F-104 (戦闘機)
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ロッキード F-104 スターファイター
注釈
- ^ F-104Bの初期型は機関砲を装備していたものの種々の理由で非実用的なものになっていた。
- ^ 航空機は船舶と同様に機体左側(ポートサイド)から乗降するのが慣例であるため、キャノピーが横開きの場合はヒンジを右側に付ける。
- ^ 後退翼やデルタ翼は、臨界マッハ数を下げることにより、いわゆる音の壁の発生を遅らせて、巡航速度を音速付近に高める効果がある
- ^ 直線翼の場合は、後退翼やデルタ翼よりも早々に音の壁に達してしまい、その付近での抵力は大きくなり飛行効率は悪いが、一旦音の壁を突破してしまえば効率が高くなる
- ^ 実際、アメリカ空軍におけるF-104は、F-104A/Bが防空軍団の要撃機、F-104C/Dが戦術航空軍団の戦術戦闘機(戦闘爆撃機)として運用された。ただし、どちらにおいてもF-104は航続距離の短さや兵装の貧弱さが嫌われ、早々に外国や空軍州兵へ引き渡された。詳細は#アメリカを参照のこと。
- ^ 同時期に開発されたマクドネル F-101 ブードゥーも、T字尾翼によるディープストール発生の危険を回避するための機械的な迎え角制限と、主翼の翼面荷重の高さからF-104と同様に運動性は低く、主に要撃機(F-101B)か偵察機(RF-101)として運用された。戦闘爆撃機(F-101A/C)としての運用は、本命のリパブリック F-105 サンダーチーフの実戦配備によりごく限定的なもので終わり、残った機体の多くは偵察機に改造された。
- ^ 試作機のXF-104には、ベントラルフィンは無い。
- ^ ドイツ語では、Doppellastträgers (DLT) と呼ばれる。
- ^ 類似の装備品として、一つのハードポイントに3つまでの爆弾・ロケット弾ポッドを搭載可能とするTER(Triple Ejector Rack)や、TERを前後に2つ連結したような形にすることで6発までの爆弾(ロケット弾ポッドは前方の3か所のみ)を搭載可能とするMER(Multiple Ejector Rack)も存在する。
- ^ オランダ空軍とイタリア空軍のRF-104Gや、カナダ空軍のCF-104では偵察用カメラポッドも装着可能となっている。
- ^ F-104Cから追加されたハードポイントと、主翼端の間に設置された
- ^ ハルトマンはF-100やF-102などでアフターバーナーなどの先進技術を取得し、それからF-104へ段階的に移行すべきと論じていた。なお、ハルトマンはF-104導入に強く反対したことなどで西ドイツ空軍上層部の不興を買い、1970年に48歳で退役している。
- ^ 1962年に移転
- ^ 1977年6月30日付で異動。
- ^ 1977年6月30日付で移動。
- ^ なお、誤解されがちだが三菱重工業と三菱鉛筆は資本的な繋がりのない全く別の会社である
- ^ J79-GE-7エンジンを搭載し、小型レーダーと火器管制装置を搭載するとした
- ^ 機体部品、材料および装備品の国産化率は約43%である[34]。
- ^ 国産化率は機体65%、エンジン80%、電子機器76%[34]。
- ^ North American Search and Range Radar:ノースアメリカン社製火器管制装置 の略号
出典
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- ^ 自衛隊機、エンスト墜落 炎上、民家を巻き添え 住民危機一髪の避難『朝日新聞』昭和49年(1974年)8月28日朝刊、13版、19面
- ^ 自衛隊機が空中衝突 二人不明一人救助 演習中仮想敵機と『朝日新聞』1976年(昭和51年)9月28日朝刊、13版、23面
- ^ 潮書房光人社『丸』2014年5月号「F-104 スターファイターの栄光」
- ^ 文林堂『世界の傑作機No.103 F-104スターファイター』
- ^ a b “改造され 硫黄島でF-15やF-4に撃墜され続けた空自の戦闘機F-104J「スターファイター」”. 乗りものニュース. 2020年3月26日閲覧。
- ^ http://www.f-16.net/f-16_versions_article24.html
- ^ http://web.tiscali.it/aviacolor/72904.html
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