DXライブラリ DXライブラリの概要

DXライブラリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/23 07:08 UTC 版)

DXライブラリ
作者 山田巧
初版 2001年5月7日(14年前) (2001-05-07
最新版 3.13d / 2015年2月8日(6か月前) (2015-02-08
プログラミング言語 C++
対応OS Microsoft Windows
サポート状況 開発中
種別 ライブラリ
ライセンス オープンソース
公式サイト DXライブラリ置き場
テンプレートを表示

ライブラリ自体の著作権は開発者の山田巧が保持しているが、ライブラリはオープンソースとして公開されている[1]。ライブラリの使用に制限や条件は一切なく、ソースコード配布時に限り著作権表示を求めている[2]

概要

専門学校ゲーム学科[3]で既に使用されていた一般公開されていない教材(ライブラリ)を元に、関係者の協力の下、山田巧が開発した[4][5]2001年5月に初版がリリースされてから、2015年2月現在でも開発が進んでいる。名称は「DirectXライブラリ」から由来している[6]

ライブラリ独特の仕様が少なく自由度が高いため、ゲームジャンルや開発規模に制約されないことを特徴に上げている。C++用のライブラリではあるがC言語の知識だけでも扱えるよう工夫されている。DirectXおよびWindows APIを意識せずに使えるように設計されているものの、プログラムのエントリーポイントWinMainになる。基本的な設計思想について山田巧は、ライブラリの前身にあたる教材の影響を強く受けていると語っている[5]

OSWindows98以降が必要である。DirectXおよびWindows APIを使用しているため、全体的にWindowsに依存しておりマルチプラットフォーム設計ではない。ただし、有志によってPlayStation Portableで動作する派生ライブラリを開発するプロジェクトや、DXライブラリと似た構文を利用できるマルチプラットホーム環境を開発するプロジェクトは存在する。

サポートされている開発環境はVisual C++BorlandC++Gnu C++の他にも、Visual C#用パッケージも用意されている。ライブラリ単体でDirectXが利用できるよう設計されているため、DirectXのSDKがなくてもコンパイルできる。ライブラリは静的リンク方式(*.LIB)でのみ提供されておりDLLは存在しない。

公式サイトにライブラリの関数リファレンスページやサンプルプログラムが用意されているが、「主な関数の説明」とされており掲載されていない関数もある[7][8]。公式リファレンスページ上で全ての関数が掲載されていない状況について、2010年10月に山田巧が「ドキュメントが整備し切れていない」と認めているが[9]、今後の掲載・整備予定については明らかにされていない。

開発者の名前について、公式サイトや付属の説明書では山田巧で統一されているが、ミラーで配布されているベクターではハンドルネーム夏夕樹と名乗っている[10]

沿革

小規模なアップデートは省略する。

  • 2001年5月 - 初版リリース
  • 2001年5月 - 通信関係の機能追加
  • 2001年5月 - lib形式(静的リンク方式)での配布に決定・変更
  • 2004年4月 - 開発環境・BorlandC++に対応
  • 2005年9月 - DirectX SDK不要でコンパイル出来るように
  • 2005年11月 - マルチタスク環境に対応
  • 2008年11月 - 開発環境・Visual C#に対応
  • 2009年9月 - DirectXのバージョンを9に変更
  • 2010年7月 - Unicode設定によるコンパイルに対応
  • 2011年7月 - 通信関係がIPv6に対応
  • 2012年5月 - Visual C++のx64版追加
  • 2014年4月 - DirectX 11に対応

  1. ^ ダウンロードページ 「改造希望の方へ」
  2. ^ a b 著作権関係 <<DXライブラリのライブラリファイルやソースコードの再配布について>>
  3. ^ 学校名などの詳細は公表されていない
  4. ^ 仕様&特徴説明 「ライブラリ制作にご協力していただいた方」
  5. ^ a b インタビュー1-2 of Visual Studio2010編予告サイト(LibroWorks Inc)
  6. ^ 説明書参照(Ver 3.06c時点)
  7. ^ 関数リファレンスページ
  8. ^ リファレンスページとライブラリのヘッダファイルを比較のこと
  9. ^ インタビュー2-2 of Visual Studio2010編予告サイト(LibroWorks Inc)
  10. ^ 作者:夏夕樹 2015年3月9日確認
  11. ^ カリキュラム(芸術学部) (東京工芸大学
  12. ^ TDG BLOG » 【ゲームクリエイター科】第2回目 AOプレスクール! (東京デザイナー学院
  13. ^ 環境情報学科 プログラミング入門 ゲーム作成コーナー 「DXライブラリについて」 (東京情報大学
  14. ^ 14歳からはじめるC++わくわくゲームプログラミング教室―Windows98/2000/Me/XP対応 ISBN 4-8997-7165-7 第1章「ゲーム作りに欠かせないDXライブラリ」
  15. ^ ゲームプログラマS.S-新卒の方々へ 株式会社イニス 2011年7月20日


「DXライブラリ」の続きの解説一覧




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

DXライブラリに関連した本

DXライブラリに関係した商品

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「DXライブラリ」の関連用語

DXライブラリのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

カタハノハネモ

近江八景

ドット

切妻

中尾敏之

ミシシッピーワニ

トリコタグ

スローイングナイフ





DXライブラリのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのDXライブラリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2015 Weblio RSS