俳人とは? わかりやすく解説

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はい‐じん【俳人】

読み方:はいじん

俳句作る人。俳諧師。俳士。


俳句

( 俳人 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 02:29 UTC 版)

俳句(はいく)は、句に季節感を与える季語を含み(有季)、五・七・五の十七音の型で作る(定型)事を基本とする日本の定型詩。ただし、季語を持たないもの(無季)や定型に従わないもの(自由律)も俳句として許容する場合もあり、何を俳句とみなすのかという定義は俳人協会現代俳句協会日本伝統俳句協会など各団体で統一されていない[1][2]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 井㞍香代子「俳句の普及による価値観の変化」『京都産業大学論集』第47巻、京都産業大学、2014年、87-102頁、hdl:10965/1088NAID 120005419437 
  2. ^ a b c d e f g エルジビエタ・ベアタ・コロナ「俳句の翻訳の際に起きる問題―ポーランド語への俳句の翻訳活動概観と、各翻訳の比較」『れにくさ : 現代文芸論研究室論集』第6号、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部 現代文芸論研究室、2016年、405-422頁、doi:10.15083/00079885hdl:2261/00079885NAID 120006901907 
  3. ^ 復本一郎『俳句と川柳』講談社学術文庫、2014年7月、14頁。 
  4. ^ a b 連歌から俳諧へ” (PDF). 山口県文書館. 2023年2月10日閲覧。
  5. ^ a b 五十嵐譲介・大野鵠士・大畑健治・東明雅・二村文人・三浦隆編『連句 理解・鑑賞・実作』おうふう、1999年3月、44頁。 
  6. ^ a b c d e f 楊秋香「俳句の鑑賞とその翻訳」『中部大学人文学部論集』第24巻、中部大学人文学部、2010年、43-54頁、NAID 120006518563 
  7. ^ a b 藤田真一「俳諧時間景情論 : 蕪村発句の構想」『國文學』第103巻、関西大学、2019年3月1日、237-264頁、hdl:10112/16739NAID 120006602818 
  8. ^ a b c d 稲賀敬二竹盛天雄、森野繁夫監修『新版初訂 新訂総合国語便覧』第一学習社 2009年1月10日
  9. ^ お~いお茶新俳句大賞とは 伊藤園
  10. ^ 『プレバト!!』夏井いつき先生が「俳句ブーム」を作るまで”. Smart FLASH (2018年8月30日). 2019年8月29日閲覧。
  11. ^ 『去来抄』(故実)”. 伊藤洋. 2018年6月25日閲覧。
  12. ^ 秋元 (1971)、137頁
  13. ^ a b c 復本一郎『俳句と川柳』講談社学術文庫、2014年7月、237-255頁。 
  14. ^ 管宗次『朝鮮通信使による日本語韻文史料―発句、和歌などの短冊色紙をめぐって―』
  15. ^ 李元植『朝鮮通信使の研究』
  16. ^ Haiku in the Netherlands and Flanders by Max Verhart, in the German Haiku Society website
  17. ^ 朝日日本歴史人物事典『ドゥーフ』 - コトバンク
  18. ^ 井尻香代子「五・七・五 ラテンの風に舞う◇アルゼンチンに渡った日本伝統の調べを追って◇」日本経済新聞』朝刊2019年7月15日(文化面)2019年8月13日閲覧。
  19. ^ “英語俳句のルールがよく分からない件”. エキサイトニュース. (2012年6月3日). https://www.excite.co.jp/news/article/E1338544050809/ 2012年6月3日閲覧。 
  20. ^ William J. Higginsonの著書 "Haiku World" (ISBN 978-4770020901)ならびに、"The Haiku Seasons" (ISBN 978-4770016294)
  21. ^ wikisource:Frog Poem参照。



俳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:35 UTC 版)

大野伴睦」の記事における「俳人」の解説

俳人としても有名で、万木ばんぼく)の俳号多く俳句残したそのうち一部句碑になっている没後1966年に『大野万木句集』が出された。

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俳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 08:08 UTC 版)

平田佐貞」の記事における「俳人」の解説

姉が嫁ぎ先の家である川越村現在の三重郡川越町高松地区)の光倫寺の僧侶で、義兄にあたる横瀬善賢の影響から、彫刻家として、『観音像』、『自面』、『聖徳太子』、『朝妻船』などの芸術作品制作したもう一人の姉の嫁いだ家の川越村現在の三重郡川越町南福崎地区)の法雲寺僧侶家では「肉付面」を作る芸術家だった。紡績会社社員構成している、芸術的な影響ある日本南画院南画会」に所属して亡き母の実家である吉川家俳句作りをした。四日市港富洲原舞台海岸悲喜悲しみを詠った佐矩の冬の雨一部に、佐貞の母方従兄弟吉川夏晶と佐貞が共作した佐貞の追悼集『志のぶ』が1940年昭和15年10月出版された。亡母追慕して吉川家で遊ぶのが好きだったが、代表作で「かいつむり」に発表した作品は、以下の文章である。 「白樺をぬけて雪野大日向」 「雷鳥行方吹雪光る峰」 「水辺横なぐり屋根光る」 「浴びたる壁に干し柿」 「味噌」 「牛草」 この代表作白樺主宰し梶島から推薦評価受けて以後自身日記書簡の内容を句にした。「志のぶ」は平田家平田一族の追想追悼弔辞があり、佐貞の日中戦争陣中記録書簡である。

