iモード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 05:21 UTC 版)
基本料金
日本国内でiモードを利用する場合、以下の基本料金と端末別に設定されたパケット利用料金、アクセスするサイトによってはiモード情報料が必要となる。
iモード付加機能使用料は324円(本体価格300円)。2005年11月1日に行われた統一プラン導入以来210円(本体価格200円)で設定されていたが、2008年6月分から315円(本体価格300円)に値上げした。movaサービスが終了した2012年3月31日まではFOMAとmovaで共通だった。2014年4月分からは消費税増税により税込価格が324円となる。
2010年4月よりISPセット割の対象となり、spモードやmoperaと組み合わせて契約することで、300円~450円の割引となる。
iモード端末一覧
日本国外発売端末
- ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
- K610im
- 日本電気
- N223i
- N341i
- N411i
- N600i
- モトローラ
- SLVR L6 i-mode
- SLVR L7 i-mode
- RAZR V3xx i-mode
- E378i
- ノキア
- LG電子
- L342i
- Samsung
- S342i
- S400i
- S410i
- S500i
- Z320i
- 三菱電機
- M222i
日本での発売は FOMA、mova の端末一覧を参照。
spモード
spモードは2010年9月1日より提供が開始された、NTTドコモのスマートフォン向けに提供されている携帯電話IP接続サービスである。iモードとは別のインフラを利用しているが、一部重複している。
spモードを契約することにより、通常のiモードメールと同様に@docomo.ne.jp
のドメインで、プッシュメール、絵文字、デコメールなどが利用可能となる。iモード解約と同時にspモードを契約すると、従来のiモードメールのアドレスを引き継ぐ形で設定できる。またiモードとspモードを重畳契約すると、docomo.ne.jp
のアドレスを2つ持つことになるが、スマートフォンで2つ同時に利用できるわけでなく、1つのアドレスはiモード端末、もうひとつのアドレスはスマートフォンでドコモUIMカードを差し替えることで利用が可能となる。またその2つのアドレスは切り替えることも可能である。
注釈
出典
- ^ “「iモード」新規受付が終了、2019年9月30日で(Impress Watch)”. Yahoo!ニュース. 2019年4月15日閲覧。
- ^ a b 7. 新規受付終了
- ^ a b 「iモード」新規受付が終了、2019年9月30日で
- ^ “「FOMA」および「iモード」のサービス終了について”. NTTドコモ (2019年10月29日). 2020年7月20日閲覧。
- ^ “Largest Wireless Internet Provider”. ギネス・ワールド・レコーズ. 2011年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月20日閲覧。
- ^ 「iモード」とは何だったのか その本質と功績、iPhoneに駆逐された理由(3/3 ページ) - ITmedia NEWS
- ^ iモード公式サイトの終焉とコンテンツビジネス進化の系譜【西田宗千佳のイマトミライ】-Impress Watch
- ^ ドコモ ケータイ(iモード)出荷終了について
- ^ 報道発表資料 :新たな海外iモード対応端末ラインナップの展開について|お知らせ|NTTドコモ
- ^ ドコモ、「S60」用のiモード環境を海外オペレータに提供 - ITmedia +D モバイル
- ^ ドコモ、ノキア「S60」でiモードが利用できるアプリ
- ^ 【速報】NTTドコモが「iPhoneの提供は考えていない」と正式に回答
- ^ 2次創作がコンテンツの寿命を延ばす──角川会長と川上会長が話す、ネット時代の電子書籍 (3/3) - ITmedia ニュース 「プラットフォーマーはどうしても強くなってしまう。『iモード』モデルを世界に普及させた時、国内のNTTドコモの取り分は10%だったが、海外の事業者は50%取った。それが正しい配分だからだ。だがその結果、携帯コンテンツ文化が花開いたのは日本だけだった」
- ^ 日経クロステック(xTECH). “iPhone登場で僕がドコモでやるべきことは終わった。だから辞めた──ドワンゴ夏野氏”. 日経クロステック(xTECH). 2021年2月3日閲覧。
- ^ Mallon, Diarmuid. “Where Are They Now? i-mode” (英語). ZDNet. 2021年2月3日閲覧。
- ^ ドコモのiモード、豪英通信事業者がサービス終了(ロイター、2007年7月18日)
- ^ オーストラリアTelstra社のiモードサービス終了について<2007年7月17日>
- ^ 英国の「iモード」打ち切り方針 利用者低迷で(産経新聞 2007年7月18日付)
- ^ [1]
- ^ [2][3]
- ^ [4]
- iモードのページへのリンク