前は Kalâdlit Nunât とつづられた。この方式では曲アクセント ( ˆ ) は長母音を表し (旧:ât, ît, ût → 新:aat, iit, uut)、鋭アクセント ( ´ ) は後続する子音の二重化 (á(k), í(k), ú(k) → a(kk), i(kk), u(kk))、そして著者によってチルダ ( ˜ ) または重アクセント ( ` ) が母音の長さと後続子音の二重化を同時に示していた (ãt, ĩt, ũt または àt, ìt, ùt → aatt, iitt, uutt)。グリーンランド語では ê と ô の文字は r と q の前でのみ用いられ、現在では er/eq, or/oq と書かれている。カナダのラブラドール地方北東部ヌナーツィアヴト (Nunatsiavut) で話されている Nunatsiavummiutut(イヌクティトゥット語のカナダ方言のひとつ)のつづりの体系は、古いグリーンランド語の体系から派生している。 専門的には、クラインシュミットの正書法は形態論に焦点をあてたものであり、同一の派生接辞 (derivational affix) がたとえ異なる文脈では別様に発音されるとしても同じように書かれるべしとしたものである。これは1973年の改革で音韻体系に沿うよう置きかえられ、これによって書かれた形から発音へのつながりが明確になると同時に、同一の接尾辞が異なる文脈では別様に書かれている。この違いは音韻変化によるものである。したがって旧正書法から新正書法に移行することは容易であるが(オンラインの変換器 を見よ)、逆の方向は完全な語彙分析を必要とする。
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正書法
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ミクマク語のローマ字による表記方式は19世紀に宣教師たちによっていくつか考え出されている。以前はこの言語はミクマック象形文字という部分的に独自の方法で書かれていた。Francis-Smith正書法は1974年に開発され、1980年にミクマク・ネイションの公式正書法として採用された。これが最も広範に使われる正書法で、ノヴァスコシアのミクマクとMíkmaq Grand Councilにて用いられる。これと酷似するのが"Lexicon"正書法であり、違いは母音の長さを示すのにアポストロフィ‹ ' ›か鋭アクセント‹ ´ ›の代わりにコロン‹ : ›を用いることだけである。Francis-Smith正書法が開発された当初、アポストロフィ(しばしば"tick"と呼ばれる)が母音の長さの符号として指定されていたが、ソフトウェア・アプリケーションが誤ってtickをカーリーアポストロフィへと自動修正してしまったため、鋭アクセントによる二次的手段が正式に容認された。棒付きi‹ ɨ ›はしばしばより一般的な曲アクセント付きiで書かれる。Listuguj正書法ではアポストロフィが長母音を示し、‹g›の文字が‹k›の代わりに用いられる。19世紀のPacifique正書法では‹w›と‹y›を使わずに‹o›と‹i›を代わりに用い、母音の長さは無視している。19世紀のSilas Tertius Randによる正書法も下表に示したが、これはより複雑である(特に母音について)。 ミクマク語正書法IPA/a//aː//e//eː//i//iː//ə//tʃ//k//l//m//n//o//oː//p//x//s//t//u//uː//w//j/Francis-Smitha a'/á e e'/é i i'/í ɨ j k l m n o o'/ó p q s t u u'/ú w y Listuguja a' e e' i i' ' j g l m n o o' p q s t u u' w y Lexicona a: e e: i i: ɨ j k l m n o o: p q s t u u: w y Pacifiquea e i tj g l m n ô p s t o Randă a â ĕ ā ĭ e ŭ ch c k l m n ŏ o ō b h s d t ŏŏ oo u w y
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正書法
