五識とは? わかりやすく解説

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ご‐しき【五識】

読み方:ごしき

仏語。目・耳・鼻・舌・身の五根によって生じる、色(しき)・声(しょう)・香・味・触(そく)の五つ知覚作用


( 五識 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/03 02:47 UTC 版)

(しき、: viññāṇa ヴィニャーナ, : vijñāna ヴィジュニャーナ)とは、意識、生命力、心[1]、洞察力[2]との意味の仏教用語である。認識対象を区別して知覚する精神作用を言う。


  1. ^ a b See, for instance, Rhys Davids & Stede (1921-25), p. 618, entry for "Viññāa," retrieved on 2007-06-17 from the University of Chicago's "Digital Dictionaries of South Asia". University of Chicago
  2. ^ See, for instance, Apte (1957-59) Archived March 28, 2016, at the Wayback Machine., p. 1434, entry for "vijñānam," retrieved from "U. Chicago" at http://dsal.uchicago.edu/cgi-bin/philologic/getobject.pl?c.5:1:2152.apte[リンク切れ] ; and, Monier-Williams (rev. 2008) Archived March 3, 2016, at the Wayback Machine., p. 961, entry for "Vi-jñāna," retrieved from "U. Cologne" at Archived copy”. 2016年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月22日閲覧。 .
  3. ^ 鈴木大拙は『禅と精神分析』(創元社、1960、p103)において、識は直観と解した方が良いよ述べている。
  4. ^ パーリ仏典中部六六経
  5. ^ パーリ仏典, 中部 満月大経, Sri Lanka Tripitaka Project
  6. ^ パーリ仏典, 相応部蘊相応 7. Khajjanīya suttaṃ, Sri Lanka Tripitaka Project
  7. ^ 頼富本宏他「図解雑学 般若心経」ナツメ社 2003年 P76
  8. ^ 頼富本宏他「図解雑学 般若心経」ナツメ社 2003年 P90
  9. ^ デジタル大辞泉『五識』 - コトバンク
  10. ^ a b c d e f 櫻部・上山 2006, p. 108.



五識

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 04:28 UTC 版)

三科」の記事における「五識」の解説

眼識耳識鼻識舌識身識を五識(ごしき)もしくは前五識ぜんごしき)とよび、それに対して意識第六識とよぶ。 前五識現在の対象向かってしかはたらかず、過去未来対象にははたらかない。それに対して意識過去・現在・未来対象向かってはたらく。すなわち過去追憶し未来を予想することができる。 前五識対象は、眼識ならば色、耳識ならば声、に限られるが、意識対象は(狭義の)法のみならずすべての法(ダルマ)にわたる。なお、意識前五識統括するものではない。

※この「五識」の解説は、「三科」の解説の一部です。
「五識」を含む「三科」の記事については、「三科」の概要を参照ください。

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