LOVELY×CATION 登場人物

LOVELY×CATION

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 03:27 UTC 版)

登場人物

メインキャラクター

主人公[注 3]
声:なし
白鷺学園2年生。C組在籍。物心がついた頃から両親が行方不明で、母親の弟である叔父の経営するマンションで一人暮らしをしている。これといって秀でたところも劣っているところもないが、長い一人暮らしのため他人とのコミュニケーションが苦手。春休み中ずっと自室で引きこもっていたところ[注 4]、叔父から「彼女を作りなさい、でないと生活費を半分にする」と無理難題を押し付けられる。そして偶然にも学園で5人との女性と出会い、恋をした。人生で初めての恋をした彼は、その恋を成就させるべく苦手なコミュニケーションを克服しようと努力する[注 5][注 6]
七沢 由仁 (ななさわ ゆに)
声:榊原ゆい
白鷺学園2年生。A組在籍。中学時代の主人公のクラスメイトでもあり[注 7]、テニス部所属。1年生までは地味で目立たない娘だったが、進級と同時にイメチェンをしたところ、たちまち男子生徒の人気が出た[注 8]。おしとやかで家庭的な性格。父親は数年前に交通事故で他界しており、母子家庭(3姉弟の長女)で、仕事に多忙な母に代わって弟たちの面倒を見ている。最近3年生の岩倉に言い寄られて迷惑している。自身の大きな胸(B89 → B91)を恥ずかしがる描写が多い[注 9]
天ヶ瀬 優希 (あまがせ ゆうき)
声:海乃奏多
白鷺学園2年生。C組在籍。主人公のクラスメイトで生徒会所属。成績優秀・スポーツ万能と文武両道で、明るい性格からクラスの盛り上げ役として人気があるが、同時に近寄りがたい存在として周囲から距離を置かれている。大病院「天ヶ瀬総合病院」の院長の一人娘で、今まで両親の言われたとおりにしてきたが、本当の自分ではないと最近は自分の目標について考えるようになり、時々屋上や図書館などで一人でいることがある。ヴァイオリンをはじめとする様々な習い事をしているが、そのため友人と遊ぶ事が少なく、ゲームセンターなどにも行った事がなく、周囲の話題に追いつく事に苦労してる[注 10]。異性に関しては大いに興味があり耳年増。このキャラクターのみ主人公の行動に同行して、行く先々でイベントを発生させる。主人公の呼び方を「ゆうき」に設定した場合、同名であることへのリアクションが追加される[注 11]
犬吠埼 綾 (いぬぼうさき あや)
声:愛原ちづる
白鷺学園1年生。C組在籍。自閉的な性格で友人を作らずいつも一人で行動している。主人公もそんな彼女にシンパシーを感じている[注 12]。心を許した相手には会話するがSッ気があり、毒舌で淡々と話し、Hする時にはさらにSッ気が表に出る[注 13]。両親と妹の四人家族だが、とある事情で家族とすれ違いがちになっている[注 14]。大の辛い物好きでカレーに七味唐辛子を瓶一本分入れて平然と食すほど[注 15][注 16]。主人公と付き合い始めると料理を振る舞おうとするが、元々自発的に料理を行った事がないのでそもそも料理が出来上がらない[注 17]。ゲーム好きでゲームの腕はプロ級であり、ゲームセンターでのゲーマーの間では有名人[注 18]。『モンスターハンター』らしいゲームもプレイしており、使用武器はガンランス。動物好きで可愛いものには目がなく、主人公が手に入れた動物キャラクター「白イタチ様」を抱き枕にして寝ることがある。作中では唯一の貧乳だが人気が高い。インドア派の暑がり・寒がりで、夏・冬はあまり外に出たがらない[注 19]
月岡 三朝 (つきおか みささ)
声:まきいづみ
今年より白鷺学園に新任した新米体育教師。水泳部顧問でもあり水泳部を強化しようと部員を募集している[注 20][注 21]。瀬良は女学院時代の先輩であり、彼女のような立派な先生になろうと努力している。家庭的な性格で多少お茶目な所があり、その幼い顔つきと親しみやすい雰囲気で男女問わず生徒達から慕われている。映画を観るのが好きで、よくレンタルDVDショップで映画のDVDを借りている[注 22]。実家から通勤していて[注 23]、家庭では末っ子で弟妹が欲しかったためか時々お姉さんぶる事がある[注 24]。酒は飲むがどちらかといえば弱い方。「げっちゅー Love'n Love'n♪」という鼻歌をよく歌う[注 25]。夏休みの間もプールを管理している。
黒川 瀬良 (くろかわ せら)
声:瀬良木若菜
白鷺学園保険医[注 26]。生徒を思う気持ちは人一倍あり、時には厳しい言葉を投げかける事もあるが、その凛とした姿勢に生徒達から信頼されている。特に知的でクールな容姿と言動から女生徒から人気があり、「ミス・プリンス」と呼ばれ、女生徒から告白をされる事もしばしばある[注 27][注 28][注 29]。三朝は女学院時代の後輩で、時々失敗する彼女を叱咤する事もあるが、一緒に飲みに行くなど仲がよい。主人公と恋人関係になると眼鏡の有無が選択できる。

