NHKワールド ステーションID

NHKワールド JAPAN

(NHKワールド から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 00:49 UTC 版)

ステーションID

  • NHKワールドのステーションID映像は2008年度まで水面をイメージしたものが使われていた(通常は4:3映像で放送されるが、実際の収録は画角16:9、音声はステレオモードで収録。ただし、16:9の映像およびステレオ音声で放送されるのは日本国内向け放送のみ)。現在は右に地球、左に放物線上の点が下に向いて動いている(途中部分には点が太く見える。色はワールドTVは赤、ワールド・プレミアムは白となっている)映像が流れている。なお、NHKワールド・プレミアムは2010年10月4日以降、この後の番組案内で流れるステーションID映像がこれまでの4:3から16:9レターボックスに変更された。
  • NHKワールド(テレビ放送)のこのあとの番組案内の映像フォーマットは2009年2月1日まではワールドTV・プレミアムとも同じであった。その後、フォーマットはNHKワールド・プレミアムのみで2009年3月29日まで流れていた。
  • NHKワールドTVでは2008年9月29日から2009年2月1日まで、このあとの番組案内はすべて英語表示となり、開始時刻がこれまでの東京(日本)だけでなく、ロンドンニューヨークの現地時間での開始時刻も表示されていた。それ以前は2007年3月まで日本語の後に英語で表示。2007年4月から2008年9月28日までは英語の後に日本語で表示していた(画面上は「NHK WORLD COMING UP」と表示)。この体裁はのちに、番組間のステーションブレイクの時間帯(特に「NEWSLINE biz」「NEWSLINE in Depth」の終了後や、毎時30分〈土・日10分〉以後のエンターテインメント番組終了後)に、翌日(金・土曜日は週末)の番組案内スポットで表記されている。