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ウェールズ語 â, ê, î, ô, û, ŵ, ŷ があり、それぞれサーカムフレックスのつかない母音に対して長母音を表す。ただしサーカムフレックスのつかない母音が常に短いわけではない。 エスペラント語 ĉ, ĝ, ĥ, ĵ, ŝ があり、それぞれ /tʃ/, /dʒ/, /x/, /ʒ/, /ʃ/ を表す。 スロバキア語 ô は、/uo/ を表す。 フランス語 アクサン・シルコンフレクス(accent circonflexe)という。â, ê, ô はそれぞれ /ɑ/, /ɛ/(è と同じ), /o/ の音に確定するが、î, û はアクサンのない i, u と発音上の区別はなく、単に同綴語を識別するだけの機能しかもたない。歴史的には、この符号が付加される母音の後ろに s があったか、重母音であったことが多い。#関連項目にリンクのあるフランス語版の記事が詳しい。1990年の正書法改革によって従来の「î û」の大部分は「i u」と書かれることになったが、動詞の単純過去・接続法半過去・接続法大過去、固有名詞、および同音異義語の区別に役立つ少数の単語ではアクサンが残される。 ベトナム語 â, ê, ô が使われる。ê, ô はそれぞれ狭い /e/, /o/ であり、â は中舌の /ə/ を表す。なお、声調記号はサーカムフレックスと複合して書かれる。 ポルトガル語 アセント・シルクンフレクソ(acento circunflexo)といい、狭めの母音を表す。すなわち、アキュート・アクセントの á, é, ó が広めの母音を表すのに対し、â, ê, ô はそれぞれ /ɐ/, /e/, /o/ のような音を表す。 ルーマニア語 アクチェント・チルクムフレクス(accent circumflex)という。â と î はどちらも同じ音で、非円唇中舌狭母音 /ɨ/ を表す。語中では â を、語頭と語末では î を用いる。
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正書法
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「アル・アンダルス=アラビア語」の記事における「正書法」の解説
基本的にアラビア文字で記されたが、フスハーとの乖離が大きくなるにつれ、補助記号付きの文字などを使った独自の表記法が確立されていった。しかし根拠地であるイベリア半島から放逐された現在では、再び数多くのアーンミーヤの内の1つに戻っており、正書法は存在しない。
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正書法
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シクウォイアによって発明された85文字のチェロキー文字で書かれている。ラテン文字に似ているものもあるが、音値は完全に異なる。シクウォイアは、英字、ヘブライ文字、ギリシア文字の存在を知っていたが、それらを読み取ることができなかったためである。 この文字では、ノースカロライナの方言は1対1で音が対応しているが、オクラホマで話されている子音の一部は文字が足りないなどの理由もあり、表記されずに異音扱いになっている。しかし、発音上ではしっかりと区別されているので、注意が必要。また、声調も表記されないので意味の弁別は文脈に頼ることになっている。ほかにも、より正確に音値を表現できるラテン文字表記も使われる。 注1ラテン文字転写では通常、声門閉鎖が表記されないので、以下の規則を使って声門閉鎖がつくか否かを特定する。 語頭の Ꭰ [a], Ꭱ [e], Ꭲ [i], Ꭳ [o], Ꭴ [u], Ꭵ [v] は声門閉鎖を伴わない。 Ᏹ [yi], Ꮽ [wu] はどの位置にあっても声門閉鎖を伴わない。 語中、語尾の Ꭰ,Ꭱ,Ꭲ,Ꭳ,Ꭴ,Ꭵ は声門閉鎖を必ず伴う。 声門閉鎖が母音とともに発音されないことがあり、その時はラテン文字にもチェロキー文字にも一切表記されない。 例 ᏔᎵ [taʔli]「5」
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正書法
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詳細は「:en:Mapudungun alphabet」を参照 マプチェ族はスペイン語が到来する前は書記体系を持たなかったが、現在その言語はラテン文字で書かれている。この記事で使用されている正書法はAlfabeto Mapuche Unificado(マプチェ語の統一アルファベット)に基づいているが、チリの言語学者や他の人々がこの言語の多くの出版物で使用している体系、競合するRagileo、Nhewenh、Azumchefiの体系にはすべて支持者がおり、当局、言語学者、マプチェ族のコミュニティの間で合意はまだない。同じ単語が、書記体系ごとに大きく異なって見える場合がある。たとえば、「会話」または「物語」という意味の単語は、gvxam、gytram、またはngütramのいずれかで記述される。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 17:32 UTC 版)