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俳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:04 UTC 版)

中田瑞穂」の記事における「俳人」の解説

代表的な句(制作年順刻々と手術は進む深雪かな あたためよ越後の酒もわろからず 学問静かにの降るは好き 東京帝国大学学生時代から俳句通じ東大俳句会にも参加している。 新潟大学医学部構内ヒポクラテスの木が植樹された際、「やがて大夏木になれと植ゑらるる」の碑文揮毫している。 新潟大学旭町キャンパスには「学問静かにの降るは好き」が刻まれ句碑がある。この句碑1992年同氏生誕百年に伴う偲ぶ集い賛同者により建立されたもので、書体1968年中田氏茂野録良第9代新潟大学学長)の教授就任に伴い贈呈した掛軸複製したのである1958年句集刈上」を出版した。これ以来自身俳号を「みづほ」から「穭翁」とした。(穭とは稲の刈上後に伸びるのこと。) 新潟医科大学には一時期高野素十(与巳)法医学教授及川周(仙石衛生学教授濱口一郎今夜内科学教授を含む4人のホトトギス派の俳人が在職していた(括弧内は俳号)。1929年俳誌『まはぎ』が創刊され、みづほは雑詠の選を担当した俳誌命名高浜虚子。なお、まはぎは1975年終刊通算533号)し、1977年後継誌として『』が刊行された(発行人渡辺信一選者村松紅花)。

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俳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 17:13 UTC 版)

平田佐矩」の記事における「俳人」の解説

平田紡績家業拡張して軌道に乗った昭和時代初期に、平田は「号鶴声」を名乗って俳句作り再開した俳句雑誌の「かいつむり」に投稿した平田紡績家茶室で度々複数回に渡り俳句会を開催した。「鶴声」・「湖舟」を名乗って俳句・短歌作り俳歴歌歴があり、堪能だった。しかし、自身文化人としての経歴は、生前平田紡績社長などの経営者時代四日市市長などの政治家時代には黙して語らなかった。また俳句雑誌かいつむり)に投稿したり、平田家所有茶室俳句会を開いた1938年昭和13年11月日中戦争参戦していた実弟平田佐貞中国湖北省黄白付近戦死した1940年昭和15年)に佐貞の夏晶編になる追悼集(志のぶ)を出版する発行者平田自身も「冬の雨11句・「木枯18首以外に・句入り追想文の「行雲流水」などの優秀作載せて俳句・短歌両道達人である事を示した太平洋戦争下1942年昭和17年)末に、実業家及び俳人として人望がある平田は、三重県大政翼賛会俳句協会会長の川喜田久太夫より副会長委託された。「かいつむり」の知人・友人野田別天楼武定巨口著名俳人をはじめ、梶島杉本藤井鬼白など「かいつむり」に哀悼句を寄せた仲間依頼であり、敗戦後経営者政治家としての任務合間を縫って、かつての親類友人小規模俳句会を開催したりした。 1965年昭和40年11月天ヵ須賀2丁目山口誓子旧居一隅に、九鬼紋十郎元衆議院議員)ら有志によって、誓子句碑「かの信濃の国遠さもて」が建碑除幕された。除幕式があり祝辞述べた式典参加したこと自体感激無量であった山口誓子夫妻をはじめ他の列席者にも印象深い式典であった文人市長であったが、自身俳歴歌歴は語らなかった。 旧制第2中学校(後の富田中学校現在の三重県立四日市高等学校)に入学した当時国語漢文教師山脇か吉がいた。山脇校友会の「会誌」の盛んに俳句寄稿してその後論考和歌文法的解釈」を連載して教師生徒師弟間の短詩文学熱が恩師山脇によって活発化した。平田同級生には、宇佐美石花菜本名と利三)・川喜田三郎千葉一・平田笑乃舎(本名重則その後平田彩雲)・水谷益清や文学的感性豊富な青年多かった3年生時代には、盛んに会誌」文宛投稿して普段から常に上位競争をした。富田中学校第9回卒業生従兄吉川夏晶(本名吉川重武)も影響受けて盛んに俳句作りをした。

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俳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 01:22 UTC 版)

松岡氏 (北勢四十八家)」の記事における「俳人」の解説

大正9年生まれ三重県警察の上警察署長昭和50年まで伊賀警察署長の警察官上級職令和初期100歳三重県警察長老であった本名松岡忠夫)で竹永村産業組合出身の俳人の松岡悠風がいる。三重県俳句協会設立して平成時代俳句協会会長となり俳句集の『郁子』『春の月』などの作品積極的に俳句活動をする。

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