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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
「かぎ」から始まる用語のさくいん
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- かぼ
- かぱ
- かぴ
- かぷ
- かぺ
- かぽ
- か(アルファベット)
- か(タイ文字)
- か(数字)
- か(記号)
- 鍵穴とカギの関係石蕗咲きぬ
- 鍵穴に核忍び寄る春の闇
- 鍵穴に雪のささやく子の目覚め
- 鍵穴にまるい風して卒業す
- 鍵穴に蜜ぬりながら息あらし
- 鍵穴の錆のかまわず桜咲く
- 鍵かけて寒がる金魚をおいてきた
- 鍵かけてしばし狂ひぬ春の山
- 鉤裂きのように白梅咲きました
- 鍵束に覚えなき鍵星迎え
- 鍵束の鍵みな合はぬ春の暮
- 鍵束のふくらんでゐる放哉忌
- 鍵の鈴鳴らし山より雪女郎
- 鍵の束畳に置かれ天の河
- 蝸牛一生水平線でいる
- 蝸牛空へ助走をしてをりぬ
- 蝸牛来る日来る日に視力なく
- 蝸牛来し方に広島・長崎
- 蝸牛背中の稔子がとけてゆく
- 蝸牛ときどき自問自答する
- 蝸牛とろりとろりと老いてゆく
- 蝸牛なやみをひとつ預かりぬ
- 蝸牛の濡れあと光りらりるれろ
- 蝸牛舞へと歌ひし世のありし
- 蝸牛やどの道ゆくも裏日本
- 家業累代次に伝える種袋
- 限りなく長男は損衣被
- かぎりなく流るる雲や夕紅葉
- 限りなく旗振りつづけ凍てざる人
- 限りなく降る雪何をもたらすや
- 陽炎うてつぎに母去る白壁よ
- 陽炎と一体となり媼来る
- 陽炎に砂音だけのあゆみあり
- 陽炎にいまだなじめぬ父の墓
- 陽炎に入る機関車の浮遊感
- 陽炎に転ばぬ杖の老婆心
- 陽炎に遮られたるめくら帳
- 陽炎に進入禁止二ヶ所あり
- 陽炎に大事なものを忘れけり
- 陽炎に母の襤褸を吊る日曜
- 陽炎の犬落書きとなつてゐる
- 陽炎のうしろに舌を忘れけり
- 陽炎の死者と出入りす紀元前
- 陽炎の高さに少女歌劇団
- 陽炎のなかの切手を取り出しぬ
- かぎろいの藤家の桜密ならず
- 陽炎の太き動悸をみておりぬ
- 陽炎の真ん中に石ゆきづまる
- 陽炎の真ん中をゆく齢かな
- 陽炎の燃え移りたる漢かな
- 陽炎はとてもやわらかい鎖
- 陽炎へ突込んでゆく三輪車
- 陽炎や曖昧模糊に紅をひく
- 陽炎や記号のように父が佇つ
- 陽炎や巨岩そのものが舟歌
- 陽炎や捨て切れぬものいろいろと
- 陽炎や戦争知らず英霊と呼べず
- 陽炎や鳥獣戯画の端に人
- 陽炎や土堤焦がすか赤い橋
- 陽炎やはづんでころんで襁褓の子
- 陽炎やホーム短かき單線路
- 陽炎やマラソンが歩いていた
- 陽炎やわたしのうしろにいる私
- 陽炎を溺れどの手を掴もうか
- 陽炎を攫っていった救急車
- 陽炎を捕へるために歩き出す
- 陽炎を封じ込めたる薬包紙
- 陽炎を見るかげろうの駅にいて
- 陽炎をよく噛んでいる羊かな
- かぎろひて揺れ立つさまの端龍寺
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