かたとは? わかりやすく解説

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過多

読み方:かた


数量などが多すぎることを意味する語。「情報過多時代」などのように用いる。

か‐た〔クワ‐〕【×夥多】

読み方:かた

[名・形動物事が多すぎるほどあること。おびただしいさま。

人口の—なるに驚けり」〈織田訳・花柳春話


かた【形/型】

読み方:かた

(形)物の姿や格好形状。かたち。「洋服の—が崩れる」「髪の—をととのえる」

(形)証拠に残すしるし。保証のしるし。抵当。「カメラ借金の—に置く」

(型)ある物のかたちを作り出すためのもの。鋳型型紙などの類。「石膏(せっこう)で義歯の—を取る」

(形・型)芸能武道などで、規範となる動作・方式。「能楽の—」「投げの—」

(型)きまったやり方伝統的なしきたり慣例。「—を破る」「—どおりのあいさつ

(型)事物類別するとき、その個々共通した特徴表している形式形態タイプ。「血液の—」「古い—の人間

(型)きまった大きさサイズ。「靴の—が大きすぎる

(形)空手競技種目の一。相手動き想定し攻撃防御の技を一連の流れの中で組み合わせた演武個人戦団体戦があり、審判採点によって勝敗が決まる。→組手3

物に似せて作った絵・図・像など。

「馬の—かきたる障子(さうじ)」〈九九

10 図柄模様

「着る物の—にてばし侍るか」〈仮・伊曽保・下〉

11 もと何かがあったことのしるし。あとかた形跡

「—もなく荒れたる家の」〈源・蓬生

12 占い現れたしるし。うらかた

生ふ楉(しもと)この本山ましばにも告(の)らぬ妹が名—に出でむかも」〈万・三四八八〉

13 (「がた」の形で)

㋐(形)名詞の下に付いてその物似たかたちをしていることを表す。「卵—」「ピラミッド—」

㋑(型)名詞と形容詞語幹の下に付いて、ある性質・特徴形式をもっていることを表す。「最新—」「ハムレット—」「うるさ—」

→形(かたち)[用法]


か‐た〔クワ‐〕【搭/×搭】

読み方:かた

掛錫(かしゃく)」に同じ。


かた【方】

読み方:かた

【一】[名]

方角方向。むき。「西の—を望む」

物事方向決着始末

時間上の方向。ころ。とき。時節。「来し—を思う」

方角を示すことによって間接的に》人をさす敬った言い方。「女の—」「乗り越しの—」

方法手段。「せん—もない」

対として考えられるものの一方人数を二組に分け場合にいうことが多い。

「—の人、男女わかれて」〈一四三〉

方面箇所関係する点。

和歌の—にもいみじう染ませ給へり」〈栄花月の宴

そのようなありさま。ようす。

「おのづから軽(かろ)き—にぞおぼえ侍るかし」〈源・帚木

【二】接尾

動詞連用形付いて方法手段また、ようす・ありさまなどの意を表す。「ひもの結び—」「車の混み—」

動詞連用形動作性の漢語名詞に付いて、…すること、の意を表す。「打ち—やめ」「調査—を依頼される

他人氏名などに付いてその人のもとに身を寄せていることを表す。「中村さん—」「田中太郎様—」

数を表す語に付いて、人を数えるのに用いる。現在では、「お」を冠して丁寧な言い方として用いられる。「おひと—」「おふた—」

《「がた」とも》名詞に付く。

二つあるものの一方の側、また、それに属する人を表す。「相手—」「母—」

その物事を担当する係であることを表す。「まかない—」「会計—」

《「がた」とも》数量などを表す名詞付いて、だいたいそのくらいの意を表す。「三割—安い」「八割—片付いた

方向の意を表す。

「いづ—に求め行かむ」〈伊勢二一


かた【潟】

読み方:かた

砂州によって外海から分離されてできる海岸の湖。潟湖(せきこ)。ラグーン。「河北—」

浦。入り江。湾。「松浦—」

遠浅海岸で、潮が満ちる隠れ、引くと現れる所。干潟(ひがた)。


かた【片】

読み方:かた

【一】[名]一対のもの、二つ一組のものの一方片方片一方。「—や横綱、—や平幕対戦

【二】語素名詞または動詞の上付いて複合語をつくる。

一対となるものの一方一方だけ、の意を表す。「—親」「—面」「—思い

不完全な整っていない、の意を表す。「—言(こと)」「—仮名

かたよる、一方偏した、の意を表す。「—田舎」「—意地

わずかな少ない、の意を表す。「—時(とき)」「—手間

しきりに、ひたすら、の意を表す。

今は鳴かむと—待てばたなびき月は経につつ」〈四〇三〇


かた【肩】

読み方:かた

人の腕が胴体接続する部分の上部、および、そこから首の付け根にかけての部分。「—をもむ」「—を組む」

動物の前肢や翼が胴体接続する部分の上部。

衣服の、1相当する部分。「—にパッド入れる」

物の上部のかどの部分。「—書き」「各句の—に番号付ける」

地形物の形などの、1相当する部分。「道路の—」「壺の—」

山頂から少し下った所にある平らな所。「—の小屋

球などを投げる力。「—が弱い」

物をかつぐ力。「足をくじいた友人に—を貸す」

背負った責任。「乗客の安全は運転士の—にかかっている」

10 新聞一面左上端を占め記事多く場合トップ記事次いで重要とされる。→頭(あたま)

