同調とは? わかりやすく解説

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どう‐ちょう〔‐テウ〕【同調】

読み方:どうちょう

[名](スル)

調子が同じであること。同じ調子

他に調子を合わせること。他人意見主張など賛同すること。「彼の提案に—する」

受信機などで、特定の周波数共振するように固有振動数合わせること。

「同調」に似た言葉

同調(どうちょう)

4気筒エンジンは、キャブレター4つある。それらの調子整えることを、同調を取るという。これがしっかりしていないと、エンジン回転数がうまく上がらなかったり、アイドリング不安定になったりして、バイク本来の性能発揮できなくなってしまう。
関連用語キャブレター アイドリング

同調

【英】:entrainment

ある自律的リズムが、他の振動強制的に同調させられること。例えば、概日リズムには1日明暗サイクルあるいは温度サイクル同調する性質がある。ガモフによれば、この言葉自然科学始めて使ったのは17世紀オランダ物理学者ホイヘンスである。あるとき、周期わずかに違う2個の振り子時計を軽い板の上とりつけると、やがて違いなくなって同じ速さで動くようになることを見つけて、その現象entrainmentとよんだ。→synchronization(同調) (図4)

同調

【英】:synchronization

複数振動互いにあるいは一方的に影響しあって同じ周波数にある状態。周波数互いに整数倍あるいは整数分の一の関係にある場合もある。一方的な影響場合entrainment(同調)がよく使われる

同調

作者星田

収載図書鳥籠
出版社文芸社
刊行年月2005.7


同調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 19:50 UTC 版)

同調(どうちょう)とは、調子を同じくする、という意で、英単語の訳語としては異なるいくつかの英単語の訳語に使われるため、それぞれ別の意味がある。

Conformity

英単語conformity(en:conformity)の訳語としては、社会に通用している規範や行動様式にそのまま従い、大多数の人々のとる態度意見に順応していくことをいう。社会と成員との双方の安定のための基本的な機能であり安全弁であるという側面と、社会の柔軟性と成員個人の主体性とを失わせる危険性を含む側面とを有する。

既存の規範をあまりにもかたくなに遵守する硬直性のために、状況の変化に対応した新しい秩序の形成を妨げることにつながる「過同調」(overconformity)や、既存の規範や行動様式に同調しない(逸脱)にとどまらず、これらに異議を申し立て新しい規範の樹立を志向する「非同調」(non-conformity)の概念も存在する[1]。 また社会的に起こる現象として同調現象がある。

日本の社会には個人に同調を求める大変強い社会的圧力(同調圧力)がある事は、多くの欧米人に指摘されている[2][3][4]

関連項目

Tune

英単語tune(en:Tune)の無線工学などでの用法の訳語としては、電気回路などで作られた信号に対して他の回路が共振などによって追従する状態、およびそのように合わせ込むことを指し、「同調回路」などのように用いられる。チューナーチューニングなどの語がある。

Synchronization

英単語synchronization(en:Synchronization)の訳語としては、「同調」という語も使われるがもっぱら「同期」と訳す → 同期。日本語としては、同期がとれていることを、同調している、と言うことがある。

関連項目

出典

  1. ^ 森博同調・非同調日本大百科全書小学館)、Yahoo!百科事典
  2. ^ Alan Macfarelane,アラン・マクファーレン, Japan Through the Looking Glass,2007 first published,Profile Books,page78,228
  3. ^ Ruth Benedict,ルース・ベネディクト,The Chrysanthemum and the Sword,1946 first published,Mariner Books,page140,141,315
  4. ^ Lafcadio Hearn,邦名小泉八雲,Japan :An Attempt at Interpretation, 1904 first published, Dodo Press, page211 etc.,

同調(シンクロ)!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 06:04 UTC 版)

Radio Cross」の記事における「同調(シンクロ!!」の解説

第25回新コーナー祭り登場番組内でよくやる「シンクロ!」という行動から、「●●といえば?」という質問募集し2人答えがあえば、「同調(シンクロ!!!」とオープニング前に叫べるというコーナー後半は、シンクロがあまりできずコーナー廃止危機があった。 元ネタテニスの王子様

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同調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 17:11 UTC 版)

キル・ゾーン」の記事における「同調」の解説

人間精神だけが他人の体に宿る現象ユーベルメンシュの「半身同士でしばしば起こるが、中には他人死者同調する能力を持つ者もいる。ユージィンがヘル寄生されているのは、まさにこの「同調」現象他ならない

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同調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/11 14:57 UTC 版)

精神コマンド一覧」の記事における「同調」の解説

『OGS』登場。ツインユニット内のパイロットパラメータ数値の高い方に合わせる

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同調

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:14 UTC 版)

トリックスターズ」の記事における「同調」の解説

共振作用利用して聴覚の同調などを行う魔術人間行った場合この魔術通じて相手の状態がわかる。ただし、視覚の『同調』は『不可命題』。

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同調(シンクロ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 15:36 UTC 版)

大石秀一郎」の記事における「同調(シンクロ)」の解説

世界のトッププロレベルにしか見られない全国大会時に菊丸同調した『新-』では仁王とも同調が可能となった

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同調(シンクロ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 15:40 UTC 版)

菊丸英二」の記事における「同調(シンクロ)」の解説

ダブルス奇跡とも評されており、ピンチ時に発動するとも言われている。サインなしで、お互いに次にどう動くのかが分かる全国大会準々決勝ペア再結成した大石とともに覚醒。新テニスでは、就寝同室長太郎宍戸との枕投げで意味も無く発動している。

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同調(シンクロ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 06:45 UTC 版)

WILD HALF」の記事における「同調(シンクロ)」の解説

飼い主が同じ事を強く思った時にそれが夢となる現象作中ではサルサ健人が共に「俺の身にもなってみろ!」と思った時、サルサが人に、健人になるという夢を見た。歳を取って強大な力を持つようになったワイルドハーフはこの力を自在に操ることができ、自らの夢を他人に見せることもできる

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同調

出典:『Wiktionary』 (2021/11/03 08:21 UTC 版)

名詞

調どうちょう

  1. 同じ調子。同じ利害
  2. 調子合わせること。同じ調子を取ること。
  3. 人の意見行動合わせること。
  4. 複数運動などの周期をあわせること。
    1. ラジオ受信機等で受信する周波数合わせること。

類義語

対義語


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