NHKオンデマンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/21 07:24 UTC 版)
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概要
NHKで放送された番組の一部を、高速インターネット回線に接続されたパソコンやテレビで、いつでも視聴できるサービスである。利用者は利用料金(NHKの受信料とは別立てである。詳しくは利用料金を参照されたい)を支払うことにより、希望する番組をいつでも視聴できる。
パソコンで視聴する場合、動画配信に Windows Media 形式(著作権保護つき)を採用している関係で、Windows XP 以降のオペレーティングシステムを搭載したパソコン、かつ、インターネットブラウザとして、Internet Explorer と、Windows Media Player が必須であったが、2010年4月1日正午以降は Flash Player をアドオンなどで搭載したインターネットブラウザがあれば、Flash Video によってオペレーティングシステムを問わずに利用できるようになった。また、インターネットには、ブロードバンド回線で接続する必要がある。ただし、ISPや回線事業者は問わない。
テレビで視聴する場合、「アクトビラ」「J:COMオンデマンド」「ひかりTV」のいずれかのサービスを契約することにより利用できるようになる。(詳しくは配信形態を参照)この場合も、各テレビサービス指定のインターネット・ブロードバンド回線およびISPへの接続が条件となる。
配信される番組は、ニュース・ドラマ・ドキュメンタリー・歌番組・教養番組・趣味実用系番組など多岐にわたる。(詳しくはコンテンツ1本の料金と番組の例を参照)
現在のところ、日本国外からサービスを受けることができない。
NHK「オンデマンド室」が担当部署となる。提供に必要な設備等は、渋谷放送センターに設置された。[1]
NHKの公式発表によると、オンデマンド会計は会員数の伸び悩みなどから、赤字の状態が続いていた。このため、配信対象番組の放送後などに、頻繁に30秒スポット広告を打ち、サービス利用者の拡大を図っていた。当該CMのナレーションには広報番組『土曜スタジオパーク』レギュラーのビビる大木を起用。
さらに2009年7月からは、配信対象となる番組(ニュース以外)については放送終了時に、「この番組はNHKオンデマンドで配信します」あるいは「この番組はNHKオンデマンドでもご覧になれます」というテロップ表示もなされている(運行装置テロップからの表示、番組で使用されるテロップでの表示、VTR編集時に挿入される表示など番組により表示パターンが異なる。地域番組の関係で遅れ放送となる番組では配信対象番組であっても表示されない場合がある)。海外向けテレビ番組配信のNHKワールド・プレミアムでもこのテロップが表示されることもあるが、先述の通り日本以外の国・地域ではサービスを受けることができない。パソコン用番組表では、放送終了後の「過去の番組」のページで、対象番組にNHKオンデマンドのNODマークを付している(ただし、実際は個別の事情でその回だけ配信されていない番組や地域番組の差し替え配信終了後に遅れ放送される番組、本放送から数カ月を経た再放送のため配信が終了している番組などにもマークがついている場合がある。逆に、単発番組や通常は配信しない番組を臨時に配信する場合など、実際は配信されているのにマークがついていないこともある)。NHK番組たまごの番組は配信されることが多いがテロップ表示も番組表内のマークも通常つかない。
2010年3月の日向英実放送総局長の定期会見によれば、2010年2月時点のパソコン向けサービスの会員数は約38万2千人、同年2月のビデオビューは約47万7千にのぼる[2]。2009年のパソコン向けとテレビ向け双方のサービスを合わせた事業収入は約2億1千万円(2008年度にかかる第一四半期で約5千万円、2009年度の11月末までの売り上げが約1億6千万円)である[3]。なお加入者数や視聴実績は、毎月行われるNHK放送総局長定期会見の資料などで開示される場合がある。
2012年1月に、単月売上が初めて1億円を突破した。
事業開始までの経緯
テレビ番組の視聴形態が多様になり、また「通信と放送の融合」の動きが加速する中、在京の民放テレビ局は2005年の「第2日本テレビ」(日本テレビ放送網運営)を皮切りに、インターネットによる配信を主体とした、「ビデオ・オン・デマンド事業」を次々と開始していった。
NHK、WOWOW は、2005年度中に放送衛星を使うサーバ型放送を開始する予定であった[4]が、周波数の割り当てが受けられる見込みが低くなったため両社ともにブロードバンド回線を利用したビデオ・オン・デマンドサービスに転換することとなった[5]。しかしNHKは特殊法人であることや、放送法による規制もあって、こうしたビデオ・オン・デマンド事業を「やりたくてもできなかった」[6]状況にあった。
しかし2007年12月の放送法改正に伴い、「営利目的としない」ことと「受信料とは別会計で賄う」ことを条件に、NHKでもこうしたサービスを行えるようになった。
このことから、NHKはオンデマンド事業を2008年12月から開始することを決めた。
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- ^ NHK、NHKオンデマンドの現況や運用室を公開。PC会員は約1.1万 Impress BB Watch より。
- ^ NHKオンデマンド 2月の動向 - NHK放送総局長会見資料(PDF) 2010年3月24日
- ^ NHK番組配信伸び悩み 値下げや期間延長も検討 - 47NEWS 2009年12月24日
- ^ 「WOWOW・NHK、『蓄積型放送』来年度にも開始」日本経済新聞 2004年6月5日
- ^ 吉野次郎(日経ニューメディア編集部) (2006年5月25日). “WOWOWがブロードバンドで2007年度にサーバー型放送,BS放送では断念”. ITpro. 株式会社日経BP社. 2009年7月10日閲覧。
- ^ RBB TODAY CATVショー2008 Vol.3 徐々に明らかになる「NHKオンデマンド」 NHKオンデマンド室・所洋一の発言より 2008年7月6日閲覧
- ^ 配信予定番組のラインナップについて NHKオンデマンドBLOG
- ^ NHKオンデマンド|よくある質問・お問い合わせ なぜ有料なのですか? より。
- ^ e-Gov 放送法 より。
- ^ 見逃し見放題パックが新価格、月額945円(税込み)に!! NHK会長会見資料(PDF) 2010年1月7日
- ^ NHKオンデマンドの利用料金について NHK経営情報
- ^ “NHK受信料の窓口-NHK放送受信契約・放送受信料についてのご案内”. NHKネットクラブ. 日本放送協会. 2010年6月18日閲覧。
- ^ “NHK受信料を支払っていないが、NHKオンデマンドは視聴できますか?”. ひかりTV. 株式会社NTTぷらら. 2010年6月18日閲覧。
- ^ NHKオンデマンド2月の動向 - NHK放送総局長会見資料(PDF) 2010年3月24日
- 1 NHKオンデマンドとは
- 2 NHKオンデマンドの概要
- 3 コンテンツ
- 4 利用料金
- 5 配信形態
- 6 外部リンク 兼 出典
NHKオンデマンドに関係した商品
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