au 4G LTE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 02:20 UTC 版)
au ICカードの取り扱い
4G LTEでは3G(+WiMAX含む、以下同じ)とは契約が別の扱いである。そのため、契約変更を行うとau ICカードはau micro ICカード (LTE) またはau Nano ICカードに交換される。Nanoカードを使用するiPhone 5やiPad miniなどからMicroカードのAndroidへ機種変更する場合は、NanoカードをMicroカードへ変換するアダプターを使用するかMicroカードに交換する必要がある。LTE契約のMicroカードまたはアダプターを介するNanoカードを3G機種で使用することや、または3G契約のMicroカードをLTE機種で使用することはできない。
なお、au VoLTE契約およびLE契約(xxT31以降のタブレット)のNanoカードは当初からのLTE用のau ICカードとは別物となり、相互に入れ換えて利用することは原則できない。
4G LTE対応機種はロッククリアが必要ないため、オークションや、中古携帯電話販売店で購入した端末をauショップでの手続き不要でICカードを差し替えて利用できる。不正に入手されたと判断された端末については、ネットワーク利用制限がかけられており、ネットワーク利用制限携帯電話機照会で確認できる。判定が「×」である場合は通信することができない。
プロモーション
通信規格上LTEは3Gの発展型であるため第3.9世代移動通信システムと位置付けられているが、「第3.5世代移動通信システム以上の技術に対しても4Gの呼称を認める」という国際電気通信連合(ITU)の声明に基づき、「4G」の呼称を使用している。これは、ソフトバンクモバイルの提供するSoftBank 4G LTE・AXGP方式を用いたSoftBank 4Gも同様である。
2012年10月17日に公式発表された2012年冬モデルから、WebやテレビCMなどでの広告を積極的に展開している。端末納入メーカー側のプロモーションでも、当サービスの大きな特徴となっている"高速通信"を前面に推したものが多い。また、iPhone 5以降のiPhoneの納入メーカー側を除くau 4G LTE対応の各機種のテレビCMには「au 4G LTE」のコール・ロゴが原則として含まれている[23]。2013年冬モデル以降は納入メーカー側のCM、およびau向け版のiPhone 5cのオリジナルCM(「iPhone 数字」篇のみ)において「au 4G LTE 800MHz」のロゴが表記されるようになり、2014年夏モデル以降はキャリアアグリゲーション対応機種に限り納入メーカー側のオリジナルCMにおいて「au 4G LTE CA」のロゴが表記されるようになり、更に2014年冬モデル以降はau VoLTE対応機種に限り納入メーカー側のオリジナルCMにおいて「au VoLTE」のロゴが表記されるようになった。
- キャッチコピー
- 超高速を、すべての人へ。(2012年10月 - 2013年8月)
- 驚きを、常識に。(2012年12月 - 2013年12月)
- ツナガルチカラ あたらしい au 4G LTE(2013年9月 - 2014年1月)
- つながるなんて、もう、当たり前。 あたらしい au 4G LTE(2014年1月 - 5月)
- スマホは、速さで選べ。CA・WiMAX2+(2014年6月 - 12月)
- 凄いのでました! 新auスマホ au VoLTE(2015年1月 - )
- CMイメージキャラクター(※はサブキャラクター扱い)
- au 4G LTE 「超高速・井川さん」篇[24](2012年11月 - 2013年1月)・URBANO L01(2013年6月 - 8月)・ツナガルチカラ「リアル4G LTEライフ・剛力さん」篇/「リアル4G LTEライフ・井川さん」篇(2013年9月 - 10月)
- ツナガルチカラ「リアル4G LTEライフ/大島さん」篇(2013年10月 - 11月)
- 大島美幸 (森三中)
- ツナガルチカラ「リアル4G LTEライフ/きゃりーさん」篇(2013年11月 - 12月)
- つながるなんて、もう、当たり前。「800MHz/トビラ」篇(2014年1月 - 2月)
- つながるなんて、もう、当たり前。「800MHz/推理ドラマ」篇(2014年1月 - 2月)
- つながるなんて、もう、当たり前。「800MHz/トレンディドラマ」篇(2014年3月 - 4月)