サブキャラクター

主人公の叔父
声:植木亨
主人公の母親の弟。マンションを経営しており、両親のいない主人公の保護者としてマンションの一室を貸して生活の面倒を見ている。今まで引きこもり生活を送っていた主人公にこのままではいけないと「彼女をつくりなさい」と無理難題を押し付けた張本人で、時々近況報告を求める。若い頃は結構モテてたらしい。妻(趣味は男性アイドルのおっかけ)には頭が上がらないが夫婦仲は円満な様子。主人公によれば、話し方がある人物に似ているらしい。
金田一 (きんだいち)
声:原田友貴
1年生の頃からの主人公の悪友。学園内の情報に詳しく、女の子の情報をはじめ様々な噂話を主人公に教えることも。「俺の推理によるとだな」とよく推理し、意外とよく当たる。
岩倉(いわくら)
白鷺学園3年生。家は裕福で容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能と三拍子揃っているが、女の子を性欲の対象としか見てなく、気に入った女の子をしつこく口説いて、飽きては捨てるという最低の男。一応彼氏のいない女の子しか口説かないポリシーがある。最近由仁を標的にしつこく言い寄っている[注 30]
七沢 弥彦(ななさわ やひこ)
由仁の弟で14歳。ちょっとやんちゃな性格。由仁を男っぽくしたような端整な顔立ちでかなりの美形で、通っている中学ではモテているが鼻にかけていない。姉と主人公の事を応援している。
七沢 百々(ななさわ もも)
声:小倉結衣
由仁の妹で七沢三姉弟の末っ子。姉や兄同様かなりの美形で、主人公曰く「七沢一家の血」。姉と付き合っている主人公を「もう一人のお兄ちゃん」と呼び懐いている。
優希の父親
優希の父親で大病院「天ヶ瀬総合病院」の院長。 厳格な性格で優希に数々の習い事をさせ、優希と上流家庭の御曹司との縁談を勝手に進めている。一見娘の気持ちを無視している最低の親に見えるが…[注 31]
大田原先生(おおたわらせんせい)
古文を担当する初老の男性教師。あまり厳しくない性格だが、終業のチャイムが鳴っても授業を続ける事が多いので生徒達から概ね不評を受けている。
体育委員
主人公たちのクラスの体育委員。がたいの良い暑苦しい容姿にバカでかい声が特徴。一見硬派に見えるがやはり恋人が欲しく、主人公が彼女を作った時は自分達も絶対彼女を作ると金田一をはじめとするクラスの男子達と意気込んでいる。
三朝の母親
三朝がそのまま歳をとった感じ。瀬良とは三朝が女学院にいた頃からの仲。普段は温厚な性格だが怒らせるとかなり怖い。
佐々木
白鷺学園2年生。E組在籍。主人公曰く「肉の塊」。とにかく全体的に太っていて、その巨体から発する体温は周囲の温度をやたらむやみに上げ、身体中からにじみ出る汗はてんぷら油の如くねっとりしている。発する声はまさに「肉の奥から絞り出したような声」で、ねっちょりとした不快感極まる口調で話す。体重108kgで現在更新中。根っからの食道楽で、一食何千キロカロリーもの食事を摂取している[注 32]

※ほぼ全ての登場人物名が、日本に実在する温泉に由来している[要出典]