バシキール人の祖先は、フィン・ウゴル系の民族であったと考えられているが、彼らはかなり初期からブルガール語を受容していた。モンゴルによる征服後は、ジョチ・ウルスの諸部族の間で広く用いられていたキプチャク系テュルク語が普及し、バシキール人もタタール語を書記言語として用いていた。15世紀以降は、バシキール人の間の書記言語はチャガタイ語となった。バシキール語は、長く正書法を持たず、隣接するタタール語の強い影響下に置かれていたが、1923年には、アラビア文字を用いた最初のバシキール語の正書法が制定され、タタール語からの影響を排除することが目指された。1930年にはラテン文字、1938年にはキリル文字による正書法に切り替えられた。
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正書法
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宣教師が接触後、ロトゥマ島にはさまざまな正書法があった。フランスのカトリック教会の宣教師たちは、自分たちのアルファベットに基づいて正字法を考案し、英語のウェスレアン・メソジスト派の宣教師たちは、ロトゥマ語を書くために独自の正書法を開発した。現在一般的に使用されているものは、言語学の知識がありトンガ語の正書法を考案したオーストラリアのメソジスト派のC.M.チャーチワード牧師によるものである。チャーチワードの独創的な著作「ロツマ語の文法と辞書」に出てくるアルファベットがこれである: a – /a/ ȧ or ä – /a/ ~ /æ/ ạ – /ɔ/ e – /e/ f – /f/ g – /ŋ/ h – /h/ i – /i/ j – /tʃ/ k – /k/ l – /l/ m – /m/ n – /n/ o – /ɔ/ ö – /ø/ p – /p/ s – /s/ t – /t/ u – /u/ ü – /y/ v – /v/ ʻ – /ʔ/ 声門破裂音 Churchwardの辞書では、母音a、o、iの変化については、種間の変化が基本文字の中で起こっていないかのように扱っている:päegaという単語は、seatを意味し、paki ri (バナナを意味する) の前に現れ、pau (非常に多くを意味する) の前に現れる。加えて、上にある全ての元の母音の例はマクロンと共に現れ、母音の長さがおそらく音韻の過程であるが、それらがより長いことを示している。チャーチワードのアルファベットはロトマン語音韻論の十分な分析の前に作られたので、純粋に音素論ではない。ジョージ・ミルナーは発音区別符を使わずに音韻的な綴りを提案したが、これは母音のアロフォニーの理解をメタセシスと関係があるものとして取り入れている(上記参照)。 ChurchwardIPAMilnerGlosscompleteincompleteincompletemose mös [møs] moes 'sleep' futi füt [fyt] fuit 'pull' a+su a+s [ɔs] aus 'steam' a+ti ȧt [æt] ait 'gather (shellfish)'
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正書法
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20世紀まではアラビア文字を用いて表記されてきたが、1927年にラテン文字のアルファベットが制定された。1939年にはキリル文字による表記に改められた。1999年9月15日、タタールスタン共和国の国会は、再びラテン文字のアルファベットによる正書法を復活させることを決定し、2001年9月1日より実行に移された。現在、2011年までの目標で、キリル文字からラテン文字の表記への移行が進められている。 しかし、この動きを受けて、ロシア上院は2002年、「ロシア連邦内のすべての言語の表記はキリル文字に基づくものでなければならない」という緊急の決定を採択した。また、2004年10月には、ロシア連邦憲法裁判所が、タタール語の地位に関する問題を討議している。憲法裁判所は、2004年11月16日に、連邦内の諸言語の表記の制定についてのロシア連邦の立法府の権利を認める判断を下している。
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正書法
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「グアテマラ・マヤ言語アカデミー」の記事における「正書法」の解説
