感染とは? わかりやすく解説

かん‐せん【感染】

読み方:かんせん

[名](スル)

病原体体内侵入すること。特に、そのために種々の病態が起こること。「結核に—する」「新型ウイルスが人に—する仕組み解明する

影響を受け、それに染まること。「過激な思想に—する」

コンピューターシステム不具合起こすコンピューターウイルスが、ファイル組み込まれること。


感染

英訳・(英)同義/類義語:infection

病原体体内入り増殖状態になること。
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現象や動作行為に関連する概念:  性的隔離  悪液質  感作  感染  成長運動  手続き記憶  托卵

感染

Infection

【概要】 病原となる微生物より大きい生物(宿主)に寄生して生きていける状態になること。宿主にとって都合の悪い感染を感染症呼んでいる。微生物によって住み着くところは、宿主細胞の中や細胞細胞の間だったりする。 

【詳しく】 HIV場合細胞にとりこまれ、RNAからDNAの形に変り細胞遺伝子組み込まれ時点で感染が成立したと言える

《参照》


感染

【仮名】かんせん
原文infection

体内での微生物侵入増殖。感染は体のいたるところ起こり体中拡がる微生物は、細菌ウイルス酵母菌菌類である。これらは感染した所によって発熱他の問題引き起こす。体の自然防御システム強ければ微生物戦い、感染を防ぐことができる。がんの治療中には、自然防御システム弱めるものもある。

感染

作者ジャネット・アシモフ

収載図書妖魔の宴―スーパー・ホラー・シアター ドラキュラ編 2
出版社竹書房
刊行年月1992.12
シリーズ名竹書房文庫


感染

作者畠中佳子

収載図書火山灰の降る日
出版社驢馬出版
刊行年月2002.12
シリーズ名驢馬文芸叢書


感染―Infektion

作者田村純一

収載図書エレメンタルカナ―精霊症候群
出版社富士見書房
刊行年月2002.6
シリーズ名富士見ファンタジア文庫


感染

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/09 03:15 UTC 版)

感染(かんせん、: infection)とは、生物体内もしくは表面に、より体積の小さい微生物等の病原体寄生し、増殖するようになる事[1]。また、侵入等のその過程[2]。 それによっておこる疾患感染症という。


  1. ^ 柳下徳雄. “感染”. 日本大百科全書(小学館). Yahoo!百科事典. 2013年4月7日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 感染”. マイペディア日立ソリューションズ. コトバンク (2010年5月). 2013年4月7日閲覧。
  3. ^ a b c 矢野郁也(編集)、熊沢義雄(編集)、内山竹彦(編集)、『病原微生物学』、53ページ、東京化学同人、2002年11月
  4. ^ Jacquelyn G. Black著、林英生・岩本愛吉・神谷茂・高橋秀実監訳、『ブラック微生物学 第2版』、408ページ、丸善(株)出版事業部、2007年1月
  5. ^ 矢野郁也(編集)、熊沢義雄(編集)、内山竹彦(編集)、『病原微生物学』、75ページ、東京化学同人、2002年11月
  6. ^ a b c d e 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、42ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月
  7. ^ 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、44ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月
  8. ^ a b c d e 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、43ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月
  9. ^ 綿貫勤(編集)、並木恒夫(編集)、若狭治毅(編集)、大西義久(編集)、『シンプル病理学』、59ページ、南江堂; 改訂第3版、1999年03月
  10. ^ 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、249ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月
  11. ^ 綿貫勤(編集)、並木恒夫(編集)、若狭治毅(編集)、大西義久(編集)、『シンプル病理学』、59~61ページ、南江堂; 改訂第3版、1999年03月
  12. ^ a b 矢野郁也(編集)、熊沢義雄(編集)、内山竹彦(編集)、『病原微生物学』、58ページ、東京化学同人、2002年11月
  13. ^ 矢野郁也(編集)、熊沢義雄(編集)、内山竹彦(編集)、『病原微生物学』、125ページ、東京化学同人、2002年11月
  14. ^ a b c 矢野郁也(編集)、熊沢義雄(編集)、内山竹彦(編集)、『病原微生物学』、59ページ、東京化学同人、2002年11月
  15. ^ 中島泉(著)、吉開泰信(著)、高橋利忠(著)、「シンプル免疫学』、144~147ページ、南江堂; 改訂第2版、2001年02月
  16. ^ 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、77ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月
  17. ^ 鳥取県公式ページ
  18. ^ Yu Shi, and Osamu Tokunaga, Multiple Infections and Atherosclerosis: Co-infection of Chlamydia Pneumoniae, and Herpesviruses in the Aorta is Related to Atherosclerosis J. Jpn. Coll. Angiol., 2003, 43: 667-671.
  19. ^ 矢野郁也(編集)、熊沢義雄(編集)、内山竹彦(編集)、『病原微生物学』、53および60ページ、東京化学同人、2002年11月
  20. ^ 神戸大学 腸管外病原性大腸菌(ExPEC)における病原因子の特定に資する研究のページ
  21. ^ 東匡伸、小熊惠二、『シンプル微生物学』、46ページ、南江堂;改訂第3版、2000年10月


「感染」の続きの解説一覧

感染(伝染)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 14:56 UTC 版)

強迫性障害」の記事における「感染(伝染)」の解説

強迫性障害精神的病気であり、バクテリアウイルス等の病原体原因ではないので、感染することは物理的にはない。しかし、他の強迫性障害患者から影響受けて、本来本人持っていなかった別の症状発症するといった精神的な感染はあり得る

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感染(パルボウイルスB19)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 16:07 UTC 版)

パルボウイルス」の記事における「感染(パルボウイルスB19)」の解説

飛沫感染母子感染2つ経路がある。また、最近では血漿分画製剤中に検出されたという報告もあり、血漿分画製剤妊婦免疫不全患者への使用にあたっては感染のリスクに対して充分な注意を払う必要がある年間通じて感染するが特に春季流行する日本においてはおよそ5年周期症例数が増加するという傾向がある。年齢かかわらず感染するが、特に6歳から10歳くらいの子供において発症しやすく、集団感染は主に幼稚園小学校発生する感染後1週間発症し多く場合自然に回復する。B19 IgG抗体を持つ人は基本的に免疫持ち感染して発症しないと考えられているが、まれに発症する例もある。なお、成人の約50%が抗体を持つと言われている。

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感染

出典:『Wiktionary』 (2021/10/30 23:33 UTC 版)

名詞

かんせん

  1. 病原体体内侵入して定着すること。
  2. あるものの影響受けてそれに染まること。

関連語

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動詞

活用

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