首都高速道路
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キャラクター
- Mr.ETC(2007年4月入社)ETC推進グループ配属
- Ms.カレージョETC(2007年12月よりETC安全走行キャンペーンを展開)
- ETC2.0くん[50]
構想中・計画中路線
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以下の路線は地域高規格道路(東京圏都市圏自専道)等の路線に含まれるが、事業者は未定であり、首都高速道路になるとは限らない。また、一部を除き都市計画決定されておらず、事業化も未定である。斜体は仮称である。
既存路線延伸
- 首都高速1号上野線延伸計画 (II期)(入谷出入口 - 本木南町付近)
- 首都高速中央環状線 (C2) と接続予定
- 首都高速2号目黒線延伸計画(戸越出入口 - 川崎市内)
- 第三京浜道路などと接続予定
- 首都高速10号晴海線延伸計画(築地1丁目付近/新富町JCT - 晴海出入口)(東雲JCT - 第二東京湾岸道路)
- 川崎縦貫道路(II期)、川崎縦貫道路延伸
- 東京外郭環状道路の東名高速道路以南の区間との一本化を一つの案として検討することとしている。
- 新大宮上尾道路(上尾南出入口以遠)
- 新大宮上尾道路は現在着手している上尾南出入口までの区間から更に北上し、途中首都圏中央連絡自動車道桶川北本IC(JCT)を経由して、箕田(埼玉県鴻巣市)に至る計画であるが、並行する側道部(国道17号上尾道路)の開通区間も一部暫定区間や桶川北本以北に至っては全面的に未供用であるため、本線事業化の目処は立っていない。
地域高規格道路候補路線
東京都
- 都心新宿線(新富町JCT - 首都高速中央環状線 (C2) 新宿付近)
- 多摩新宿線(首都高速中央環状線 (C2) 新宿付近 - 北多摩方面)
- 圏央道と接続予定
- 高速練馬線
- 当初は関越自動車道から首都高速中央環状新宿線 (C2) に接続し、計画中の高速内環状線に接続予定だったが、その後、中央環状線より西側の区間のみの計画に変更。
- 高速北千葉線(首都高速中央環状線(C2)四つ木付近 - 北千葉道路)
- 首都高速中央環状線から北千葉道路への連絡路。
- なお、首都高速11号台場線は都市計画法上(都市計画道路)「12号線」であり、高速北千葉線が「11号線」である。
- 第二東京湾岸道路
- ルートは高速湾岸線のさらに海側である。
- 高速内環状線
神奈川県
- 横浜環状道路(西側区間)(戸塚IC - 港北IC/横浜港北JCT)
- 首都高速神奈川4号磯子線(阪東橋JCT(仮)- 首都高速湾岸線磯子区磯子1丁目付近)
- 高速扇島線
- ルートは都市計画道路川崎縦貫線 (I期) とほぼ同じである。
備考
首都高速道路は都市高速道路であり、都市間高速道路(東日本高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路管理の高速自動車国道)とは道路の性格が違うため、設計速度・最高速度は、湾岸線や埼玉県内などの一部路線・区間を除き、多くの区間で60 km/h以下となっている。都市間高速道路に比べると急カーブが多く、多くが市街地に建設されていることから騒音への配慮も必要なためである。
またオートバイの二人乗りも、事故防止の観点から、都心環状線を中心に一部区間で乗り入れ不可となっている。
地上の一般道路を拡幅し、その上空又は地下や運河などの公共用地を最大限利用し、大部分が既成市街地の制約の下で計画・設計・建設されているため、必然的に道路の幾何構造(曲線半径や勾配など)が道路構造令で定められる限界値となっている箇所や、出入口やJCTの分合流が、左右両側の車線に行われる箇所がある。そのため、短区間で交通が合流したのち分岐する「織込み」が発生する箇所があったり、道路標識が複雑であったりすることがある[51][52]。
首都高速道路(特にトンネル)で事故が発生した場合、ラジオ(AM・FM)のスイッチを入れたまま走行していると、チューナーを1620 kHzに合わせなくても、強制的に放送に割り込み、事故が発生した場所や種類(単独・衝突・追突など)、それに伴う速度規制、車線規制、渋滞などの情報を運転者に知らせる仕組みになっている。
