号とは? わかりやすく解説

ごう【号〔號〕】

読み方:ごう

[音]ゴウガウ)(呉) [訓]さけぶ

学習漢字3年

大声をあげる。「号泣号令呼号怒号

呼び名。「雅号元号国号山号称号商号尊号俳号

合図。しるし。「号砲暗号記号信号番号・符号・略号

順序等級を表す語。「号外号数号俸創刊号


ごう〔ガウ〕【号】

読み方:ごう

【一】[名]

学者文人・画家などが本名のほかに用いる名。雅号

雑誌など定期刊行物の、それぞれの一冊をいう。「今度の—が楽しみだ

絵画洋画)のカンバス大きさ単位

和文活字とその込め物大きさ単位初号42ポイント。号の数が多くなるほど小さくなる。→号数活字

【二】接尾

数詞付いて順序を示すのに用いる。「1—」「3—車」「5—室」

乗り物動物などの名前に付いて、それが名称であることを示す。「こだま—」「タイタニック—」

新聞・雑誌など定期刊行物で、発行の順・月・季節や種別などに付いてどのような種類のものであるかを示す。助数詞として用いることもある。「第2—」「1月—」「秋季—」「臨時増刊—」

衣服サイズを示すのに用いる。「9—のスカート

鍋・指輪植木鉢など、円形物のサイズを示すのに用いる。「5—のホールケーキ


ごう・ごうすう【号・号数】

活字サイズ単位大きい順に、初号1号・2号9号。 >級数

読み方:ゴウス(gousu)

言張る称する。言う。


鉢の大きさを表す単位1号直径1寸、約3.3cm。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 03:58 UTC 版)

(ごう、




「号」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:52 UTC 版)

「諱」の記事における「号」の解説

号は文人知識人創作発表する際に用いた筆名である。ひとりの人物複数の号を持つこともある。 姓 号他の号諱・実名国・地域蘇 東坡 東坡居士中国 孫 中山 日新逸仙 文 中李 栗谷 - 珥 朝鮮半島 許 蘭雪軒 朝鮮半島 阮 抑斎 - 廌 ベトナム 阮 清軒 - 攸 ベトナム 新井 白石 - 君美 日本 吉田 松陰 二十一回猛士 矩方 日本 平山 行 運籌真人など多数日本

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 05:27 UTC 版)

日本の法令の基本形式」の記事における「号」の解説

号(ごう)は、項の条文の中で事物名称等列記する必要がある場合用いられるのである列記されるものは名詞ないし体言止め基本である。 号の冒頭には号名が付され通常漢数字用いられるまた、号の挿入などの際には条名同様に枝番号が付される1つの号の中をさらに細分化して列記する必要がある場合には、各列記事項冒頭に、まず「イ、ロ、ハ、…」を用い以降細分化レベル順に「(1)(2)(3)、…」や「(i)、(ii)、(iii)、…」が用いられる国土庁設置法第4条第1項23号では、細分化された「イ、ロ、ハ、…」が、いろは順最後である「…モ、セ、ス、ン」にまで至ってしまい、これ以上列記事項追加した場合にどう対処されるかが注目されたが、その前に同法廃止された。 なお、項の条文中に号による列記事項がある場合、それらの列記事項部分除いた条文部分俗に柱書はしらがき)というが、法令用語としては「各号列記以外の部分」と呼ぶ。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/21 06:41 UTC 版)

服部蘇門」の記事における「号」の解説

宝暦までは名を天瑞、字を玄符とし、明和以降、名を天游、字を伯和とした。 門の号は晋代隠者孫登中国語版)が隠棲した門山に因み、「嘯」のつく諸号は、阮籍門山で孫登長嘯聞いた故事因む

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 15:23 UTC 版)

桜井梅室」の記事における「号」の解説

雄 – 父館から一字受けたもの。文政11年1828年5月普川に譲った弘化3年1846年谷に「由岐雄」の号を与えている。 庵 – 寛政12年1800年秋和泉屋李下代わり襲名し文化4年1807年の上前後大常天保14年1843年大夢に継がせた。 梅室文化6年1809年富小路通錦小路上ルに転居時から使用。 寒松庵江戸中橋在住時の庵号。 素天保3年1832年)頃から使用。後に「素信」とも表記した。 余花園 – 天保9年1838年古稀の時名乗った相応軒 – 嘉永2年1849年内海淡節に贈った

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 23:22 UTC 版)

黒田孝高」の記事における「号」の解説

孝高の隠居後の号である如水の由来についてルイス・フロイス次のように記している。 官兵衛は剃髪し、予の権力武勲領地、および多年わたって戦争獲得した功績、それらすべては今や水泡消え去るように去って行ったと言いながら、ジョスイ、すなわち水の如し、と自ら名乗った。 — フロイス日本史 他にも『老子道徳経』の有名な一節である「上善」から引用されたという説もある。手柄立てながらも、過度に報酬要求しなかった姿勢などから老子思想鱗片伺える。 孝高が用いた印章には、「IOSUI SIMEONSIMEON IOSUI」と読めるものと、「QVAN」(または「QVÃN」)とも読めるものがあり、いずれも当時用いられていたポルトガル語ローマ字表記による「シメオン じょすいじょすい シメオン」、「くゎん(ひゃうゑ/びゃうゑ)」と考えられる。なお当時大文字のJとUを欠き、Iがiとjの、Vがuとvの大文字として兼ね用いられていた。

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號(ごう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)

嘘喰い」の記事における「號(ごう)」の解説

賭郎立会人全員与えられる番号號(0号)から百號(100号)まであり、「號」という字には優れているという「豪」、強いという「剛」「強」、極めて希少な務めを成す「毫」「業」などの意味込められているとする。形式上號を頂点とし、数字が若いほど立会人としての位が高いとされる。自らの號を上げるには、殉職などによって空位になった號に配置されること、互い相談によって交換すること、號奪戦によって奪取することの3つの方法がある。

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出典:『Wiktionary』 (2021/07/03 05:48 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ゴウ)名や字以外に人を呼ぶ際に使われる呼び名

動詞

する

  1. ゴウ文人画家などとして別名をつける。別名で呼ぶ。
  2. ゴウ国号元号などを定める。呼ぶ。
  3. ゴウ自称する豪語する。

接尾辞

  1. ゴウ順序序列を表す助数詞俸給定期刊行物道路台風ホームランなどに用いる。
  2. ゴウ大きさサイズを表す助数詞。服、活字植木鉢ホールケーキ花火絵画サイズなどに用いる。
  3. ゴウ乗り物警察犬などの名称用いる。

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:11 UTC 版)

発音(?)

熟語



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