注釈

  1. ^ 由仁・綾シナリオのラスト。
  2. ^ 優希・三朝・瀬良シナリオのラスト。
  3. ^ デフォルト及び無記名では「暁響(あかつき ひびき)」(愛称「ひーくん」)となるが、ゲーム開始時と本編中で呼称も含めて変更可能。
  4. ^ この件について、次回作の主人公からは「(晴れた休日に部屋に引きこもるなんて)前のヤツと一緒にしないでくれ」と誰とは言われていないが突っ込まれている。
  5. ^ ちなみにゲーム開始時の主人公の容姿は叔父曰く「キタロウ」、金田一曰く「色白でガリガリ」、天ヶ瀬曰く「帽子を取ったスナ○キン」。
  6. ^ 顔立ちは整っており、彼女と付き合う機会が出来てからは容姿を気になるようになり、叔父の勧めで美容院でイメチェンした結果、周囲から「ヘタなアイドルよりもカッコ良い」と言われた。
  7. ^ 主人公は自分と同じく目立たない娘だと彼女の事を覚えていた(ただし、ゲーム開始時は名前を聞いて「どこかで聞いたような名前」程度の認識だった)が、彼女自身も主人公の事は彼の口から語られるまで思い出せなかった。
  8. ^ 彼女としては暗い自分を変えたいためにイメチェンしたのであり、可愛いという理由だけで男子たちが言い寄ってきたため、外見だけしか見てないと男子たちの告白を度々断っている。ちなみに中学時代は前髪をまっすぐ切りそろえ、おさげにした髪型だった。
  9. ^ 主人公と付き合ってからはさらに1cm大きくなり(B90)、スクール水着を着ると胸を強調し過ぎる結果になり、周囲の視線(特に男子)が恥ずかしく、今年の水泳の授業に参加しなかったため夏休みの補習を受ける結果となったことがAppend Life追加7月シナリオで語られている。ちなみにAppend Life追加1月シナリオではまたさらに1cm大きくなっていた(B91)。
  10. ^ J-POPやテレビドラマなど、テレビやラジオで放送されているのは自室で視聴できるため問題ない模様。
  11. ^ Append Life追加8月シナリオでは日焼け差分がある
  12. ^ 綾のシナリオでは主人公の行動範囲や食堂で食べるメニュー、果てはどうすれば互いに同じ行動を取らずに済むかという対処法まで被っており、主人公も綾ルートに入る前に綾のいる場所に行こうとすると「なんでいるとわかっているのに行こうとするのか」とツッコミを入れ、Append Life1月シナリオでは「まるで神に操作されたかのようだ」とメタ発言をしている。
  13. ^ 主人公の顔を見ながらでないと不安でしょうがなく、後背位などの顔が見えない体位は激しく嫌がる。
  14. ^ 綾は元々孤児であり、子供に恵まれずあきらめかかった夫婦に引き取られたが、後に子供=義妹が生まれ、彼女自身は家族の輪に入れないとコンプレックスを抱いていた。しかしそれでも両親は綾を実の子のように接しており、Append Lifeでは時々主人公が挨拶に綾の自宅に訪れる事があり、時折釘を刺されつつも将来的にも期待されている事が語られ、Append Life1月シナリオでは彼女のために振袖を買ってあげている。
  15. ^ 主人公曰く3食中、2食は辛い物を食べているとのこと。また、激辛スナックを食べた後に主人公とキスした際、主人公は「死ぬかと思った」と後に回想している。ただし、山葵のように鼻にくる辛さは苦手である。
  16. ^ そのため、主人公は綾は「甘い物を食べると死ぬ」と思っていた。
  17. ^ 主人公曰く「調味料の分量を間違える、米の炊き方で失敗、野菜をカットする事も出来ない」。
  18. ^ 「遊技王」なるトレーディングカードゲームもしているらしい言動がAppend Life追加7月シナリオで語られている。また射的も得意であり、祭りの射的で景品を乱獲している姿がAppend Life追加8月シナリオの三朝シナリオで語られている。主人公は綾の操作パターンを研究した結果、3割の確率で彼女にゲームで勝利出来る事がAppend Life追加11月シナリオで語られている。
  19. ^ 夏は街中や行楽地など人が密集しているところに行くことすら嫌がり、夏休み中は主人公の家で一日中入り浸っているのがAppend Life追加7月シナリオで語られており、Append Life追加11月シナリオでも寒いため休日は主人公の部屋に入り浸っている。ちなみに7月追加シナリオでは日焼け差分があり、11月シナリオの時点ではHの回数が総計三桁達成していたが、それまでの間一度も避妊しておらず、「私が妊娠しないのが不思議なくらいです」と発言している。11月シナリオでは危険日でのSEXを行ったが、結局妊娠はしていない。
