テクネチウム

デジタル大辞泉

テクネチウム【technetium】

読み方：てくねちうむ

マンガン族元素の一。人工的に作られた最初の元素で、モリブデンに加速した重陽子を当ててつくる。ウラン核分裂でも生成。単体は銀白色の金属。化学的性質はレニウムに似る。元素記号Tc 原子番号43。

日本化学物質辞書Web

テクネチウム

分子式：	Tc
その他の名称：	Tc、Technetium
体系名：	テクネチウム

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テクネチウム

分子式：	Tc
その他の名称：	Tc、Technetium
体系名：	テクネチウム

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分子構造リファレンス

物質名

テクネチウム

英語名

Technetium

元素記号

Tc

原子番号

43

分子量

99

発見年

1939年

原子半径（Å）

1.35

イオン化エネルギー（eV）

7.28

電子親和力（eV）

0.7

特徴

人工的に作られた最初の元素である。「Technetium」の名は「techne」（人工の）に由来する。天然のテクネチウムとしては、ウラン鉱の自発核分裂生成物として微量が検出されている。宇宙上では、天体にテクネチウムが存在することがスペクトル線によって確認されている。

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ウィキペディア

テクネチウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/20 09:06 UTC 版)

テクネチウム（英: technetium [tɛkˈniːʃiəm]）は、原子番号43の元素。元素記号は Tc。マンガン族元素の一つで、遷移元素である。天然のテクネチウムは地球上では非常にまれな元素で、ウラン鉱などに含まれるウラン238の自発核分裂により生じるが、生成量は少ない。そのため、後述のように自然界からはなかなか発見できず、人工的に合成することで作られた。すなわち発見が自然界に由来しない最初の元素かつ最初の人工放射性元素となった。安定同位体が存在せず、全ての同位体が放射性である。最も半減期の長いテクネチウムはテクネチウム98で、およそ420万年である。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

テクネチウム

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 21:52 UTC 版)

名詞

テクネチウム

1. 原子番号 43、元素記号 Tc の金属元素。放射性元素。単体は常温常圧では銀白色の固体。

訳語

• 英語: technetium
• フランス語: technétium
• 中国語: ��/鎝, 锝/鍀

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「 テクネチウム」の例文・使い方・用例・文例

• テクネチウムは主に医療目的に用いられる。
• 原子番号43の人工放射性元素のテクネチウム