個

デジタル大辞泉

こ【個】

読み方：こ

［音］コ（慣）　カ（漢）

［学習漢字］5年

１ 一つの物や、一人の人。「個個・個室・個人・個数・個性・個別／各個・別個」

２ （「箇」と通用）指し示す語。この。これ。「個中／好個・真個」

[補説] もとは「箇(か)」の異体字。

こ【個／^▽箇】

読み方：こ

［名］（個）一つの物。一人の人。「—を重んじる」

［接尾］助数詞。物の数を数えるのに用いる。「リンゴ三—」→か（箇）

[補説] は「ケ（ヶ）」とも書く。俗に、学年や年齢を数えるのに用いる。「元彼は五—上でした」

か【箇／^▽個／^×个】

読み方：か

［接尾］助数詞。数を表す漢語に付いてものを数えるのに用いる。「三—月」「五—条」「数—所」

[補説] 「箇」の略体「个」を「ケ」と略したところから、「三ヶ月」のようにも書く。この「ケ（ヶ）」は、「介」から出たかたかなの「ケ」と同形になっているが、起源は異なる。

ち【^▽箇／^▽個】

読み方：ち

［接尾］助数詞。数を数えるのに用いる。

「嬢子(をとめ)のい隠る岡を金鉏(かなすき)も五百(いほ)—もがも鉏きばぬるもの」〈記・下・歌謡〉

[補説] 連濁により「ぢ」となることがある。→じ（箇）

ぢ【^▽箇／^▽個】

読み方：ぢ

［接尾］⇒じ（箇）

つ【^▽箇／^▽個】

読み方：つ

［接尾］助数詞。和語の数詞に付いて、物の数や年齢などを数えるのに用いる。「ひと—、ふた—」「五—の誕生日」

[補説] 一（ひと）から九（ここの）までの数に付くほか、古語では百（もも）や五百（いお）に付いた例がみられる。

「白玉の五百つ集ひを解きも見ず」〈万・二〇一二〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

個

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 12:31 UTC 版)

「箇」が当用漢字表になかったときに代用字として用いられ、その際、「カ」の音が加えられたが、常用漢字に「箇」が加えられたため、「カ」として用いることが減っている。

（例）個条書き→箇条書き

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 漢音 : カ
  • 唐音 : コ

名詞

1. （コ）ひとつひとつのものや人。個人や個体。
   • 個の力

接尾辞

1. （コ）一つずつ別になったものを数える場合の、もっとも一般的な助数詞。
   • りんご5個。 5個のりんご。
   • 数個のクリップ。複数個のクリップ。十数個のクリップ。
2. （コ）人を数える助数詞。「一個」の形で用いられることが多い。

用法

軍隊の編制の単位は、個のあとに直接つなげる。

• 2個師団。

他の助数詞が慣例的に用いられる場合は、個ではなくそれを用いる。

• 鉛筆1本、1本の鉛筆。

熟語

• 個人
• 個別
• 個性

漢字辞典

個

個	画数：10 学習年：小学5年で習う漢字 音読み：コ、 カ 訓読み：こ ピンイン：ge4 / ge5 ハングル：개 対応する英語：individual, counter for articles

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「 個」の例文・使い方・用例・文例

• 個々の案を別々に考慮すべきだ
• リンゴ1日1個で医者知らず
• 個性を主張するドレス
• 果実一個一個に袋がけをする
• 「5分で5つホットドッグを食べることができるよ」「へえ，それはすごいじゃないか．俺は10個だけど」
• 1個の石で2羽の鳥を殺す；一石二鳥
• キャベツ2個
• 石けん１個
• キャンディー3個
• この辺の家はどれも同じで個性がない
• 私個人用の小切手でよいですか
• チーズ2個
• 磁器1個
• 石炭1個
• ファーストクラスの個室
• 角砂糖1個
• オレンジ6個
• 8個のリンゴ
• さすが天才的スイマーだけあって，彼はオリンピックで金メダルを3個獲得した
• テニスボールを6個買ったけれどもう5個なくしてしまった