都市間高速道路と異なり、開通当初はジャンクションを「インターチェンジ」と呼んでいたが、1990年代に都市間高速と同じ「ジャンクション」に改名している。
注釈
出典
- ^ 企業情報
- ^ a b c d e f g h i 首都高速道路株式会社『第17期有価証券報告書』(レポート)2022年6月28日。
- ^ 協定一覧 - 日本高速道路保有・債務返済機構
- ^ a b “経営理念|企業情報|首都高速道路株式会社”. 首都高速道路株式会社. 2021年10月12日閲覧。
- ^ ロム・インターナショナル(編)『道路地図 びっくり!博学知識』河出書房新社〈KAWADE夢文庫〉、2005年2月1日、56頁。ISBN 4-309-49566-4。
- ^ “道路資産保有及び貸付状況(路線別)・都道首都高速8号線” (PDF). 日本高速道路保有・債務返済機構ホームページ. 日本高速道路保有・債務返済機構 (2016年4月30日). 2017年1月4日閲覧。
- ^ “最短の路線 “8号線”|首都高NEWS”. 首都高NEWS. 2021年10月13日閲覧。
- ^ “首都高に「8号線」はない? 路線図に見当たらないもっともなワケ”. 乗りものニュース (メディア・ヴァーグ). (2017年4月18日)
- ^ a b c 佐藤健太郎『国道者』新潮社、2015年11月25日、70頁。ISBN 978-4-10-339731-1。
- ^ “事業概要及び事業評価【事後評価】-高速川崎縦貫線” (PDF). 首都高速道路株式会社 (2015年12月4日). 2016年5月31日閲覧。
- ^ “一般国道17号(新大宮上尾道路(与野~上尾南))の事業着手について”. 首都高速道路株式会社 (2017年4月3日). 2017年4月3日閲覧。
- ^ 都道首都高速1号線等に関する協定の一部を変更する協定 一般国道17号(新大宮上尾道路(与野~上尾南))(埼玉県さいたま市中央区円阿弥一丁目から埼玉県上尾市堤崎まで)に関する工事の内容及び工事に要する費用に係る債務引受限度額、別紙1-24、ページ49/98、「(ロ) 工事の完成予定年月日 平成39年 3月31日」
- ^ a b c d 堀江興「東京の高速道路計画の成立経緯」『土木計画学研究・論文集』第13巻、土木学会、1996年、1-22頁、doi:10.2208/journalip.13.1。
- ^ 対談「東京都における都市計画の夢と現実」 「時の流れ都市の流れ」所収 1973年 403頁
- ^ 1958年(昭和33年)4月29日付け読売新聞
- ^ 1959年(昭和34年)2月25日付け官報 日本道路公団工事開始公告
- ^ 普通車で二百円に 通航量値上げ『朝日新聞』1969年(昭和44年)11月26日朝刊 12版 15面
- ^ 『高速10号晴海線(下り)豊洲料金所他22料金所において料金精算機を導入します』(プレスリリース)首都高速道路株式会社、2013年1月15日 。2013年2月8日閲覧。
- ^ “都心環状線 呉服橋出入口・江戸橋出入口を2021年5月10日(月)午前0時に廃止します 〜首都高速道路日本橋区間地下化事業〜”. 首都高速道路 (2021年1月26日). 2022年1月4日閲覧。
- ^ “2022年4月首都高速道路の料金所のうち、34箇所が新たにETC専用になります 〜3月1日から5箇所、4月1日から29箇所で開始します〜”. 首都高速道路株式会社 (2021年12月10日). 2022年4月3日閲覧。
- ^ 規制速度決定の在り方に関する調査研究検討委員会『平成19年度 規制速度決定の在り方に関する調査研究 報告書』(レポート)2008年3月。 オリジナルの2018年6月18日時点におけるアーカイブ 。
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- ^ “平成24年1月1日より首都高の料金は距離別料金に移行しました”. 首都高ドライバーズサイト. 首都高速道路株式会社 (2012年1月1日). 2012年1月1日閲覧。
