DXライブラリ DXライブラリの概要

DXライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/12 16:52 UTC 版)

DXライブラリ
作者 山田 巧
初版 2001年05月7日(13年前) (2001-05-07
最新版 3.11d / 2014年02月1日(3か月前) (2014-02-01
プログラミング言語 C++
対応OS Microsoft Windows
サポート状況 開発中
種別 ライブラリ
ライセンス オープンソース
公式サイト DXライブラリ置き場
テンプレートを表示

ライブラリ自体の著作権は開発者の山田 巧が保持しているが、ライブラリのソースコードは公開されている。オープンソースと称している[1]が、詳細なライセンスは定義されていない。

概要

ゲーム学科をもつ専門学校[2]で既に使用されていた教材(一般公開されていないライブラリ)を元に、関係者の協力の下、山田 巧が開発した[3][4]2001年5月に初版がリリースされてから、2013年1月現在でも開発が進んでいる。名称は「DirectXライブラリ」から由来している[5]

ライブラリ独特の仕様が少なく自由度が高いため、ゲームジャンルや開発規模に制約されないことを特徴に上げている。DirectXおよびWindows APIを意識せずに使えるように設計されているほか、C++用のライブラリではあるがC言語の知識だけでも扱えるよう工夫されている。公式にライブラリの関数リファレンスページやサンプルプログラムが用意されているが、掲載されていない関数もある[6]

OSWindows98以降が必要である。DirectXおよびWindows APIを使用しているため、全体的にWindowsに依存しておりマルチプラットフォーム設計ではない。ただし、有志によってPlayStation Portableで動作する派生ライブラリを開発するプロジェクトは存在する。

サポートされている開発環境はVisual C++BorlandC++Gnu C++の他にも、Visual C#用パッケージも用意されている。ライブラリ単体でDirectXが利用できるよう設計されているため、DirectXのSDKがなくてもコンパイルできる。ライブラリは静的リンク方式(*.LIB)でのみ提供されておりDLLは存在しない。

非公式ながら、Visual C#用パッケージと独自のソースファイル[7]を組み合せ、Hot Soup Processor(HSP)での使用も試みられている。

沿革

小規模なアップデートは省略する。

  • 2001年5月 - 初版リリース
  • 2001年5月 - 通信関係の機能追加
  • 2001年5月 - lib形式(静的リンク方式)での配布に決定・変更
  • 2004年4月 - 開発環境・BorlandC++に対応
  • 2005年9月 - DirectX SDK不要でコンパイル出来るように
  • 2005年11月 - マルチタスク環境に対応
  • 2009年9月 - DirectXのバージョンを9に変更
  • 2011年7月 - 通信関係がIPv6に対応
  • 2012年5月 - Visual C++のx64版追加

サポートされている機能

ゲーム開発用に設計されたライブラリのため、ゲーム開発における関連技術を中心にサポートしている。一方で、一般的なアプリケーションの開発に必要なウィジェット(コントロール)はサポートされていない。

なお、3Dグラフィックス機能としてMikuMikuDanceのモデルファイルとモーションファイルの読み込みにも対応しているが、一部仕様に違いが見られる。


  1. ^ http://homepage2.nifty.com/natupaji/DxLib/dxdload.html 「改造希望の方へ」
  2. ^ 学校名などの詳細は公表されていない
  3. ^ http://homepage2.nifty.com/natupaji/DxLib/dxinfo.html 「ライブラリ制作にご協力していただいた方」
  4. ^ http://i-libro.net/game/c14vc2010/interview.html
  5. ^ 説明書参照(Ver 3.06c時点)
  6. ^ リファレンスページとライブラリのヘッダファイルを比較のこと
  7. ^ http://tkooler.moe.hm/hsp/img/DxLib.as
  8. ^ http://homepage2.nifty.com/natupaji/DxLib/dxlicense.html
  9. ^ http://www.ohshiro.tuis.ac.jp/~ohshiro/prog/game00.html 「DXライブラリについて」


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