11 《肩に倶生神(くしょうじん)が宿っていて、運命支配するという俗信から》運。めぐりあわせ

此方等のやうな—の悪い夫婦なれば」〈鳩翁道話・一〉

[下接語] 後(あと)肩・襟肩五十肩先肩四十肩半肩・一(ひと)肩・路肩(がた)怒り肩・地(じ)肩・撫(な)で肩


か‐た〔クワ‐〕【過多】

読み方:かた

[名・形動多すぎること。また、そのさま。過剰。「人口—な都市」「胃酸—」⇔過少


かた 【肩】

肩は「肩で風を切る」「肩を落す」などのようにある意味表現されるとされ、倶生神宿っていて人の運命支配するとの俗信日本にある。ゲルマン神話では最高神オーディンの肩に思考記憶二羽の烏がいて、見聞したことを神にささやいたとされ、インドでは貴人敬意現すとき右肩あらわにした。仏教の偏右肩はこれである。中国では前漢武将周勃呂氏の乱鎮めた時、呂氏味方する者は右肩をぬぎ、劉氏味方する者は左肩をぬげといった故事から、味方する者を左という。また、謝罪のため右肩をぬぐのを肉ともいう。日本の祭に童児肩車にする風があるのは、神聖さを土で汚さないの意味がある。→ 倶生神 偏右肩

かた【肩】

パチンコにおいて、チャッカーになっていることが多かった盤面中央横の部分最近はスルーチャッカーだったり単なる風車だったりする機種増えている。

がた

読み方:かた

  1. 芝居ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府
  2. 演劇其他諸興行。〔第四類 言語動作
  3. 演劇其他の興行物を云ふ。

分類 東京府


カタ

読み方:かた

  1. 仕事

分類 ルンペン大阪


読み方:かた

  1. 八の数、人相。〔一般犯罪
  2. 制服巡査のこと。②人相をいう。

分類 犯罪


読み方:かた

  1. 族籍身分等。〔第二類 人物風俗
  2. 族称身分等を云ふ。

読み方:かた

  1. 制服巡査を云ふ。
  2. 兵士官服着用せる官吏総称を云ふ。

読み方:かた

  1. 人相。〔第二類 人物風俗
  2. 人相を云ふ。
  3. 人相。〔掏摸

分類 掏摸


読み方:かた

  1. 小間物屋通り符牒にして八といふ数量を表す。通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒
  2. 八。

分類 小間物屋符牒


肩衣

読み方:かた

  1. かたぎぬ略語義太夫語の隠語

分類 東京義太夫

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読み方
かた

架田

読み方
かた

嘉田

読み方
嘉田かた

読み方
かた

カタ

( かた から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:16 UTC 版)

かたカタkata




「カタ」の続きの解説一覧

かた

出典:『Wiktionary』 (2021/07/31 13:17 UTC 版)

名詞・肩

かた

  1. うでの胴体に付く関節の上箇所
  2. 上腕の上部。
  3. 物の右上
  4. 身に着けるものの肩の部分
  5. 山の、山頂直下尾根上の平らなところ。
  6. 物をかつぐ、あるいは投げる力。
  7. 責任負担
  8. 銃剣道用具一つで、肩を保護する防具
  9. 銃剣道の技。相手体勢崩した時に左胸に向かって8.を垂直に突くこと。

関連語

翻訳

名詞・方

かた

  1. 指し示す又は向かう場所向き方向方位方角
  2. 人を呼ぶ際に婉曲化し敬意を表す語。
  3. 位置場所方面
  4. 手段方法手立て
  5. 頃、時節

名詞・型/形

かた

  1. かたち形態
  2. 模様、あや。
  3. しるし跡形形跡
  4. 鋳型など、立体像模写の元となるもの。
  5. ある形に固定するため緊張与え道具
  6. 江戸期東国ぜに文字のある面。
  7. 法則きまりしきたり
  8. 様式形式典型
  9. (古 【】)図面地図
  10. 能楽演劇等での一定の所作
  11. 剣道柔道等の武道および剣術柔術等の武術における攻撃防御基本法式並びにそれぞれの流派に独特の一定の動作
  12. 当て字:抵当引当貸し金引当質物担保

関連語

名詞・潟

かた

  1. 海岸にあって遠浅であるため、潮の満ち干により、現れたり隠れたりする土地しおひがた干潟
  2. 浦、入り江入り海
  3. 砂州によって囲まれ外海通じる狭い水路有する湖沼

接頭辞 

かた

  1. 対となるべきものが一方のみであること。
  2. 半端な不完全なわずかな。
  3. 一方偏った中央から離れた

接尾辞

かた

  1. その方面の人、それを担当する人。
  2. 組、仲間
  3. 動詞連用形について)手段方法手立て
  4. 動詞連用形について)内容様態
  5. 動詞連用形につくなどして)すること。
  6. 家。もと。
  7. 人数
    • おひと方、おふた方、お三方。
  8. 系統
  9. 多く「がた」)おおよそ数字くらい

接辞

かた

  1. かたいこと。

同音異義語








  • 画数:16
  • 音読み:セキ
  • 訓読み:かた




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