- 福士蒼汰
- 剛力彩芽
- 山村紅葉※
- 森三中(村上知子は除く)※
- つながるなんて、もう、当たり前。「800MHz/スポ根ドラマ」篇(2014年4月 - 5月)
- 福士蒼汰
- 剛力彩芽
- 照英※
- 森三中(村上知子は除く)※
- CA・WiMAX2+「テニス」篇(2014年10月 - 11月)
- CA・WiMAX2+「宇宙スカッシュ」篇(2014年11月 - 12月)
- 松岡修造
- 柳原可奈子
- 杉咲花※
- au VoLTE「玉手箱」篇(2015年1月 - 2月)
- au VoLTE「シンクコール・マネ太郎」篇(2015年2月 - 3月)
- 松田翔太
- 桐谷健太
- 濱田岳
- 納入メーカー側のCMイメージキャラクター
- KYL21(2012年11月 - 12月 京セラ側のCM)
- HTL21(2012年12月 - 2013年3月 HTC NIPPON側のCM)
- HTL22(2013年6月 - 8月 HTC NIPPON側のCM)
- SOL22(2013年6月 - 8月 ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCM)
- VAMPS(ただしhyde(L'Arc〜en〜Ciel)のみ出演)
- AHEAD - ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCMソング
- VAMPS(ただしhyde(L'Arc〜en〜Ciel)のみ出演)
- SHL22(2013年7月 - 8月 シャープ側のCM)
- LGL22(2013年11月 - 2014年3月 LGエレクトロニクス・ジャパン側のCM)
- 川口春奈
- チューイチューイトレイン(奥田民生)- LGエレクトロニクス・ジャパン側のCMソング。前期バージョンのみ
- 川口春奈
- SHL23(2013年11月 - 12月 シャープ側のCM)
- 野村周平
- SOL24(2014年1月 - 2月 ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCM)
- SHL25(2014年6月 - 7月 シャープ側のCM)
- LGL24(2014年7月 - 9月 LGエレクトロニクス・ジャパン側のCM)
- 川口春奈
- アソビ(ゲスの極み乙女。) - LGエレクトロニクス・ジャパン側のCMソング
- 川口春奈
- KYY24(2014年7月 - 8月 京セラ側のCM)
- 井手川直樹(MTBナショナルチャンピオン)
- LGV31(2014年12月 - LGエレクトロニクス・ジャパン側のCM)
- CM放映はあったがイメージキャラクター非採用
- iPhone 5(2012年10月 - 2013年9月 アップル側のCM)
- iPad mini(2012年11月 - 2013年9月 アップル側のCM)
- SHL21(2012年11月 - 12月 シャープ側のCM)
- SOL21(2012年11月 - 12月 ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCM)
- LGL21(2012年11月 - 12月 LGエレクトロニクス・ジャパン側のCM)
- PTL21(2012年11月 - 12月 パンテックワイヤレスジャパン側のCM)
- SHT21(2013年1月 - 2月 シャープ側のCM)
- INFOBAR A02(2013年2月 - 3月 KDDI側のCM)
- iPhone 5s/5c(2013年9月 - 2014年9月[25] アップル側のCM)
- iPhone 5c(「iPhone 数字」篇・2013年10月 - 11月 KDDI側のCM)
- SOL23(2013年10月 - 11月 ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCM)
- SCL22(2013年10月 - 12月 サムスン電子ジャパン側のCM)
- SOL25(2014年5月 - 7月 ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCM)
- SCL23(2014年7月 - 9月 サムスン電子ジャパン側のCM)
- iPhone 6/6 Plus(2014年9月 - アップル側のCM)
- iPhone 6/6 Plus(「iPhone 親子」篇・2014年10月 - 12月 KDDI側のCM)
- SCL24(2014年10月 - 12月 サムスン電子ジャパン側のCM)