  20. ^ 元々プールは設立者の趣味で建てたもので水泳部に特に力を入れていなかったが、PTAなどから意見が上がってきたため、水泳部にも力を入れようと、競泳経験のある三朝を顧問に迎えた。
  21. ^ 続編にて水明学園の水泳部生徒が「最近白鷺学園に赴任した水泳部の顧問が凄いらしい」と噂している。
  22. ^ スター・ウォーズ・シリーズ』『ホームアローン』『クイック&デッド』『サスペリア』等、会話内で多数の映画ネタが語られる。
  23. ^ 主人公のマンションにほど近い所に家がある。主人公と三朝はお互い同じ町内のご近所さんにもかかわらず、今まで外で顔を合わせる事が何故なかったのかと不思議がっている。
  24. ^ 主人公と家族を築きたいとも思っており、Append Life追加12月シナリオではクリスマスプレゼントとして危険日でのSEXによる妊娠を望み(結局受精しなかったが)、それ以来は主人公の子供を身篭る気でいる。
  25. ^ ゲーム内BGM「Love'n Love'n♪」に合わせて鼻歌を歌っていると思われる。
  26. ^ 体育教師の免許も持っており、Append Life追加2月シナリオではスキーが全く滑れない主人公に対し、優しくみっちりとスキーの教授をした。
  27. ^ 三人兄がいて、小さい頃から一緒に遊んでいた影響で女性らしさに欠けていると彼女自身はコンプレックスを抱いている。ちなみに兄の一人は社会的にそれなりの地位にいて、デート時には高級外車のSUVを貸したりしており、彼女の家庭では毎年のクリスマスに鍋がメインとなっている事がAppend Life追加12月シナリオで語られている。
  28. ^ 非の打ち所のないグラマラスで完璧なプロポーションをしており(B93 Gサイズ)、二人で海水浴に行く際に主人公の懇願でセクシーなビキニを着用したが、男女問わず視線を浴びる結果となってしまい、まさかここまで視線を集める事になろうとは思っていなかった事がAppend Life追加8月シナリオで語られている。ちなみにこの様な形で視姦される事に慣れていなく、Hの際には性感度が増していた。
  29. ^ Append Life追加10月シナリオでは学園祭の時に、2年B組の生徒30人以上による土下座で止むを得ずメイド喫茶「ZaMeHa」のメイド長になり、その結果、待ち時間一時間の列を作るほどの客を呼び寄せてしまい、学園祭で一番の収益を挙げた。
  30. ^ 由仁以外のシナリオでは結果的に瀬良に完膚なきまでに叱咤され、それ以来女の子をしつこく口説かなくなった。
  31. ^ 自身は今まで親が決めたレールに乗った人生を送り、妻(優希の母親で、現在は別居中)とも親が勝手に決めた政略結婚で、「青春」というものを経験した事がない。優希には将来的にも経済的にも幸せでいてほしいと勝手な解釈で上流家庭との見合いを進めていたが、主人公に諭されて「優希自身にとっての幸せ」を考え見合いを断念、それ以来は自身に真っ向から批判し、優希と付き合って青春を謳歌している主人公に対して何かと難癖つけているが期待もしており、ゆくゆくは大病院も継いでもらえたらとAppend Life追加8月シナリオで優希の口から語られ、Append Life追加10月シナリオでは、定期連絡の条件付きだが、二人の夜間の外出を認めている。
  32. ^ 瀬良から過食で早死したくなかったらと注意を受け一時は食事制限を心がけたが、Append Life追加8月シナリオの三朝シナリオでは夜店でたこやきを20人前、そしてAppend Life追加10月の瀬良シナリオでは焼きそば10人前を注文するなど、結局は食事制限に失敗している模様。

出典

  1. ^ LOVELY×CATION THE ANIMATION #1「もうずっと初恋の日々」”. ピンクパイナップル. 2016年4月30日閲覧。
  2. ^ LOVELY×CATION THE ANIMATION #2「初恋の日々、再び」”. ピンクパイナップル. 2016年4月30日閲覧。


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