抑止とは? わかりやすく解説

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よく‐し【抑止】

読み方:よくし

[名](スル)おさえつけて活動などやめさせること。「地価高騰を—する」「の—力」


おくし・せっしゅ 【抑止・摂取】

仏教教義の語。抑止は〈抑え止める〉こと、摂取は〈摂め取る〉ことで、仏が、衆生犯しそうな悪をあらかじめ抑えるのが抑止、すでに犯した悪を許容してくれるのが摂取。その教えを抑止門・摂取門ともいう。弥陀第十八願に「五逆正法誹謗するものを除く」とあるのは、すでに犯したものは摂取し、まだ犯してないものは抑止しておく、との意味があるという。なお摂取摂取不捨摂取して捨てず)・摂取照護(摂取し照らし護る)などの語としても用いられる

抑止力

( 抑止 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 15:18 UTC 版)

抑止力(よくしりょく、: deterrence)とは、抑止する力であり、つまり相手に有害な行動を思いとどまらせる力、作用[1]。なにかをしようと思っている者にそれを行うことを思いとどまらせる力。やろうかと思っている活動をやめさせる力[2]




「抑止力」の続きの解説一覧

抑止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 09:22 UTC 版)

軍事力」の記事における「抑止」の解説

敵の軍事行動をこちらの軍事力存在によってリスクコスト計画の段階引き上げることで思いとどまらせるという機能である。冷戦における核兵器開発競争はこの抑止力競争という側面が強い。

※この「抑止」の解説は、「軍事力」の解説の一部です。
「抑止」を含む「軍事力」の記事については、「軍事力」の概要を参照ください。


抑止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/20 02:26 UTC 版)

核抑止」の記事における「抑止」の解説

抑止は大きく分けて2つあり、一つは「懲罰的抑止」、もう一つは「拒否的抑止」である。懲罰的抑止とは、相手国に、もし攻撃をすれば自国攻撃されてしまうと思わせることで、攻撃意志挫く形の抑止。いわゆる核の傘日本を守るという考え方は、この懲罰的抑止該当する。これに対して拒否的抑止とは、いくら攻撃をしても防がれてしまう為、攻撃して無駄だ思わせる抑止。ミサイル防衛核シェルターなどがこれに該当する

※この「抑止」の解説は、「核抑止」の解説の一部です。
「抑止」を含む「核抑止」の記事については、「核抑止」の概要を参照ください。

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抑止

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 23:14 UTC 版)

名詞

(よくし)

  1. 抑え付けてとどめること。何らかの行為さまざまな手段によりさせないようにすること。食い止めること。

発音(?)

よ↗くし
よ↘くし

派生語

対義語

対義語

動詞

活用

サ行変格活用
抑止-する

「 抑止」の例文・使い方・用例・文例

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