注釈

  1. ^ 2011年4月以降のBSプレミアムも同様。
  2. ^ ただし、東日本大震災の生活関連情報を提供する目的でこれより前の3月中旬から一部先行、ないしは期間限定で配信を提供したケーブルテレビもある
  3. ^ 海外の事業所やホテル、CATV・衛星放送局などが対象である。日本国内でのNHK受信料とは異なるものである。このサービスを運営している日本国際放送へ支払う料金は月額3000円で、2台目以降は1台ごとに2000円追加。支払いは年4回(3か月分のまとめ払い)となる。海外における利用のため、日本の消費税は課税されない。
  4. ^ 総合テレビの同時・時差放送をメインに、一部BS1の同時・時差放送もある。
  5. ^ 総合テレビ同時放送で大相撲プロ野球(BS1同時放送はプロ野球日本シリーズがあるときのみ)のほか、主に日本国内で行われるもの。海外のスポーツ中継は放映権(放送権)の都合で一切放送されない。
  6. ^ 主に平日で6時台〜7時台、12時台、19時台、21時台。土日は6時台〜10時台前半、12時台、19時台、20時台後半。平日・土曜日の平均放送時間は約4時間半で、特に金曜日では12時台が20分間のニュースのみ放送され、19:30開始の番組でも『特報首都圏』以外の関東地方の地域番組や全国放送の特集番組ではスクランブル配信となるため総放送時間が4時間を下回ることも少なくない。一方、日曜日では総放送時間が約7時間と比較的に多く、特に午前中から12時台にかけての時間帯は11時台以外のほとんどの時間帯をノンスクランブル放送枠に充てている。定時でのノンスクランブル放送の連続放送時間は日曜日の約5時間5分(5:56〜11:00)が最長となる。これまでのノンスクランブル放送(災害時の緊急報道以外)でもっとも長い連続放送時間は2012年9月9日の9時間4分(5:56-15:00 この日はノンスクランブル放送対象番組である『明日へ〜支えあおう〜』が10:05-11:54の第1部と13:05-15:00の第2部)が最長である。次いで2009年8月30日-31日にかけて放送された衆議院議員総選挙の開票速報で7時間5分である。もっとも短い時間は1分間で短時間の臨時ニュースがある程度となっている。
  7. ^ 2013年度の改編では平日が7時台、12時台、19時台、21時台、23時台(日跨ぎ編成で翌0:10まで)。土曜日は7時台〜9時台前半、12時台、19時台前半、20時台後半。日曜日は6時台〜10時台、12時台、19時台前半、20時台後半、23時台前半の時間帯でノンスクランブル放送枠が編成される。
  8. ^ 広範囲に津波の可能性がある情報では画面下のティッカー表示がおこなわれ、海外に在住する日本人に向けて生命にかかわる重要な情報を伝えるため、ティッカー表示が出ている間は通常のスクランブル配信の番組もすべてノンスクランブル放送に変更される。
  9. ^ 津波警報・注意報の全面解除で津波に関するティッカー表示が終了した時点でスクランブル配信となる番組。
  10. ^ 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では同日14:47以降、全時間帯を特設ニュースに充てられたため終日ノンスクランブル放送となった(終日ノンスクランブル放送の実施事例はこのときのみ。翌12日から18日はすべての時間帯が特設ニュースとなっていたため24時間終日でノンスクランブル放送を実施。19日からはニュース・情報番組以外の一般番組で1週間ぶりに一部時間帯でのスクランブル配信を再開したが、それでも東北地方太平洋沖地震関連の特別編成が4月12日まで続いたため、通常のノンスクランブル放送の対象番組に加え、ノンスクランブル放送の対象ではないニュース・情報番組についてもすべてがノンスクランブル放送となっていた)。
  11. ^ 東日本大震災発生から1年を迎えた長時間特別番組明日へ〜支えあおう〜 震災から1年』が組まれた日の総放送時間は2012年3月10日は10時間近く、11日はほぼ半日にあたる12時間近くをノンスクランブル放送枠に充てられた(主に被災地からの生中継や関連ドキュメンタリーが中心で、内包されるスポーツ中継と音楽番組は対象外。総放送時間は通常のノンスクランブル放送対象番組も含む)。
  12. ^ NHKワールドTVの完全英語放送化に伴い、日本語放送の番組がほぼ完全に廃止されたため、それを引き継いだ形としての実施である。番組の大半はNHKワールドTVの放送打ち切り以来半年〜1年ぶりの再開となっている。
  13. ^ インテルサット8、9、10号機のいずれかにパラボラアンテナを向けて受信する。なお、インテルサット8号機は2012年8月14日以降、19号機に変更されるが衛星の位置は同じ東経166度であり、周波数の設定もし直す必要はない。
  14. ^ チャンネルスキャンで「Premium」と表示されていれば受信されている証拠である。
  15. ^ ただし、一部番組では放送権の都合で「蓋かぶせ」もしくは一部分がカットされていることもある。
  16. ^ 主に関東地方で国政選挙の政見放送が全国放送番組からの差し替えで組まれているとき(2012年の衆議院議員総選挙や東京都知事選挙の政見放送の場合、『NHKニュースおはよう日本』の6時台後半および7時台後半、『あさイチ』、『ひるブラ』が該当)。
  17. ^ ただ、ワールドTV、ワールド・プレミアムとも番組の放送素材自体はニュース・一部の情報番組を除くほとんどの番組がステレオ音声であるため、送出時にモノラル音声に変換していると見られる。
  18. ^ ただし、2011年3月12日8:53(JST)〜4月2日明け方までの間に放送された東北地方太平洋沖地震の特設ニュースおよび定時ニュース放送時に出された緊急地震速報は通常の局内回線でなく、関東地方のデジタル総合テレビの放送波を直受けしていたため緊急地震速報のテロップもそのまま表示された。4月2日明け方の放送から時報スーパーも速報テロップも「NHK G」のウォーターマークの表示が一切ない通常の局内回線受けに戻った。
