女帝とは? わかりやすく解説

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じょ‐てい〔ヂヨ‐〕【女帝】

読み方:じょてい

女性皇帝にょてい


にょ‐てい【女帝】

読み方:にょてい

じょてい(女帝)


女帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 00:11 UTC 版)

女帝(じょてい、にょたい[1])は、女性皇帝、あるいは天皇のこと。後者の現代的表現としては女性天皇がある。女皇(じょこう)ともいう[2]


  1. ^ 北畠親房神皇正統記』では「女帝」と書いて「にょたい」と読む用例がある。
  2. ^ 女皇(精選版日本国語大辞典)”. コトバンク. 小学館. 2023年3月7日閲覧。


「女帝」の続きの解説一覧

女帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/13 14:25 UTC 版)

礼冠」の記事における「女帝」の解説

資治通鑑永昌元年689年正月条の萬象神宮祭祀記事で「太后袞冕」とあり、則天武后は男帝と同じ冕冠使用している。また、平安初期正倉院宝物点検記録の『延暦十二年曝凉帳』『弘仁年官勘録』に孝謙天皇礼冠について「禮服御冠二箇(禮冠一箇、有旒。以雜玉餝)」とあるように、奈良時代の女帝の冠も「旒」という冕冠垂れ飾りあったらしい。平安後期の『長元礼服御覧記』によれば櫛形が無い小ぶりな冠で、押鬘の上三つ花の形を作って花枝の形の飾り金具飾り付けた正面やや左に立てるとあるが、注記右側のものが「落失」したかとあり、この時点であまり保存状態良くなかったらしい。御物後桜町天皇礼冠(霞会館光格天皇と幻の将軍』展図録 7頁)が現存するが、『長元礼服御覧記』の記事にはあっていない。むしろ能で使われる天冠似ている。なお、後桜町天皇礼冠には笄と夾形が添えられており、夾形はみずらを結ぶリボンであることから、このときは御総角に結われたものであろう

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女帝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 07:46 UTC 版)

日本の女性史」の記事における「女帝」の解説

7世紀まで天皇系譜男女区別はなかった。『古事記』では天皇の子生母ごとにグループ化され、男女共に出生順に「娶いて生む御子」と記され敬称も「〇〇王(みこ)」で統一される男女混合名簿方式である。しかし7世紀末には「〇〇皇子(みこ)」と「〇〇皇女ひめみこ)」と区別され系譜父系制になってゆく。そうした中で6世紀末から8世紀後半にかけて6人8代の女帝が即位した同時代男性天皇7代であったことを考えれば半数女性であったことになる。6世紀以降王権世襲がはじまるが、7世紀ごろの天皇即位する年齢高く血統的条件だけでなく政治実務経験裏打ちされ統治能力を必要としていた。こうした中で女帝は血統皇后として統治実績背景として即位したが、その実嫡子成熟するまでの「中継ぎであったとされる。しかし元明天皇以降皇后として実績持たず即位していく。この事は同時期に父系近親婚による血統純化が行われ、現人神思想高揚されていったことに関係し8世紀以降成立する統治能力より血統重視する皇位継承方式不改常典)への過渡期位置付けることができる。また実務経験の浅い天皇後見人となった女性もいた。

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女帝

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 14:08 UTC 版)

名詞

じょてい

  1. 女性皇帝天皇

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