- SOL26(2015年2月 - 3月 ソニーモバイルコミュニケーションズ側のCM)
- SCV31(2015年4月 - サムスン電子ジャパン側のCM)
ギャラリー
- ^ “auの次世代高速通信サービス「4G LTE」の提供開始について”. KDDI・沖縄セルラー電話 (2012年9月14日). 2012年9月15日閲覧。
- ^ 3.9世代移動通信システムへのLTE採用について
- ^ “石野純也のMobile Eye 特別編:料金最強、ネットワーク最強、端末の機能も数カ月先行――KDDI田中社長らが語る「iPhone 5」と「LTE」”. ITmedia Mobile (2012年9月21日). 2012年9月29日閲覧。
- ^ “プラチナバンド 800MHz 「4G LTE」の実人口カバー率が99%に!”. KDDI (2014年3月20日). 2014年3月21日閲覧。
- ^ “安定した高速通信を実現――KDDIが他社に先がけ「キャリアアグリゲーション」導入へ - ITmedia Mobile”. ITmedia. (2014年4月21日) 2014年5月16日閲覧。
- ^ “「3社間競争より気がかりなのはMVNO市場」 「au WALLET」やミャンマー事業で新市場狙うKDDI - ITmedia Mobile”. ITmedia. (2014年7月30日) 2014年7月31日閲覧。
- ^ “新しくなった「HTC J butterfly」発表会 - ケータイ Watch”. ケータイ Watch. (2014年8月19日) 2014年8月19日閲覧。
- ^ “KDDI田中社長インタビュー:僕はオタクでガジェッター、自ら電波測定する社長の「べき」論 - Engadget Japanese”. Engadget Japanese. (2014年10月1日). オリジナルの2018年1月13日時点におけるアーカイブ。 2014年10月1日閲覧。
- ^ “auの総合カタログやWebサイトに誤記――iPhone 5のau 4G LTE 実人口カバー率に関して”. IT media. (2013年3月15日)
- ^ “au版iPhoneのカバーエリア誤記「あまりに情けない」KDDI田中社長”. IT media. (2013年4月30日)
- ^ “当社に対する措置命令に関するお詫びとお知らせ”. KDDI・沖縄セルラー電話 (2013年5月21日). 2013年5月21日閲覧。
- ^ “KDDI、iPhone 5の「4G LTE」実人口カバー率を公表――2013年5月末時点で71%”. IT media. (2013年6月10日) 2013年7月9日閲覧。
- ^ “KDDIがあたらしいau 4G LTEを発表 - キーワードは「つながる力」 (3) 「あたらしいau 4G LTE」とは その2”. マイナビニュース. (2013年9月2日) 2013年9月18日閲覧。
- ^ “日本初!「キャリアアグリゲーション」の導入について”. KDDI・沖縄セルラー電話 (2014年4月21日). 2014年4月21日閲覧。
- ^ auのタブレット向けデータ通信料金プランの提供開始について KDDI・沖縄セルラー電話 (2012年11月29日)。
- ^ 「4G LTE」対応auスマートフォン/タブレットのキャンペーン延長について KDDI・沖縄セルラー電話 (2012年12月25日)。
- ^ 上からBand 1、Band 11/18
- ^ 地域により各機種の発売開始の時期が異なる
- ^ 上からBand 1、Band 11/18、WiMAX 2+(Band 41)
- ^ a b 上からBand 1、Band 11/18、CA使用時(CA_1-18)、WiMAX2+(Band 41)
- ^ a b iOS 8.3及びキャリア設定のアップデートで対応。
- ^ auオンラインショップおよびKDDI直営店を除くその他のau取扱店(トヨタディーラー各店(PiPit)を含む)では2015年1月6日順次発売
- ^ 初期のSOL23のCMのように「au 4G LTE」のコールが無い場合もある。
- ^ TVCM | au 4G LTE 「超高速・井川さん」篇 KDDI公式YouTubeより
- ^ iPhone 5cは2013年9月 - 2014年3月
- 1 au 4G LTEとは
- 2 au 4G LTEの概要
- 3 端末
- 4 沿革
- 5 au ICカードの取り扱い
- 6 関連項目
- au 4G LTEのページへのリンク