グアテマラ・マヤ言語アカデミーはマヤ諸語のためのもっとも広く使われる正書法を開発した。ただしメキシコのマヤ諸語はINALI(英語版)の定める別の正書法を使用している。 この正書法はもともと1960年代にテレンス・カウフマンらによって設立されたフランシスコ・マロキン言語研究所(Proyecto Lingüístico Francisco Marroquín, PLFM)のつづりにわずかな変更を加え、1987年に正式採用されたものである。 下の表で、国際音声記号はあくまで便宜的につけられたものであり、実際の音価は言語・方言によって異なり得る。 母音ALMGIPAALMGIPAALMGIPAa [a] aa [aː] ä [ɐ] e [e] ee [eː] ë [ɛ] i [i] ii [iː] ï [ɪ] o [o] oo [oː] ö [ɤ̞] u [u] uu [uː] ü [ʊ] 子音ALMGIPAALMGIPAALMGIPAALMGIPAALMGIPAbʼ [ɓ] b [b] ch [t͡ʃ] chʼ [t͡ʃʼ] h [h] j [χ] k [k] kʼ [kʼ] l [l] m [m] n [n] nh [ŋ] p [p] q [q] qʼ [qʼ] r [r] s [s] t [t] tʼ [tʼ] tz [t͡s] tzʼ [t͡sʼ] w [w] x [ʃ] y [j] ʼ [ʔ] 声調言語(主にユカテコ語)では高い音調をアキュート・アクセントで「á」、「ée」のように表記する。 後部歯茎音とそり舌音の破擦音・摩擦音の区別がある言語(マム語、イシル語、テクティテコ語、アワカテコ語、カンホバル語、ポプティ語、アカテコ語)のためには、ALMGは以下の表記を提案している。 後部歯茎音とそり舌音のためのALMGの規約ALMGIPAALMGIPAALMGIPAch [tʃ] chʼ [tʃʼ] xh [ʃ] tx [tʂ] txʼ [tʂʼ] x [ʂ]
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「ヒンドゥスターニー語」の記事における「正書法」の解説
前述の歴史的経緯から、ヒンディー語はデーヴァナーガリー文字、ウルドゥー語はアラビア文字系のウルドゥー文字で表記される。特にインドでは、1950年に「デーヴァナーガリー文字で記されたヒンディー語」が公用語として指定されている。互いの言語の話者が文字でコミュニケーションを行う場合、ラテンアルファベットを用いた代用表記を用いることがあるが、この表記は標準形が確立されておらず、話者によってまちまちな綴りとなる。 以下にデーヴァナーガリー文字およびウルドゥー文字の表記をそれぞれ示す。 デーヴァナーガリー文字अआइईउऊएऐओऔə aː ɪ iː ʊ uː eː ɛː oː ɔː कक़खख़गग़घङk q [kʰ] x ɡ ɣ [ɡʱ] ŋ चछजज़झझ़ञt͡ʃ [t͡ʃʰ] d͡ʒ z [d͡ʒʱ] ʒ ɲ टठडड़ढढ़णʈ [ʈʰ] ɖ ɽ [ɖʱ] [ɽʱ] ɳ तथदधनt [tʰ] d [dʱ] n पफफ़बभमp [pʰ] f b [bʱ] m यरलवj ɾ l ʋ शषसहʃ ʂ s ɦ ウルドゥー文字文字文字名音IPAا alif – – ب be b /b/ پ pe p /p/ ت te t /t/ ٹ ṭe ṭ /ʈ/ ث se s /s/ ج jīm j /d͡ʒ/ چ che ch /t͡ʃ/ ح baṛī he h /h ~ ɦ/ خ khe kh /x/ د dāl d /d/ ڈ ḍāl ḍ /ɖ/ ذ zāl dh /z/ ر re r /r ~ ɾ/ ڑ ṛe ṛ /ɽ/ ز ze z /z/ ژ zhe zh /ʒ/ س sīn s /s/ ش shīn sh /ʃ/ ص su'ād ṣ /s/ ض zu'ād z̤ /z/ ط to'e t /t/ ظ zo'e ẓ /z/ ع ‘ain ' – غ ghain gh /ɣ/ ف fe f /f/ ق qāf q /q/ ک kāf k /k/ گ gāf g /ɡ/ ل lām l /l/ م mīm m /m/ ن nūn n /n/ و vā'o v, o, or ū /ʋ/, /oː/, /ɔ/ or /uː/ ہ choṭī he h /h ~ ɦ/ ھ do chashmī he h /ʰ/ or /ʱ/ ء hamza ' /ʔ/ ی ye y, i /j/ or /iː/ ے baṛī ye ai or e /ɛː/, or /eː/
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 04:01 UTC 版)
東ロンバルド語はいまだ主に口頭言語であるため、一般的に受け入れられている正書法は確立されていない。近年はテキスト制作(主に軽い喜劇と詩集)が増加しているが、著者は各々独自の綴り規則に従っている。最も議論の余地がある問題は、母音間の /s/ と/z/の表記法だと思われる(様々な著者により⟨-ss-⟩, ⟨-s-⟩ や ⟨-z-⟩)果ては /tʃ/ と記される。あと/k/が(⟨-cc⟩, ⟨-c⟩ , ⟨-ch⟩などと記される)。 本記事は、以下の例外を除いて、イタリア語の正書法(Italian orthography)規則に従う。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 09:35 UTC 版)
