出来高

デジタル大辞泉

でき‐だか【出来高】

読み方：できだか

１ できあがった総量。また、収穫した総量。生産高。「米の—」

２ ⇒売買高2

証券用語集

出来高

証券取引所で成立した株式の株数。
株式の売買は、売り方と買い方の間で株数と値段が一致した時に成立します。この成立した株数の合計がその銘柄の合計になります。出来高の計算は、例えば売り方3,000株、買い方3,000株で成立したとすれば3,000株が出来高となります。上場銘柄の出来高を合計したものが各証券取引所の出来高となります。出来高は市場の人気を表すバロメーターで、個別銘柄であれば上げ相場では出来高が増えますし、下げ相場では出来高は減少してきます。また、全体の出来高は、市場エネルギーの大小を測るモノサシとして利用されています。利用されるのは東京証券取引所の出来高で、バブル以後の下落相場では証券会社の採算ラインと言われる３億株を下回る日々が続きましたが、最近は５億株から６億株と増加し、つれて株価も上昇してきました。

商品先物取引用語集

出来高（できだか）

英字－volume
市場において成立した売買約定の数量のことをいい、売買高とは異なります。すなわち、売買建玉がそれぞれ100枚の場合は売買高は200枚、出来高は100枚となります。

土木用語辞典

出来高（できだか）

部分的に完了した工事のことを出来高といい、この出来高部分に対して代金を支払うことを出来高払いという。

隠語大辞典

出来高（デキダカ）

読み方：できだか

1. 取引所に於ける売買成立高。
2. 取引所における商内高、新規商内も転売買戻も含まれてゐる。
3. 市場における売買の出来た値。〔株式〕
4. 取引所における株式の売買取組高の合計。
5. 市場における売買の出来た値。

分類 会社・株式、会社・株式／経済、相場

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ウィキペディア

出来高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/09/06 05:45 UTC 版)

出来高（できだか）は株等が一日、あるいは一週間や一か月に成立した売買の数で、株の場合は株数、先物の場合は枚数で表される。

Weblio日本語例文用例辞書

「 出来高」の例文・使い方・用例・文例

• その男たちは出来高払いで賃金を得ていた
• 最近株式市場の出来高があまりにも多かったため投資家の間に買いもたれが見られる。
• 出来高の比率
• 東証の出来高は今年の最高に膨らんだ。
• 出来高払いでやっています。
• 出来高は５億株だった。
• 私たちは出来高制で働いている。
• 昨日の株式市場の出来高は５億株だった。
• 株価が史上最高に上昇する中、記録的な出来高となった。
• 紡績一カ月の出来高
• 低賃金で出来高払いの仕事をし、労働組合を形成することが妨げられている工場
• 出来高
• 加工した際の,原料に対する製品出来高の割合
• 出来高に応じて決める賃金
• 刺激給という,出来高に応じて支払う賃金
• 単純出来高払い制という賃金制度
• 出来高賃金という,作業量に応じて決められる賃金
• 彼の年棒(ねんぽう)は２億7000万円で，出来高払いを加えると総額３億1000万円に達する。
• 彼の来年の年俸は約２億7000万円プラス出来高払いである。