ねぶたとは? わかりやすく解説

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ねぶた

東北地方年中行事の一。竹などで扇・人形などの形に編んで紙を張り武者歌舞伎狂言場面描いて中に灯をともし、屋台にのせて笛や太鼓囃子(はやし)で町内練り歩く。特に、8月2日から7日にかけて行われる弘前市青森市のものが有名。弘前では「ねぷた」とよぶ。《 秋》

[補説] 「佞武多」とも書く。

ねぶたの画像

ねぶた

東北地方行われる陰暦七月七日行事。竹や木を使って紙貼り武者人形悪鬼鳥獣などを作り中に灯をともして屋台や車に乗せ(これ自体をもネブタという)練り歩く青森市(現在は八月二~七日)・弘前市八月一~七日、「ねぷた」とも)で行われるのが特に有名。ねぷたまつり。ねぷた。ネブタは「眠たい」で、夏の猛暑睡魔払い流す行事作ったネブタ実際に海に流した関東地方にもあり、江戸時代には今の函館当時箱館)でも盛大に行われた。→ 眠り流し

ねぶた

  1. 醜貎ノ婦女。〔第二類 人物風俗
  2. 醜女を云ふ。
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ねぶた

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 00:20 UTC 版)

ねぶたとは、古来日本で、旧暦7月7日年中行事(すなわち七夕行事の一つ)として行われてきた夏祭りの一類型である[1]


注釈

  1. ^ 池田彌三郎『日本故事物語』(河出書房新社、1958年。後に河出文庫)によれば、「眠い」を「ねぶたい」ともいうように「ねぶた」も元は「睡魔」を指し、「これを追い払うのは神の災禍を受けぬ用心であった」という。「神の来臨するお盆の夜に眠ってはいけない」と古人は信じ、「ねぶた流れよ 豆(まめ=健康)の葉よ とまれ」と歌って家内の息災を祈ったとされる。
  2. ^ 厳密にはねぶた祭りではなく、市町村地区の祭り行事「つがる市馬市まつり」の出し物である[7]

出典

  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』
  2. ^ a b c d e f g h i ねぶた・ねぷた楽しみ方ガイドブック”. 青森県観光国際戦略局. 2021年9月17日閲覧。
  3. ^ 青い森鉄道発行「駅周辺散策マップ 浅虫温泉駅」
  4. ^ a b c d e f g h i j k 清川 繁人「条例制定とその後の青森ねぶた祭」『青森大学付属総合研究所紀要』第24巻第2号、青森大学付属総合研究所、2023年、13-20頁。 
  5. ^ a b 西角井正慶編『年中行事事典』(東京堂出版、 1958年5月23日初版発行)p606
  6. ^ a b c d 青森県史の質問箱02”. 青森県. 2021年9月17日閲覧。
  7. ^ つがる市馬市まつり”. 青森県観光サイト アプティネット. 2016年8月26日閲覧。
  8. ^ “千葉の「柏まつり」4年ぶり開催”. 産経新聞. (2023年7月26日). https://www.sankei.com/article/20230726-QWEKL5P4PBNULG553DIPDU4DXQ/ 2023年7月26日閲覧。 
  9. ^ 第22回臼井ふるさとにぎわい祭”. 臼井ふるさとにぎわい祭実行委員会. 2017年8月16日閲覧。
  10. ^ “佐倉の2雄、ねぶたに 長嶋茂雄さんと史上最強力士 雷電為右衛門 地元の祭り盛り上げへ”. 千葉日報. (2016年12月7日). http://www.chibanippo.co.jp/news/local/370414 2017年8月16日閲覧。 
  11. ^ 湘南ねぶたホームページ
  12. ^ いわき市観光情報サイト
  13. ^ 柳井金魚ちょうちん祭り”. 柳井市 (2020年7月10日). 2020年12月23日閲覧。
  14. ^ 八幡東ねぶた振興会
  15. ^ ねぷた祭りin知覧(南九州市)


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