  19. ^ NHKワールドTVでは在日外国人向けに国内向け放送のフォーマットを英語化したものが表記されている。
  20. ^ 一部の関東地方もしくは関東甲信越ブロック向けローカルニュースも同時放送される。
  21. ^ 平日は6:00から飛び乗り(重大ニュース発生時や国政選挙投開票日翌日は5:00の番組冒頭から放送)。また、7時台は『おはよう日本・関東甲信越』も含まれる。
  22. ^ まれにBS1の『NHK BSニュース』でも重要なニュースがあればノンスクランブル放送となる場合あり。2011年3月11日の東日本大震災発生以降、4月11日未明までは総合テレビ・BS1のほぼすべての時間帯におけるニュース番組がノンスクランブル放送となっていた。
  23. ^ 臨時ニュースは総合テレビ単独放送・全波一斉放送に関係なく行われる。
  24. ^ 2011年3月20日の連続テレビ小説てっぱん」の集中放送時(14:15〜15:00、15:15〜16:00)も134話の途中で緊急地震速報が出されたためテロップが出て数十秒後から1回目の地震情報テロップ消去の間、急遽一時的にノンスクランブル放送に切り替わった(この時は通常の局内回線ではなく、デジタル総合テレビの送出映像をそのまま受けて放送していたため)。
  25. ^ この場合、画面下に赤を背景色にしたティッカー表示が行われ、この表示が出ている間は海外に滞在あるいは旅行中の邦人に対する重要な情報を伝える観点から通常スクランブル配信となっている番組も含めてノンスクランブル放送となる。
  26. ^ 2012年のロンドンオリンピック期間中は日曜討論と日曜日8:57の気象情報は通常通り国内同時放送を行った。8月5日放送の日曜討論では開始冒頭にオリンピックの映像が入ったが、許可が得られたためかかぶせ放送をせずにそのまま海外でも放送された。
  27. ^ 日本国内でNHKワールド・プレミアムのノンスクランブル放送を受信している場合、2画面機能の付いたテレビ(片方の画面は総合テレビの受信画像、もう片方の画面は外部入力でつないだNHKワールド・プレミアムの受信画像)またはテレビを2台用意して総合テレビの放送映像と見比べることができ、どの映像がかぶせ放送になるかがわかるようになっている。
  28. ^ 民放キー局のBS・CS放送は、「地上波放送のみ」使用許可がある場合は「かぶせ放送」となるケースがあるが、時差放送ではカットされる場合がほとんどである。
  29. ^ NHKによると、中国での放送はNHKが衛星を通じて提供したものを中国側が受信し、政府の規制に従って、別の衛星を通じて中国国内に配信している。中国側はこの間に内容を常時点検しているとみられる。当然ではあるが、インテルサット8号機または10号機で直接衛星受信していた場合はこの現象は一切発生していない。ただし、中国では一部を除き衛星放送の直接受信は禁止されている
  30. ^ 主にアフロ、ゲッディイメージズなどから配給されるものが使用され、時折「写真:アフロ」といった表示が出されることもある。
  31. ^ ただ、オリンピックに関しても2012年のロンドンオリンピックでは同大会の映像を放送事業者が自局の番組で使用する場合、1番組につき合計3分間までの制限が設けられているためか、ニュース番組・一般番組を問わず、かぶせ放送をせずにそのまま放送されるケースも出てくるようになった。
  32. ^ 『NHKニュース7』の見逃し配信は2022年3月1日放送分から開始[12]
  33. ^ 2022年4月4日の新年度改編から『クローズアップ現代』に変更。
  34. ^ どーもくん・うさじい・たーちゃんが手をつなぐ「あなたとともに、公共放送」のID部分、「春、くるくるNHK」にちなみ、NHKの文字を用いたあいうえお作文、「Eテレ 2チャンネル」、「BSであいましょう」「BSプレミアムはBS3チャンネル」など。
  35. ^ 国際放送独自番組でも2012年ロンドンオリンピックハイライトでは16:9レターボックス放送化。
  36. ^ 日本国内では概ね2月下旬〜3月上旬と10月上旬〜下旬のJST9:30頃から10:15頃の間に発生する(インテルサット8号機での衛星受信の場合)。
  37. ^ 他国の放送機関の放送・番組配信も行っているためインテルサット8号機(2012年8月14日以降は19号機)と10号機の衛星自体、日本国内へのスピルオーバー制限はまったくない。
  38. ^ チューナーの機種によってはS映像端子を備えているものもある。日本国内で市販されているアナログテレビ、デジタルテレビ(薄型テレビ)ではRCA端子およびS端子のビデオ入力信号がNTSCとなっているためNHKワールド・プレミアムではそのままNTSCの信号で受像できるが、NHKワールドTVのPAL方式による放送ではチューナー側もしくは方式変換機によるNTSCへのカラー方式変換が必要となっている。NHKワールドTVのハイビジョン放送(HD映像)を視聴するときはHDMIケーブルまたはチューナー側のコンポーネント端子とテレビ側のD3・D4・D5端子に接続するためのコンポーネント-D端子映像ケーブルと音声ケーブルが必要。
  39. ^ 日本国内の場合、場所にもよるが他の海外衛星放送の受信にこだわらなければ、直径60〜90cm程度のサイズ(東経166度にあるインテルサット8号機で受信する場合)にCバンドのLNBを取り付ければNHKのみ良好に受信可能。
  40. ^ 主にアパートやマンション、敷地の狭い住宅では大型のアンテナがつけられないという現状があるため、耐重量、強風、面積、設置場所などの問題を理由に視聴を断念せざるを得ない世帯も少なくない(Cバンドを使用するため、日本国内の衛星放送で使われているKuバンドとは違い大型のアンテナを使わなければ受信不可能である)。ただ、最近では一部の国・地域ではKuバンドによる放送も行われるようになったため前述の問題点は解消される傾向にある。
  41. ^ a b 北米・欧州向けはNHKの海外法人である「NHKコスモメディア」グループの系列会社が運営
  42. ^ 2023年10月までヨーロッパと一部のアフリカ諸国は「JSTV[注釈 41] [21]が担当していた。