古ジョージア語の正書法は、すべての場合において同じ単語が同じ方法で書き表されるという意味で、非常に一貫している。綴字はほぼ音素であり、ほぼすべての音素が単一の文字だけで表される。例外は以下の通り。 母音 u 各音素がそれぞれ1文字で表記されるというルールの最も顕著な例外が、母音 u である。母音 u は一貫して二重音字 ႭჃ ႭჃ 〈oü〉で表記され、「パン」を意味する ႮႭჃႰႨ 〈p’oüri〉 p’uri などが代表例として挙げられる。これは u を ου と表記するギリシア語のスペリングに由来している。中ジョージア語のヌスフリ文字(グルジア語版)になると、もともとの二重音字 ⴍⴣ 〈oü〉は、単一の文字 ⴓ 〈u〉(ムヘドルリ文字(グルジア語版)表記 უ )へと統合された。対応するアソムタヴルリの単一文字として Ⴓ が考案されたが、もともとのアルファベットには含まれておらず、古ジョージア語の時代には使用されていない。 半母音 w 半母音 w は、単語内の位置に応じて、表記方法が2種類ある。子音の直後に発生する場合は二重音字 ႭჃ 〈oü〉が用いられる。例としては、「我々」を意味する ႹႭჃႤႬ 〈choüen〉 chwen 、「コキジバト」を意味する ႢႭჃႰႨႲႨ 〈goürit’i〉 gwrit’i がある。二重音字 ႭჃ 〈oü〉は w と u の両方を表すことから、例えば「5」を意味する ႵႭჃႧႨ 〈khoüti〉 khuti と「6」を意味する ႤႵႭჃႱႨ 〈ekoüsi〉 ekwsi は、綴字上は区別されない。 子音の直後以外の場合、半母音 w は文字 Ⴅ 〈v〉で表される。例えば「雪」を意味する ႧႭႥႪႨ 〈tovli〉 towli、「場所」を意味する ႥႤႪႨ 〈veli〉 weli、「テント」を意味する ႩႠႰႠႥႨ 〈k’aravi〉 k’arawi が挙げられる。 半母音 w に関する2種類の綴字は異音のバリエーションを明確に示しており、現代のジョージア語にも表れている。すなわち、子音の直後に続く場合は [w] の発音となり、それ以外の場合は [ʋ] ないし [β] の発音となっている。1879年に標準化された現在ジョージア語の綴字では、[w] と [ʋ/β] がともに一貫して ვ 〈v〉で表記されるが、期待される ჃႭ 〈oü〉ではなく Ⴅ 〈v〉で綴る事例は古ジョージア語にも見られる。 半母音 y 接尾辞に登場する最初の母音 i- は、母音に続く y- として表される。この異音 y には独自のアルファベットが割り当てられている。「イエスの母」を意味する ႣႤႣႠჂ ႨႤႱႭჃჂႱႠ 〈deday iesoüysa〉 deda-y iesu-ysa が代表的な例であり、/deda-i iesu-isa/ という発音になる。 ギリシア文字 アソムタヴルリのアルファベットには、元来の古ジョージア語の表記には不要な3つの文字 Ⴡ 〈ē〉、Ⴣ 〈ü〉、Ⴥ 〈ō〉が含まれている。これらは、ギリシア語の名前や外来語の音訳を可能とするために追加された文字であり、実際にギリシア語の母音 ē(イータ)、ü(ウプシロン)、ō(オメガ)を書き表すためにしばしば使用された。これらの母音はジョージア語にとっては異質なものであるため、実際の発音ではそれぞれ ey、wi、ow と置き換えられた。このことは、古い異表記や対応する現代の形式から推定できる。例えばギリシア語で「エジプト」を表す Αἴγυπτος は、ႤႢჃႮႲႤ 〈egüp’t’e〉 egwip’t’e を表記される。 また文字 Ⴥ 〈ō〉は、ジョージア語において呼格を表すためにも使用された。例えば「おお、女性よ」の意味で Ⴥ ႣႤႣႨႩႠႺႭ 〈ō dedik’atso〉 o dedik’atso となる。 文字 Ⴡ 〈ē〉および Ⴣ 〈ü〉については、ey や wi を表す簡便な用法として、通常のジョージア語の文例でも頻繁に登場した。例えば「王」を意味する ႫႤႴჁ 〈mepē〉 mepey や、「ワイン」を意味する ႶჃႬႭჂ 〈ghünoy〉 ghwinoy が挙げられる。綴字は語形変化によって変わることがある。例えば「言葉」を表す主格 ႱႨႲႷႭჃႠჂ 〈sit’q’oüay〉 sit’q’wa-y は、属格で ႱႨႲႷჃႱႠ 〈sit’q’üsa〉 sit’q’w-isa となる。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 14:59 UTC 版)
ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、スロベニア語などのスラヴ系言語、バルト語派に分類されるラトビア語、リトアニア語、その他ハンガリー語やアルバニア語など、ラテン文字を用いる東欧の言語の多くでは、c は後続音の如何にかかわらず、常に [ts] 音を表す。ポーランド人ルドヴィコ・ザメンホフの考案によるエスペラントもまた同様である。(例) ハンガリー語: cukor [ツコル] 「砂糖」 また中国語のピンインにおいては、“息を出さない「ツ」音” [ts] を z と書くのに対して、“息を強く出す「ツ」音” [tsʰ] を c と表している。(例) 中国語: cānkǎo 参考 [ツァンカオ] 「参考にする」 東欧以外のいくつかの言語では c を [ʧ] の音標とするものがある。インドネシア語やマレー語はその代表である。(例) インドネシア語: cokelat [チョクラッ] 「チョコレート」 トルコ語や、トルコ語に倣って正書法を定めたアゼルバイジャン語などでは、c は [dʒ] (ヂャ行のような子音)を表し、[ʧ] にはセディーユ付きの ç が当てられている。(例) トルコ語: cuma [ヂュマー] 「金曜日」
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 04:13 UTC 版)
詳細は「モン文字」を参照 モン語は東南アジアの言語で最も早い段階で書き言葉が存在するものの一つである。モン人の文字記録は中部タイで発見された5世紀のものとされる石柱の碑文が最も古いがこれはグランタ文字の流れを汲むものであり、初期のチャンパやジャワ文字とほぼ同じである。後期モン文字も丸みを帯びた形であったが、ビルマ人が自分たちの言語を書き表すためにモン文字を採用して以降は現在の円を基調とした特異な形となっていった(参照: ビルマ文字)。ミャンマーの歴史においてモン・シャン・ビルマの三つ巴の抗争の果てビルマ人が覇者となった結果、モン人含めミャンマー国内のあらゆる民族集団がビルマ人の文字を模範とするようになり、本来モン語のためにあった文字の方がビルマ文字を模したものに変質するという逆転現象が起きている。 文字の体系はアブギダである。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 05:49 UTC 版)
長く文字を持たない言語であったが、1862年にピョートル・ウスラルがキリル文字ベースの正書法を提唱して以降、様々な正書法が提唱された。1926年から1938年まではニコライ・マルによるラテン文字ベースの正書法、1938年から1954年まではアカキ・シャニゼらによるグルジア文字ベースの正書法が用いられていたが、1954年以降は現在に至るまでコンスタンティン・マチャヴァリアニとドミトリー・グリアが提唱した正書法(1892年)をもとにしたキリル文字アルファベットによって表記されている。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 19:04 UTC 版)
ルワンダ語アルファベット A a - [ɑ] B b - [b/β] C c - [c] Cy cy - [kj] D d - [d] E e - [e] F f - [f] G g - [g] H h - [h] I i - [i] J j - [ʤ] Jy jy - [gj] K k - [k] L l - [l] M m - [m] N n - [n] Nk nk - [ŋkh]? Nt nt - [nh] Ny ny - [ɲ] O o - [o] P p - [p] R r - [ ɾ] S s - [s] Sh sh - [ɕ] T t - [t] U u - [u] V v - [v] W w - [w] Y y - [j] Z z - [z] 「k」は、「a」の前では[kʰ]、「o」「u」の前では[kʷ]、それ以外は[k]と発音される。 「ki」・「ke」の綴りで表現される音は、話者によって[ki]・[ke]とも[ci]・[ce]とも発音される[要出典]。 語末の「a」、「e」、「i」は、後ろに母音で始まる語が続くとき、日常の発話ではよく脱落する。例として、正書法の「Reka tukurate tukuvuge ibigwi wowe utubumbiye hamwe twese Abanyarwanda uko watubyaye berwa, sugira, singizwa iteka.」(ルワンダ国歌より引用)は、実際には「reka tukurate tukuvug' ibigwi wow' utubumiye hamwe twes' abanyarwand' uko watubyaye berwa, sugira singizw' iteka.」のような発音になる。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 10:41 UTC 版)