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- ^ 都道首都高速1号線等に関する協定の一部を変更する協定(2016年2月29日付け) (PDF, 309KB) 別紙8 料金の額及びその徴収期間 〔4〕料金の徴収期間 ページは、別紙8の表紙を含めて第17ページ目
- ^ 都道首都高速1号線等に関する協定の一部を変更する協定(2016年2月29日付け) (PDF, 557KB) 別紙8 料金の額及びその徴収期間
- ^ 首都高速道路株式会社が管理する高速道路に係る高速道路利便増進事業に関する計画 (PDF, 83KB) - 日本高速道路保有・債務返済機構、2011年3月11日
- ^ 首都高速道路の料金改定の経緯 (PDF, 590KB) - 国土交通省
- ^ 第101回道路審議会「都市高速道路の料金体系のあり方等についての答申」 - 国土交通省、2000年11月30日
- ^ 道路関係四公団民営化の基本的枠組みについて(平成15年12月22日政府・与党申し合わせ) (PDF, 388KB) - 国土交通省
- ^ 第5回 今後の有料道路のあり方研究会 資料2-1 首都高速道路の意見募集要領 (PDF, 541KB) - 国土交通省
- ^ 都道首都高速1号線等に関する協定 別紙8「料金の額及びその徴収期間」 (PDF, 73KB) - 日本高速道路保有・債務返済機構
- ^ 事業許可 別紙-21 「料金の額及びその徴収期間」 (PDF, 62KB) - 首都高速道路株式会社
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- ^ 「安心実現のための緊急総合対策」に関する政府・与党会議、経済対策閣僚会議合同会議
- ^ 安心実現のための緊急総合対策(本文) (PDF, 416KB) - 内閣府
- ^ 平成20年10月30日、新たな経済対策に関する政府・与党会議、経済対策閣僚会議合同会議
- ^ 129KB (PDF) - 首相官邸
- ^ 首都高速道路株式会社が管理する高速道路に係る高速道路利便増進事業に関する計画 (PDF, 38KB) - 日本高速道路保有・債務返済機構、2009年2月24日
- ^ 平成22年度高速道路無料化社会実験計画(案) (PDF, 1.68MB) - 国土交通省、2010年2月2日
- ^ 高速道路の再検証結果と新たな料金割引 (PDF, 891KB) - 国土交通省、2010年4月9日
- ^ 高速道路の当面の新たな料金割引について (PDF, 233KB) - 国土交通省、2011年2月16日
- ^ 高速道路の当面の新たな料金割引に関する計画(案)について意見募集を開始します (PDF, 2.95MB) - 日本高速道路保有・債務返済機構、2011年2月25日
- ^ “首都高、定額制料金やめます 12年1月から距離制に”. asahi.com (朝日新聞社). (2011年10月21日)
- ^ 奥田副大臣会見要旨(2011年10月24日) - 国土交通省
- ^ 都道首都高速1号線等に関する協定の一部を変更する協定(平成23年6月13日付け) (PDF, 903KB)
- ^ 「都道首都高速1号線等に関する事業」別紙-22(平成23年11月2日変更許可) (PDF, 501KB) - 首都高速道路株式会社
- ^ 『ETCを付けなくても距離別料金を適用可能なシステム(「首都高X(エックス)」)の検討を進めています 〜 「首都高X通信器」の第1号試作機が完成 〜』(プレスリリース)首都高速道路株式会社、2007年10月22日 。
- ^ “ETC2.0くん PORTAL SITE”. 首都高速道路株式会社. 2023年3月13日閲覧。
- ^ “首都高本線で信号待ち? いまや幻、江戸橋JCTの信号機 設置の経緯と撤去できたワケ”. 乗りものニュース (2017年6月24日). 2020年8月10日閲覧。
- ^ “首都高「初見殺しの合流」5選 短すぎる加速車線 右合流 一時停止も”. 乗りものニュース (2020年8月10日). 2020年8月10日閲覧。
- ^ 首都高トールサービス神奈川株式会社
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