乾坤

デジタル大辞泉

けん‐こん【^▽乾^×坤】

読み方：けんこん

１ 易(えき)の卦(け)の乾と坤。

２ 天と地。天地。

「奔騰狂転せる風は…、—を震撼し、樹石を動盪(どうとう)しぬ」〈露伴・運命〉

３ 陰陽。

４ いぬい（北西）の方角とひつじさる（南西）の方角。

５ 2巻で一組となっている書物の、上巻と下巻。

難読語辞典

乾坤

読み方：ケンコン（ｋｅｎｋｏｎ）

易の卦の乾と坤

歴史民俗用語辞典

乾坤

読み方：ケンコン（ｋｅｎｋｏｎ）

天地。

世界宗教用語大事典

けんこん 【乾坤】

易の卦の乾（天）と坤（地）。陽と陰でもある。方位では戌亥（北西）と未申（南西）。二冊本の上・下の記号にもする。運命を賭して伸るか反るかの勝負をすることを乾坤一擲という。天の道・君主の道を乾道といい、大地の道・婦女の道を坤道という。→ 易

近代文学作品名辞典

乾坤

読み方：ケンコン（ｋｅｎｋｏｎ）

作者 草野心平

初出 昭和54年

ジャンル 詩集

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「 乾坤」の例文・使い方・用例・文例

• 乾坤一擲の大勝負。情けないけどこれが見事空振りに終わったんだなあ。
• ビルマ侵攻は日本陸軍にとって乾坤一擲の作戦だった.
• これ乾坤一擲の試みなり