在米朝鮮語はあくまで口語であり書記言語ではないので、文章にする際は標準的な朝鮮語で書かれる。よって、この言語のハングルでの正書法は存在しない。ただし、在米朝鮮人の2世以降の世代が互いに私信などをやり取りする際は、ハングルもしくはラテンアルファベットを用いてこれを文字化することもあるが、在日朝鮮語やコリョマルに比して成立してからの時間経過も浅いため、そのような例もあまり多いとはいえない。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 17:46 UTC 版)
イングランドはフランス語話者の支配(ノルマン朝、プランタジネット朝)が数百年続いたため、イギリス式にはフランス語の影響がみられる。 イギリス式アメリカ式単語例(イギリス式)備考-our -or colour、labour、flavour、humour 動作主を表す -or は英米同形 -re -er centre、theatre (米国でも劇場などには使われる)、metre -nce -nse defence、offence -ise、-isation -ize、-ization organisation、recognise イギリスでもオクスフォード式綴りでは -ize、-ization -ae、-oe -e encyclopaedia、foetus -lled、-lling、-ller -led、-ling、-ler traveller、signalling -l -ll instalment、skilful 母音とlで終わる語に、頭位が子音の接尾辞を付加したとき cheque check 「小切手」を意味するときのみ grey gray 灰色 kerb curb 縁石 mould mold カビ pyjamas pajamas パジャマ storey story (ビル) A five storey building 階 sulphur sulfur 硫黄 tyre tire タイヤ yoghurt、yogurt yogurt ヨーグルト
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 09:37 UTC 版)
「アアルヴァニティック語」の記事における「正書法」の解説
アアルヴァニティック語は民族内部ではめったに書かれていない。 伝えられるところによれば( GHM 1995 )、ギリシャ・アルファベット(多くの場合、文字b、d、e、j、または分音記号( )が追加されている )とラテン・アルファベットの両方で書かれている。正統派のトスク・アルバニア人も、同様の形式のギリシャ文字で書いていた(例 )。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 00:22 UTC 版)
「シベリア・タタール語」の記事における「正書法」の解説
シベリア・タタール語はキリル文字とラテン文字で表記される。シベリア・タタール語のラテン文字は共通チュルク文字(英語版)に基づいている[要出典]。 CyrillicLatinPronunciationNotesА а A a [a] Ә ә Ä ä [æ] Б б B b [b] В в W w, V v [w]; [v] V v in loanwords Г г G g [ɡ] Ғ ғ Ğ ğ [ɣ] Д д D d [d] Е е E e, Ye ye [e] Cyrillic Е е also used as [je] in Russian loandwords, in other cases Siberian tatars use Йе йе (Ye ye) Ё ё Yo yo, Yö yö [jo] used in Russian loandwords, in other cases Siberian tatars use Йо йо, Йө йө (Yo yo, Yö yö) Ж ж J j [ʒ]; [ʑ] З з Z z [z] И и İ i [i] Й й Y y [j] К к K k [k] Ҡ ҡ Q q [q] Л л L l [l] М м M m [m] Н н N n [n] Ң ң Ŋ ŋ [ŋ] О о O o [ʊ̞]; [o] Ө ө Ö ö [ø] П п P p [p] Р р R r [ɾ]; [r] С с S s [s] Т т T t [t] У у U u, W w [u]; [w] ул – ul; уаҡыт – waqıt Ү ү Ü ü, W w [y]; [w] күреү – kürew Ф ф F f [f] Х х X x [χ] Һ һ H h [h] Ц ц C c [t͡s] Ч ч Ç ç [tʃ]; [tɕ] Ш ш Ş ş [ʃ]; [ɕ] Щ щ Şç şç [ɕɕ] Only in Russian loanwords Ъ ъ - [-] Ы ы I ı [ɤ]; [ɯ] Ь ь - [ʲ] Э э E e [e] Ю ю Yu yu, Yü yü [ju] used in Russian loanwords, in other cases Siberian tatars use Йу йу, Йү йү (Yu yu, Yü yü) Я я Ya ya, Yä yä [ja] used in Russian loanwords, in other cases Siberian tatars use Йа йа, Йә йә (Ya ya, Yä yä)
