SO902i SO902iの概要

SO902i

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 21:20 UTC 版)

NTTドコモ FOMA SO902i
キャリア NTTドコモ
製造 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
発売日 2006年3月21日
概要
OS Symbian OS v8.1 + MOAP(S)
CPU OMAP2420
音声通信方式 FOMA (W-CDMA)
800MHz2GHz
形状 ストレート式
サイズ 109 × 46 × 20 mm
質量 102 g
連続通話時間 約140分間(音声通話)
約90分間(テレビ電話)
連続待受時間 約500時間(静止時)
約390時間(移動時)
外部メモリ メモリースティック Duo / PRO Duo (〜2GB)
日本語入力 POBox
赤外線通信機能 あり
Bluetooth なし
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 全透過型TFT液晶
解像度 240×320ドット (QVGA)
サイズ 1.9インチ
表示色数 262,144色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 318万画素CMOS
機能 オートフォーカス
手ぶれ補正機構
バーコードリーダー
サブカメラ
画素数・方式 11万画素CMOS
機能 -
カラーバリエーション
ダークブルー×ブラウン
レッド×レッド
ホワイト×ホワイト
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

SO902iは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ初となるFOMA端末。FOMA 90*シリーズ初のストレートタイプながらも高さは低く、他の902iシリーズ端末と同等の多くの機能や装備が、コンパクトなボディに収められた。かつてその小型さが話題を呼んだ、preminiシリーズを彷彿とさせるデザインである。このスタイルはFOMA STICK(フォーマ・スティック)と名付けられた。一方の面から見た場合は携帯電話、もう一方の面から見た場合はデジタルカメラとなるよう、両A面的なコンセプトのデュアルフロントデザインも特徴的である。カラーバリエーションはホワイト×ホワイト、レッド×レッド、ダークブルー×ブラウンの三種類。

オペレーティングシステムSymbian OS 8.1で、マルチタスクを実現。日本語入力システムPOBoxを採用。iチャネルプッシュトークに対応。iアプリシムシティ3D for SO』がプリインストールされている。

ディスプレイは1.9インチ (QVGA) で、1平方メートルあたりの輝度が400カンデラTFT液晶を搭載。傷が付きにくいウルトラハードコート処理によって、常時露出しているディスプレイ表面を保護してある。

背面にはFeliCaiモードFeliCa)とカメラを装備している。318万画素CMOSイメージセンサによるデジタルカメラオートフォーカスならびに手ぶれ補正機構を有し、高品質な静止画・動画の撮影を実現。撮影した画像や動画、その他マルチメディアファイルはメモリースティック Duoに保存する。

最大2GBメモリースティック PRO Duoに対応するメモリーカードスロットを側面に備えている。

SO903iのような、高機能なデジタルオーディオプレーヤーは搭載していないが、AAC形式の楽曲ファイルであれば、iモーションとして再生できる。

小型化によって犠牲となった操作性については、ボタンを横一列ごと山なりに湾曲させたウェーブデザインキーを開発し解決を図っている。内蔵された白色発光ダイオード (LED) によって、暗所では文字が輝く。ボタンの誤操作を防止するロック機構は、側面のスライドスイッチによって切り替える。

バッテリーは、それまで発売されていたmova端末のSO505iシリーズ・SO506iシリーズ用に設計・販売されていたSO009に機械的・物理的な互換性を持つ、SO01が新たに設計・販売された。

よって、SO009に対応する端末では本機向けに設計されたSO01も使用することが可能で、その逆も使用可能である。

また、このSO902iをベースにし、新たに防水構造を取り入れたSO902iWP+2006年6月30日に発売された。

歴史




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