出典

  1. ^ 日本放送協会に対する平成18年度国際放送実施命令の変更についての総務大臣談話 総務省 報道資料 平成18年11月10日(国立国会図書館のアーカイブ:2009年1月13日収集)
  2. ^ 平成19年法律第136号による改正の平成20年4月1日施行
  3. ^ 平成22年法律第65号による改正の平成23年6月30日施行
  4. ^ 新生「NHKワールド JAPAN」 4月よりスタート!”. 2018年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月19日閲覧。
  5. ^ NHKワールド2023年度前半期放送番組時刻表。P4の「24時間英語ラジオ」参照
  6. ^ 海外向け英語チャンネル「NHKワールドTV」を放送開始〜独自編成チャンネル「ひかりTVチャンネル3」で24時間365日放送〜”. NTTぷらら (2013年10月21日). 2023年1月18日閲覧。
  7. ^ NHKは何を伝えてきたか 国際放送の80年 国際放送年代史+サービス概要 1935~2015
  8. ^ 常時同時配信・見逃し番組配信サービスの開始について”. 日本放送協会(2020年1月15日作成). p. 1. 2020年3月7日閲覧。
  9. ^ 韓国 中立TV局がないためインテリはNHKの英語ニュース見る NEWSポストセブン 2014年5月29日
  10. ^ “中国当局、海外ニュースを遮断=新華社、外務省談話のみ報道”. 時事通信. (2010年10月8日) 
  11. ^ 中国、NHKニュース遮断の裏側は…「より巧妙になった」 西日本新聞 2020年11月18日
  12. ^ 「NHKニュース7」のオンデマンド配信につきまして”. NHK国際放送局 (2022年3月1日). 2022年3月4日閲覧。
  13. ^ 日本語ニュースの海外向けインターネット配信につきまして”. NHK国際放送局 (2021年4月16日). 2021年5月25日閲覧。
  14. ^ この秋、さらに拡充 日本語番組の海外向けインターネット配信”. NHK国際放送局 (2021年9月22日). 2021年10月6日閲覧。
  15. ^ 日本語ニュース・番組の海外向けインターネット配信拡充について”. NHK国際放送局 (2022年4月1日). 2022年4月4日閲覧。
  16. ^ NHK国際放送局 (2023年3月31日). “日本語ニュース・番組の海外向けインターネット配信拡充について”. 日本放送協会. 2023年4月5日閲覧。
  17. ^ a b 「NHKインターネット活用業務実施基準(素案)」について”. 日本放送協会. p. 3 (2020年9月15日). 2020年11月26日閲覧。
  18. ^ NHK、地方向け番組のネット配信強化などネット業務の改定案”. AV Watch (2020年9月16日). 2020年11月26日閲覧。
  19. ^ 『NHK年鑑2011』の第3章・第1節の番組技術の項目より。
  20. ^ テレビジャパン
  21. ^ JSTV
  22. ^ NHKワールド・プレミアム
  23. ^ 『放送局への出資上限、3分の1未満に緩和 総務省、地方支援容易に』 - 日本経済新聞 2010年1月7日
  24. ^ 『視聴者対応報告(平成21年2月)』 - 日本放送協会視聴者サービス局視聴者センター (PDF)
  25. ^ 『会長記者会見要旨 2010/1/7』 - NHK 2010年1月7日
  26. ^ NHKワールド JAPANが視聴できる国内のホテル・旅館”. 日本放送協会. 2019年7月1日閲覧。
  27. ^ NHKの技術 2020”. 日本放送協会広報局. p. 32 (2020年3月). 2021年3月11日閲覧。
  28. ^ The NHK WORLD-JAPAN app is coming to Android TV!”. NHK WORLD-JAPAN. 日本放送協会 (2024年3月29日). 2024年4月9日閲覧。
  29. ^ Chromecast 対応アプリ”. Google ストア. 2021年3月11日閲覧。
  30. ^ 【訪日外国人向け】情報提供の充実に向けたNHKワールド JAPANとの連携 - JR西日本ニュースリリース 2019年5月8日
  31. ^ NHKラジオ、国際放送のネット配信も必須業務化へ BSは当面見送り 有識者会議”. 産経新聞 (2024年1月26日). 2024年1月28日閲覧。





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