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 01:39 UTC 版)
詳細は「ウェールズ語の正書法」を参照 ウェールズ語は29字母のラテンアルファベットで書かれ、そのうち8つは照合では異なる文字として扱われる二重音字である。 a, b, c, ch, d, dd, e, f, ff, g, ng, h, i, j, l, ll, m, n, o, p, ph, r, rh, s, t, th, u, w, y 英語の慣習と対照的に、"w" および "y" はウェールズ語では "a"、"e"、"i"、"o"、"u" と共に母音字母と見なされる。 字母 "j" は伝統的に使用されなかったが、現在はjam、jôc (joke)、garej (garage) のような英語から借用された多くの日常語で使われている。字母 "k"、"q"、"v"、"x"、および "z" はkilogram、volt、zeroのような一部の専門用語で使われるが、全ての場合においてウェールズ語の字母で置き換えることができ、そうされることが多い(cilogram、folt、sero)。字母 "k" は16世紀まで一般的に使用されたが、ウェールズ語新約聖書の出版時に抜け落ちた(普段は英語やラテン語を印刷する印刷業者がウェールズ語を印刷するのに十分な量の "k" の活字を持っていなかったため)。この変更は当時は受けが悪かった。 最も一般形な補助記号はサーカムフレックスであり、これは長母音を識別する。これは一方の単語では母音が短く、他方の単語では母音が長い同形異義語の場合に最もよく見られる(例えばman "場所" とmân "細かい、小さな")。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 06:50 UTC 版)
「イベリアポルトガル語」の記事における「正書法」の解説
新正書法ではブラジルのものとかなり近くなっているが、António / Antônio(アントニオ、人名、左がポルトガル、右がブラジル)など一部の単語では、両国における発音の差を反映したものとなっている。 旧正書法では、もはや発音されない子音が伝統的な理由から表記され続けていた。例: acção(行為、ブラジルではação)
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 01:50 UTC 版)
元来ハングルで記されていたが、現在ではキリル文字での表記も一部で行われている。
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正書法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/05 16:22 UTC 版)
アイ語の正書法は、ラテン文字に基づくものとなっている。その中でも最も普及しているのは宣教師Borman夫妻の手によるBorman正書法である。この正書法はスペイン語の正書法から非常に大きな影響を受けている。 大文字小文字名称音価(IPA)A a a a An an an ã B b be b C c ca あるいは ce k Cc cc cca kʰ Ch ch che tʃ Chh chh chhe tʃʰ D d de d Dy dy dye dʒ E e e ɛ En en en ɛ̃ F f efe f ~ ɸ G g ge g ~ ɣ I i i i In in in ĩ J j je あるいは jota h ~ x M m eme m N n ene n Ñ ñ eñe ɲ O o o ɔ On o on ɔ̃ P p pe p Pp pp pe pʰ Q q que あるいは cu k Qq qq qque kʰ R r ere ɾ S s ese s Sh sh she ʃ T t te t Tt tt tte tʰ Ts ts tse ts Tss tss tsse tsʰ U u u ɨ Un un un ɨ̃ V v ve ʋ Y y ye あるいは i griega j Z z ze あるいは zeta dz ' ' e' あるいは oclusivo glotal ʔ
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正書法
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