ジルコン【zircon】
ジルコン
ジルコン(Zircon)
通常光
紫外線照射
明るい黄色の蛍光です。
ジルコン(Zircon)
Afghanistan
ZrSiO4 標本の幅約1.5cm
屈折率が高いので透明な物を昔はダイアモンドのイミテーションに使いました。
ジルコン(Zircon)
岡山県阿哲郡大佐町大佐山
ZrSiO4 画像の幅約1cm
小さな結晶ですが、透明で薄紅色をしたとても美しいジルコンです。
ジルコン(Zircon)
Lughman,Afghanistan
ZrSiO4 画像の幅約3.7cm
母岩に大きな4角錐状のジルコン結晶が入った標本です。
元素ジルコニウムの鉱物で、紫外線を照射すると黄色く蛍光します。
ジルコン(Zircon)
Varnoepl,Kola Peninsula,Russia
ZrSiO4 画像の幅約1.7cm
曹長石と思われる白い母岩に入った褐色の結晶がジルコンです。
この産地のジルコンは結晶がとてもシャープなのが特徴です。
ジルコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 08:00 UTC 版)
ジルコン(zircon[4])とは、化学組成 ZrSiO4で表される、ジルコニウムのケイ酸塩鉱物である。結晶系は正方晶系を取る。ヒヤシンス鉱、風信子鉱、風信子石とも言う。
- ^ 国立天文台編 編『理科年表 平成20年』丸善、2007年、643頁。ISBN 978-4-621-07902-7。
- ^ Zircon (英語), MinDat.org, 2012年4月13日閲覧。(英語)
- ^ Zircon (英語), WebMineral.com, 2012年4月13日閲覧。(英語)
- ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、181頁。ISBN 4-8181-8401-2。
- ^ 萩谷宏 (1999年10月17日). “ジルコンサンド”. 砂つぶの地球科学. 2012年4月13日閲覧。
- ^ “最も古いダイヤモンド”. Nature Highlights (2007年8月). 2012年4月13日閲覧。
ジルコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 08:34 UTC 版)
歴史的に見れば、もっとも注目すべき天然ダイヤモンド類似石はジルコンである。これは相当に硬く(モース硬度7.5)もあるが、もっと重要なのは高い分散値 (0.039) を有しており、カットすることでかなりのファイアが見られることである。無色透明のジルコンはスリランカで2,000年前から採掘されている。現代のように鉱物学が発展する以前は、無色透明のジルコンは成長一歩手前のダイヤモンドであると信じられ、産地名から「マタラ・ダイヤモンド」と呼ばれていた。ジルコンは今でもダイヤモンド類似石としてたびたび市場に出ることがあるが、異方性であり強い複屈折 (0.059) が見られる点から簡単に区別できる。またかなり脆弱なことでも有名で、ガードルファセットの稜線に磨耗がよく見られることでもわかる。
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