山芋

デジタル大辞泉

やま‐いも【山芋】

読み方：やまいも

「やまのいも」に同じ。

花／撮影・植松国雄

薬用植物一覧

ヤマノイモ

科名： ヤマノイモ科 別名： ジネンジョ 生薬名： サンヤク（山薬） 漢字表記： 山芋 原産： 日本、中国 用途： 山野に自生し、ナガイモと区別するために自然薯「ジネンジョ」とも呼びます。この仲間は雌雄異株で、雄花穂は上向きに、雌花穂は下向きにつきます。夏に花が咲き、秋にはツル部分にムカゴができます。 学名： Dioscorea japonica Thunb.

植物図鑑

やまのいも (山芋)

●わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。林縁などに生え、蔓を伸ばして近くの樹木などに絡みつきます。雌雄異株です。７月から８月ごろ、穂状花序に白色の花を咲かせます。花弁はほとんど開きません。雌株には３枚の翼のある果実ができ、葉脇には珠芽（むかご）が形成されます。珠芽や根は食用にされます。栽培されている「ながいも」は、古くに中国から渡来したものですが、これと区別するために「じねんじょ（自然薯）」とも呼ばれます。
●ヤマノイモ科ヤマノイモ属の多年草で、学名は Dioscorea japonica。英名は Glutinous yam, Yama-No-Imo。

ヤマノイモのほかの用語一覧

ヤマノイモ：

亀甲竜  団扇野老  大薯  山芋  楓野老  苦何首烏  長芋

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植物名辞典

山芋

読み方：ヤマイモ（ｙａｍａｉｍｏ）

オニノヤガラの別称。
ラン科の多年生無生蘭、薬用植物

学名 Gastrodia elata

山芋

読み方：ヤマノイモ（ｙａｍａｎｏｉｍｏ），　ヤマイモ（ｙａｍａｉｍｏ），　ヤマツイモ（ｙａｍａｔｓｕｉｍｏ）

ヤマノイモ科の多年生つる植物、園芸植物、薬用植物

学名 Dioscorea japonica

焼酎・泡盛用語集

山芋（やまいも）

宮崎地方の方言。出所は文字のとおり、山の芋。単に山芋でも通じるが、慣用的に「山芋を掘る」といい、泥酔して他人に絡むことを指す。他人の前にどっかと座り込み、深く酔って頭を垂れ、くどくどと繰り言をならべる様が、山中に自然薯（じねんじょ）を折るまいとして、丹念に根気よく掘る様子に似通っているところから、かくいうようになったと伝えられている。酒をよく飲み、飲んでは泥酔して、だれかれ構わず絡む人のことを「山芋掘り」という。

季語・季題辞典

山芋

読み方：ヤマイモ（ｙａｍａｉｍｏ）

ナガイモの野生種、いたるところの山野に自生する。つる性の多年草

季節 秋

分類 植物

ウィキペディア

山芋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/07/26 07:11 UTC 版)

山芋（やまいも）は、ナガイモ、自然薯（しねんじょ）などの総称で、山野などに自生するヤマノイモ属の可食できる芋（いも）の名称。または、詩集の名称。

Weblio日本語例文用例辞書

「 山芋」の例文・使い方・用例・文例

• 山芋を薄くそぎ,混ぜて作ったかゆ
• 山芋をすりつぶして混ぜた酒
• 山芋という野菜
• 山芋という,根を食用にする植物